来客時やイベント時に必要となることが多い布団ですが、わざわざ、そのために購入するかどうかは悩ましいところです。そこで便利なのが、布団のレンタルサービス。レンタルで必要な泊数・組数だけ用意しておけば、購入するよりも安く済む可能性があります。
「1泊のみ、1組のみのレンタルは難しいのでは?」と感じる方は多いかと思いますが、実は1泊1組からレンタルしてくれるサービスは多いです。対象エリアであれば配送してくれるため、わざわざ購入した布団を運ぶ手間は不要です。
本記事では、そのような布団レンタルの魅力を含め、おすすめのレンタルサービスについて紹介します。個人でも法人でも利用できるサービスがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
布団をレンタルできるサービスはある?
あまり知られていませんが、布団をレンタルしてくれるサービスは意外と多いです。布団や毛布といった単体でのレンタルはもちろん、枕や敷布団・シーツ類などがすべて揃ったセットでの貸し出しもあり、1泊1組から利用できることがほとんど。
来客用に布団を備えておいても、場所を取ったり購入したのに使わなかったりしたらもったいないでしょう。
わざわざ事前に購入せずとも、布団のレンタルサービスなら急な入用のタイミングで申し込むだけ。手間もかからないうえ、出費も抑えられる非常に便利なサービスです。
ただし、住んでいる地域によっては、布団の配送ルート外になる可能性があります。利用を考えている人は、事前に対象地域かどうかは確認しておきましょう。
個人でも法人でも利用できることが多い
布団のレンタルサービスは、個人だけが対象ではありません。レンタル業者の多くは個人・法人どちらにも対応しているので、社内の仮眠室用だったり、学校の合宿で使ったりする目的で申し込むことができます。
法人専用のサービスでは、個人対象の業者より安くレンタルすることが可能です。一般家庭の来客用だけでなく、幅広い用途で布団のレンタルサービスは役立つでしょう。
1泊1組から用意してくれることが多い
なかには「1泊1組の申し込みはできない」と思う方がいるかもしれませんが、実は布団レンタル業者の多くは1泊1組からレンタル可能です。そのため、迷惑とは考えずに気軽に利用を申し込みましょう。
ただし、短期利用と長期のレンタルでは、料金に差が出ることが多いです。基本的には、長期になるほど料金はお得になるため、短いスパンで定期的に借りる予定であれば、初めから長い期間で申し込むほうが良いかもしれません。
布団のレンタルはどんなときに役立つ?
布団のレンタルサービスは、次のようなシーンで役に立ちます。
- 急な来客
- 引越しで新しい布団がまだ用意できていないとき
- 部活動の合宿
- 企業の泊まり込み研修
最近では新型コロナウイルス感染防止対策として、合宿や研修などの宿泊時に部屋数を増やし、密集することを避けるシーンが多いです。そのため、ベッドが足らずに布団のレンタルが必要になるとも考えられるでしょう。
環境の変化や急な来客など、いつもと違うシーンで布団のレンタルは役に立つはずです。
布団をレンタルできるおすすめサービスの比較一覧表
いざ布団をレンタルしようと考えても、対応してくれる業者が多く、どこを選べばよいのか迷ってしまうものです。
そこで布団をレンタルできるおすすめのサービスを7選紹介します。料金や送料など、いくつかの項目をまとめた比較表を用意したので、ぜひ参考にしてみてください。
サービス名 | 店舗紹介 | ロゴ | 評価 | 個人利用 | 法人利用 | 料金 | 最低レンタル期間 | 最低レンタル組数 | 送料 | 対象エリア | 補償 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
かして!どっとこむ | ★ 3.0 | 〇 | × | 11,770円~(30日) | 1泊~ | 1組~ | 要確認 | 全国 | 要確認 | ||
ふとんレンタル.com | ★ 4.2 | 〇 | 〇 | 1泊6,050円~ | 1泊~ | 1組~ | 負担なし(自社配送の場合) | 東京、埼玉、千葉、神奈川、茨木、愛知 | 要確認 | ||
HAKKO | ★ 4.1 | 〇 | 〇 | 1泊3,300円~ | 1泊~ | 1組~ | 4,000円~ | 東京、大阪 | 要確認 | ||
布団宅配.com | ★ – | 〇 | 〇 | 3泊4,940円~(送料込み) | 3泊~ | 1組~ | 2,200円~ | 全国 | 要確認 | ||
hatchi | ★ – | 〇 | 〇 | 6,490円~(5泊) | 1泊~ | 1組~ | 2,530円~ | 全国 | 要確認 | ||
ダスキンレントオール | ★ 4.4 | × | 〇 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 東京、埼玉 | 要確認 | ||
東京レンタルライフ | ★ 3.0 | 〇 | × | 1泊3,278円~ | 1泊~ | 1組~ | 無料(置き配便) | 東京 | 要確認 |
※口コミ評価はウリドキやGoogle、その他サイトの情報を参考にしています
かして!どっとこむ
サービス紹介
「かして!どっとこむ」は、さまざまなアイテムを提供しているレンタルサービスです。布団レンタルは、30日11,770円から申し込みが可能で、期間中であれば何日利用しても価格はかわりません。そのため、1泊で返却するよりかは、30日使い続けるほうがお得です。
また、発送時に布団は丸洗いしてもらえるうえ、カバーに関しては新品を貸し出してくれます。安心・安全に布団を使用できるのも、「かして!どっとこむ」の魅力ですね。
山岳部を除き、全国各地に配送してもらえるので、単身赴任などで布団の購入を考えている人は、「かして!どっとこむ」を申し込んでみてはいかがでしょう。
サービス詳細
かして!どっとこむ | |
---|---|
最低レンタル期間 | 1泊 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 要確認 |
公式サイト |
ふとんレンタル.com
サービス紹介
ふとんレンタル.comは、自社生産している布団を貸し出しているレンタルサービスです。1泊1組からレンタル可能で、個人の利用でも6,050円からとリーズナブル。さらに企業など法人契約で長期利用なら、1泊あたり2,079円まで安くなります。
自社生産している布団のレンタルなので、品質管理が行き届いている清潔なものを借りられることが魅力です。自宅への配送依頼なら無料で利用でき、交通状況次第では最短当日から借りられるスピーディな対応も嬉しいポイント。
関東地方中心のサービスですが、対象地域外も相談可能なので、まずは一度問い合わせてみてくださいね。
サービス詳細
ふとんレンタル.com | |
---|---|
最低レンタル期間 | 1泊 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 無料 ※時間指定可能な宅配便利用時は料金発生 |
公式サイト |
HAKKO(白光)
サービス紹介
HAKKOは、創業60年を誇る株式会社白光が提供している布団のレンタルサービスです。1泊1組から利用でき、料金は3,300円からと非常にお得です。また、学生向けのプランも提供しており、ひとり暮らしなどで初期費用を抑えたい方にもおすすめ。
布団のセットはもちろん、高級布団や座布団・毛布の単品レンタルもできるので、幅広い用途で利用できるサービスですよ。東京・大阪エリア限定のレンタルサービスですが、該当する方はぜひ公式サイトを確認してみてくださいね。
サービス詳細
HAKKO | |
---|---|
最低レンタル期間 | 1泊 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 4,000円~ |
公式サイト |
布団宅配.com
サービス紹介
布団宅配.comは、全国対応の布団レンタルサービスです。個人・法人に関わらず、3泊4日から布団のレンタルができ、業界最安値の料金が魅力。
配送する地域にもよりますが、送料込みで4,940円からレンタルできるので、急な来客などで布団が必要な際にピッタリです。また、法事や講演会用として座布団やひざ掛けのレンタルもあり、幅広い用途で利用できます。
一般的な布団や少し高級なものなど、種類やプランも多くあるので、ぜひお気に入りのセットを見つけてみてくださいね。
サービス詳細
布団宅配.com | |
---|---|
最低レンタル期間 | 1泊 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 2,200円~ |
公式サイト |
hatchi(ハッチ)
サービス紹介
hatchiは、高級布団を中心に貸し出しを行っているレンタルサービスです。送料は2,200円~、レンタル布団は6,490円(5泊)からレンタルできるので、非常にリーズナブルだと言えます。もちろん、1泊1組での利用や長期レンタルも可能。
大阪・東京・北海道に支店があるサービスなので、近場の方は予約状況次第で当日レンタルできる可能性もあります。急ぎで必要な方は、まずは気軽に相談してみましょう。
hatchiの魅力は、なんといっても高級品をレンタルできることです。一番リーズナブルなセットでも、上質な羽毛布団をレンタルできるので、高級品を買う前にお試しで借りても良いかもしれません。
急な来客だけでなく、幅広い用途でhatchiの布団レンタルをぜひ試してみてください。
サービス詳細
hatchi | |
---|---|
最低レンタル期間 | 1泊 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 2,530円~※長期利用は送料無料 |
公式サイト |
ダスキンレントオール
サービス紹介
法人で布団のレンタルを考えているなら、「ダスキンレントオール」がおすすめ。
ダスキンレントオールは、イベント時などの備品貸し出しを行っているサービスです。東京・埼玉限定のサービスですが、布団を大量にレンタルできるため、合宿などで組数を多く用意したいときに適しているでしょう。
料金や送料は、申し込み時期や泊数などで変わってきます。基本的には多く布団をレンタルするほどお得になるので、まとめての依頼がおすすめです。
また、「マットレス」がついてくることも、ダスキンレントオールを利用するメリットと言えますね。
サービス詳細
ダスキンレントオール | |
---|---|
最低レンタル期間 | 要確認 |
最低レンタル組数 | 要確認 |
送料 | 要確認 |
公式サイト |
東京レンタルライフ
サービス紹介
日本を代表する寝具ブランド「西川」の布団をレンタルできるサービスが、「東京レンタルライフ」です。
西川ブランドが誇る高級ラインの羽毛布団を提供してくれるので、来客に関係なく、気分を変えるために申し込んでみるのもおすすめ。高級布団ながら、1泊1組3,278円から借りられる良心的な値段が魅力的です。
送料に関しては、時間指定ができる宅配便は有料ですが、置き配便を利用すれば自己負担は一切なし。送料分の出費を抑えられるので、気にならない方はこちらを選びましょう。
配送地域は都内に限定されてしまいますが、多くの方は日常で高級布団を使用する機会は少ないはずです。都内に在住の方は、この機会に一度、高級布団レンタルを試してみてはいかがでしょう。
サービス詳細
東京レンタルライフ | |
---|---|
最低レンタル期間 | 1泊 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 無料(置き配便) |
公式サイト |
布団もある家具レンタルのサブスクサービス
先ほど紹介したレンタルサービス以外にも、布団を借りられるところがあります。それは、家具や家電などをサブスクでレンタルしているサービスです。
サブスクサービスのため、気に入った商品はそのまま購入したり、月額料金を払い続けることで長期レンタルできたりすることが特徴。ここでは、布団がレンタルできるサブスクサービスについて、おすすめの業者を2選紹介します。
flect
サービス紹介
flectは購入検討型サブスクサービスとして、布団や家具を提供している業者です。レンタル期間は2年間で、契約終了時に購入・返却を決めることができます。また、2年間レンタルし続けたとしても、通常販売価格を上回らないため、普通に購入するよりお得なことが特徴。
さらにflectの家具はすべて新品を貸し出してくれるうえ、期間中の汚れや傷などに対する弁済は一切ありません。子どもやペットが居る家庭でも安心して利用できるでしょう。
布団はもちろんのこと、ベッドやソファ、家電など種類は豊富。ひとり暮らしなどで布団の購入を考えている人は、まずはflectのレンタルを試してみてはいかがでしょう。
サービス詳細
flect | |
---|---|
最低レンタル期間 | 2年 |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 要確認 |
公式サイト |
subsclife
サービス紹介
subsclifeは、寝具をはじめとする家具や家電などを月々500円から借りられるサービスです。
レンタル期間は3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月・24ヵ月から選べ、人気ブランドやデザイン家具など、豊富な種類のなかから借りることができます。また、契約時の送料は無料なので、初期費用を抑えられることも特徴のひとつ。
返却時は集荷サービスがあり、送料は一切かかりません。気に入った布団は、そのまま購入することも可能なので、まずはお試しで利用してみるのもおすすめです。
サービス詳細
subsclife | |
---|---|
最低レンタル期間 | 3ヵ月~ |
最低レンタル組数 | 1組 |
送料 | 無料 |
公式サイト |
近隣のふとん店でレンタルできることもある
先ほど紹介した布団のレンタルサービス以外でも、実は各地域のふとん店で貸してもらえることがあります。今ではあまり見なくなりましたが、商店街などにふとん店がある地域もあるでしょう。
基本的には販売のみなので断られることが多いですが、なかには気軽にレンタルを受けてくれる場所もあります。一概には言えませんが、レンタルサービスの配送外地域など、借りたくても借りられない方は一度相談してみても良いかもしれません。
布団をレンタルするときの注意点
布団のレンタルをするときは、次のポイントには注意しておいてください。
- 対象エリア内かどうかを確認しておく
- 予定が分かった時点で早めに申し込みをする
- 汚れや破損などに対する補償サービスを確認しておく
それぞれ詳しくみてみましょう。
対象エリア内かどうかを確認しておく
布団のレンタルは、基本的に業者が必要な組数を配送してくれます。
しかし、すべての地域へ配送できるわけでないため、一部の場所は申し込みを断られるかもしれません。特に都市部から離れている郊外などは可能性が高く、いざ必要なときに借りられないということがないよう、事前に確認しておくことが大切です。
配送の対象エリアは業者ごとに異なるので、いくつかのサービスを見比べておきましょう。
予定が分かった時点で早めに申し込みをする
レンタル業者によって異なりますが、なかには申し込みを受けてから一度クリーニングをして貸し出すサービスがあります。
こういった業者の場合、配送までに時間がかかり必要な日に間に合わないかもしれません。最悪の事態を避けるためにも、布団のレンタルが必要な日がわかったタイミングで、早めに申し込むことが大切です。
汚れや破損などに対する補償サービスを確認しておく
布団は汚れやすいため、意図せずにシミをつけてしまうことがあります。また、何かに引っかけて破損させてしまうかもしれません。
レンタル布団で汚れ・破損が起こると、弁済が必要になるかもしれないので、あらかじめ補償サービスについては確認をしておきましょう。
なかには高級布団をレンタルできるサービスもあります。「購入したほうが安く済んだ」と後悔しないよう、補償サービスには加入しておくことが大切です。
個人でも1泊1組から気軽に布団レンタルができる
あらかじめ予備の布団を用意しておくと、出費がかさんだり場所を取られたりと、いろいろデメリットは多いです。
布団のレンタルなら急な来客などに対応できるうえ、出費も抑えることができます。個人でも1泊1組からレンタルできるサービスが多いので、まずは気軽に利用してみましょう。
この記事を参考に、ぜひ布団のレンタルサービスを一度試してみてください。