まずは査定額を聞く
ロレックスは資産価値が高いから、投資目的で購入する人もいると聞いたことはないでしょうか。ロレックス投資という言葉があるほど、資産価値は安定していて、ときには購入時より資産価値が上がることも。
実際ロレックスの定価は2002年、2007年、2015年と上がり続けているにもかかわらず、その価格を上回る買取金額で買取を行う専門店が多くあります。
しかしロレックスをきちんと調べずにブランドだけを見て購入すると、資産価値が落ちてしまうモデルだったということにもなりかねません。また保管方法や使用方法が悪く、買取時に時計の状態があまり良くない状況になることもあります。
時計の資産価値を落とさないためにも、投資目的で時計を購入するときは、適切なモデルを適切なタイミングで購入しなければなりません。
この記事を読むと資産価値の高い時計や、時計の資産価値をキープする正しい方法がわかるでしょう。投資するモデルを購入する前に、ぜひ参考にしてみてください。
時計は使用していくにつれて劣化するため、購入時をピークとして資産価値は下がっていきます。
しかしロレックスは高い技術力と老舗のブランド力で、多くの人に長年愛されるブランドです。そのため中古市場においても人気が高く、資産価値が衰えません。
それどころか定価以上に高値で買取されるモデルまであり、購入時より資産価値が高まる時計もあります。
ゆえに、使用目的ではなく投資目的にロレックスを所有するロレックス投資という動きもあるほど、ロレックスの資産価値は高く、安定しているのです。
全体的に資産価値が高いロレックスの時計のなかでも、特に資産価値が高い時計をランキング形式で紹介します。なかには定価の倍以上の価値がある時計も。
今は手に入れるのも難しい時計もありますが、ロレックス投資を考えている人は参考にしてみてくださいね。
なお、価格は2023年4月時点での情報です。
最大時速400マイル、または時速の平均速度を測定するためのタキメーターベゼルが搭載されたモデルです。定価は1,757,800円ですが、買取店での買取相場は3,668,000円と2倍以上の価格で買取されています。
正規店で入荷してもすぐ完売を繰り返している人気モデルで、定価で購入することはほとんど不可能でしょう。
出典：【2023年4月最新版】ロレックス定価一覧表｜PiAZO、ロレックス 買取価格相場｜なんぼや
2000年から2016年にかけて生産されたロングセラーモデルです。ロレックス自社製自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載しています。
定価1,242,000円で販売されていたモデルですが、2023年現在の買取相場は2,868,000円です。2016年に廃盤になったこともあり、今後、買取価格がさらに上がってくることも考えられます。
出典：ロレックス コスモグラフ デイトナ 116520｜宝石広場、ロレックス 買取価格相場｜なんぼや
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GMTマスターⅡ126710BLROは2019年に発表されたモデルで、オイスターブレスと5列のジュビリーブレスレットが選べるのが特徴の時計です。2カ国の時間を同時に表示できるGMT機能搭載のため、国際的に活躍する人に人気があります。
定価はジュビリーブレスレットで1,296,900円、買取相場は2,311,000円です。
出典：【2023年4月最新版】ロレックス定価一覧表｜PiAZO、ロレックス 買取価格相場｜なんぼや
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ブラック×ブラウンという色味から、カフェオレとも呼ばれるモデルです。深みのあるブラック文字盤の色味と、ブレスレットに採用されたエバーローズゴールドが、上品でほかにはない独自性があります。
2023年4月現在の定価は1,920,600円、買取相場は2,762,000円。ムーブメント、ブレスレットの素材などにロレックスの特許技術が詰まった、魅力あるモデルです。
出典：【2023年4月最新版】ロレックス定価一覧表｜PiAZO、ロレックスGMTマスターRef.126711CHNR買取価格相場｜なんぼや
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潜水艦の名の通りダイビングにも使える、防水性、耐久性に優れたモデルです。道具なしでブレスレットの長さを変えられるシステムを搭載していて、普段使いとダイビングスーツの上からの着用、両方を楽しめます。
定価は943,800円、買取相場は1,475,000円。2020年に生産停止となっていて、価値が上がってきているモデルの一つです。
出典：ロレックス サブマリーナーデイト 116610LN｜宝石広場、サブマリーナーRef.116610LN買取相場｜なんぼや
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ロレックスで唯一のパイロットモデル、GMTマスターシリーズのなかでも、普段使いしやすいといわれるモデルです。
ステンレス素材でできていて、耐久性がよく、比較的安価。文字盤ロゴと24時間針にグリーンが取り入れられているところに、遊び心を感じます。
定価は864,000円、買取相場は1,496,000円です。
出典：ロレックス GMTマスターII 116710LN｜宝石広場、ロレックス 買取価格相場｜なんぼや
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ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンを前面に打ち出したデザインが、ほかにはない独自性を感じるモデルです。
カジュアルな場にもオフィシャルな場にもフィットし、耐久性や耐傷性があり実用的であるところが魅力。もちろんサブマリーナーらしく、防水性も優れています。
定価は1,284,800円、買取相場は2,515,000円です。
出典：【2023年4月最新版】ロレックス定価一覧表｜PiAZO、ロレックスサブマリーナーRef.116610LV買取相場｜なんぼや
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エクスプローラーとは冒険者を意味する単語で、冒険家や登山家が利用する時計として作られました。カレンダーがないシンプルな文字盤で、ただ時間を正確に、一瞬で確実に確認できることに重心を置いたモデルといえます。
定価は669,600円、買取相場は1,112,000円。2016年以降のモデルは文字盤の数字がより見やすいよう加工されており、旧モデルに比べて価値が高い傾向があります。
出典：ロレックス エクスプローラー 214270｜宝石広場、ロレックス 買取価格相場｜なんぼや
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開発時はプロの潜水士用に作られ一般販売はしていなかったモデルです。水深1,220mまで耐えられる防水性能を誇ります。
シードゥエラー126600は2017年から販売が始まり、2023年4月時点で定価は1,570,800円です。買取相場は1,774,000円なので、状態によっては定価同等かそれ以上の資産価値を有するといえるでしょう。
出典：ロレックス シードゥエラー 126600｜宝石広場、ロレックス 買取価格相場｜なんぼや
2008年に前身モデルがロレックス初のチタン採用モデルとして発売されました。そして2018年にデザインはほとんどそのままで、ムーブメント部分を変更したのがディープシー126660です。
2023年4月現在の定価は1,538,900円、買取相場は1,320,000円。耐蝕性と、機械式時計のなかでは最高レベルの防水性を兼ね揃えた実用的なモデルです。
出典：ロレックス シードゥエラーディープシー 126660｜宝石広場、ロレックスシードゥエラーRef.126660買取価格相場｜なんぼや
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ロレックスは男性向け腕時計のイメージが強いブランドではないでしょうか。実際男性向けのモデルが多く、資産価値の高さも男性モデルのほうが上です。
しかし女性向けモデルのなかにも資産価値が高いといえる時計があるので、一部紹介します。
ロレックスのスタンダードなモデル、オイスターパーペチュアル。女性に人気のあるかわいらしく華やかな文字盤のデザイン性と、ロレックスの高い技術力を兼ね揃えた実用的な時計です。
定価は532,400円、買取相場は570,000円程度。シンプルな文字盤で、時間を正確に早く理解することに特化した時計です。
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男性にも人気があるモデルであるデイトジャストのなかで、ケース径が28mmのサイズをレディデイトジャストといいます。ゴールド、シルバー、ピンクといった、肌になじむ柔らかなブレスレットカラーと華やかな文字盤が人気の理由です。
定価は820,600円、買取相場は550,000円前後。ロレックスの女性向けモデルの代名詞として、需要がある時計です。
カメレオンは1950年代から60年代にかけて製作された腕時計です。カメレオンという名の通り、ベルト部分をファッションに合わせて変えられるという斬新なアイディアがデザインに反映しています。
カメレオンはかなり昔に生産終了しているので、買取金額に差が出やすい状態ですが、おおよそ80,000〜100,000円前後で買取される場合が多いようです。
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ほとんどの時計が使用することで資産価値が下がっていくなか、ロレックスが資産価値を維持したり高めたりできるのはなぜでしょう。
ここではロレックスの資産価値が下がらない時計とはどんな時計か。その理由をみていきます。
ディスコンモデルと呼ばれる、生産が既に停止してしまっているモデルなどは資産価値が下がりづらい傾向があります。それは新しく供給されることがないからです。
新しくディスコンモデルを持ちたい場合は、中古品を探さなくてはなりません。そのため中古市場の需要が増え、資産価値も少しずつ高くなっていくのです。
ロレックスの時計は「ドレスウォッチ」と「スポーツウォッチ」に分けられます。なかでも男性向けスポーツウォッチは供給量が少なく、需要が高いため資産価値が高いです。
代表的なモデルはデイトナ、GMTマスター、サブマリーナ―などが挙げられます。それらのなかでも期間限定で販売されたモデルなど数が限定されているモデルは、さらに希少価値が高い傾向です。
ロレックスの時計のなかで、ステンレス素材で作られたものはほかの素材に比べ、定価が安い傾向があります。中古市場においてもステンレス素材の時計は販売価格が安め。
そのためステンレス素材の時計に需要が集まり、資産価値が高まっているのです。特にステンレス素材のスポーツウォッチは人気が高く、買取時の相場も定価の2倍程度になることがあります。
多くの時計は使えば使うほど、時計としての価値は下がっていきます。しかしロレックスの時計は価値が下がらないどころか、定価より高い価格で買取られることも。なぜ価値が下がらないのか、理由を4つ紹介します。
ロレックスは高級腕時計ブランドを代表する存在であり、セレブにもファンが多いブランドです。ハリウッドスターや世界的ミュージシャンが愛用したモデルなどが数多く存在します。
そんなロレックスの時計を持つということは、今やステータスの一部です。憧れの人と同じ時計を持ちたい、身につけたいという人たちの多さが価値を高めています。
ロレックスは新モデルが発表されても、大きくデザインが変化することはあまりありません。中古品と新品に見た目の差がつきづらいのが特徴です。
ロレックスの定価はさまざまな理由から上がり続けています。そのためデザインに変化がなく、価格が少しでも安い中古品の需要が高くなり、価値が下がりづらくなっているのです。
ロレックスは技術力が高く、壊れたり時計がズレてきてしまったりすることは、あまりありません。また、独自のオイスターケースという技術により防水性にも優れていて、水が原因での故障も考えづらいです。
多様な場面で使用しても壊れたり故障したりしづらいので使いやすいことが、ロレックスの人気を高めています。
ロレックスは精巧な技術を要する時計のため、生産量が多くありません。現状では需要のほうが供給量を上回っています。
そのためロレックスを購入するために中古品を求める人が多くなり、中古市場でもロレックスの需要が増えたのです。売値が高くてもロレックスの時計はよく売れるので、買取店が買取をする際の価格も高くなっています。
ロレックスは劣化しづらく、資産価値がなかなか落ちづらい時計ではありますが、買取時の状態によっては価値が下がってしまうこともあります。
それを避けるためにも、使用しているときから気をつけなければならないポイントは3つです。
時計の正しい保管場所は、磁気、電磁波、直射日光、湿気を避けられる場所です。磁気や電磁波は時計の構造部に影響を及ぼす可能性があります。
直射日光や湿気は日焼けや外観の劣化を招いてしまうことも。防虫剤と一緒に引き出しにしまうのもよくありません。
劣化を防ぐために、使用後は必ず柔らかい布で汚れをふき取り、正しい場所で保管しましょう。
時計の買取価格は世界の経済状況に大きく左右されます。不況のときは現金が必要になり、時計を現金化したいと考える人が増えるためです。
また、新作モデルが発表された直後は、旧モデルの価値が下がる傾向もあります。買取日の為替のレートが資産価値に与える影響も少なくありません。
これらの要因で下がった資産価値はいずれ回復するので、そのタイミングを待ちましょう。
買取店で査定を受けるときに重要なのは、新品の状態に近いことです。
購入した店舗のレシート、ギャランティーカード、外箱、保証書、調整で外したベルトなど、時計の付属品はすべて保管しておき、買取の際は時計と一緒に買取に出しましょう。
もちろん保証書やギャランティーカードがなくても買取は可能です。万が一なくしてしまった場合は、時計の価値を正しく鑑定できる専門家がいる買取店を利用するといいでしょう。
ロレックスの資産価値が高い時計ランキング、資産価値が下がらない理由、資産価値が高いモデルの特徴などを紹介しました。
時計を現金化する際に買取店を慎重に選びましょう。2023年4月現在、定価の2倍以上の資産価値をもつ腕時計もあるので、タイミングを図って手放すことができれば、大きく資産を増やせるかもしれません。
ロレックスの購入を検討している人は「ゆきざき」がおすすめです。ロレックス以外にもフランクミュラー、ジャガー・ルクルト、ランゲ＆ゾーネなど高級ブランド時計を数多く取り扱っています。
