電気代を安くしたい人必見!電気代を節約するポイントを紹介

節約

世界情勢が不安定ななか、どんどん上がる電気代を安くしたいという悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。一人暮らしや一軒家など、居住形態を問わず電気代が軒並み値上がりし、家計の負担になって悩んでいる人が増えています。

しかし電気代は、工夫次第で少しずつ安くすることが可能です。無理のない範囲で、節約のポイントを抑えるだけでも、年間の電気代が数千円、数万円抑えられることも。

本記事で紹介するのは、電気代を安くしたいという人におすすめの節約方法です。生活のなかでの節約方法だけでなく、電気代を抜本的に見直すための、おすすめ新電力会社や契約プランの見直し方法についてもあわせて紹介します。

電気代を少しでも安くしたいとお悩みの方は必見です。

2023年の電気代はさらに上がる?

電気代の請求書

2023年、まだまだ世界情勢が不安定ななか、燃料費高騰のあおりを受け電気代がさらに上がることが予想されています。

既に2022年に電気代が値上がりした大手電力会社が多くありますが、更に2023年の4月あるいは6月に値上げを申請し、値上げが決定している会社も。

政府が電気代高騰を受けて補助金を出し、電気代を2023年1月~8月までは1lWh当たり7円、9月は3.5円下げています。しかしそのあとの補助は未定で、今後電気代が安定する見通しは立っていません。

電気代を安くしたい!簡単にできる工夫ポイントは?

電気代は日々の積み重ねなので、ちょっとした工夫を重ねることで安くすることが可能です。

ここでは今すぐできるものから、検討が必要な物まで、さまざまな工夫を紹介していきます。無理なく取り入れられそうなものから順に、生活の中に取り入れていくようにしましょう。

電化製品の使い方を見直そう

すべての電化製品を節約して使用する方法として共通しているのは使用しないときはプラグを抜くということです。

冷蔵庫など常に動かさなければならないものは難しいですが、使用する時間が限られているものは、できるだけ抜くようにしましょう。

エアコン

  • 自動運転にする
  • サーキュレーターや扇風機を併用する
  • 短時間の不在ならつけっぱなしにする
  • フィルターと室外機周辺の掃除をする
  • 設定温度を調整する
  • 使用時間を短縮する

エアコンは家電のなかでも消費電力が大きく、工夫をすることで電気代の節約につながりやすい家電です。

節電のためにエアコンは使わないという人もいますが、健康面においておすすめできません。上記のポイントを守ることで、使用を控えなくても電気代を抑えられますよ。

冷蔵庫・冷凍庫

  • 冷蔵庫の中身を詰め込まない
  • 冷凍庫は中身をある程度入れておく
  • 壁から離して設置する
  • 夏以外の庫内の温度設定を弱にする
  • ドアの開閉は少なくする

冷蔵庫はまめに電源を落とせないので、省エネ運転を心がけることが節電のコツです。冷蔵庫は庫内の空気が循環するよう、中身を詰め込まないようにしましょう。一方冷凍庫は庫内の温度が下がりづらいよう、中身を詰めておかなければなりません

庫内の温度設定は夏以外は弱にして、ドアの開け閉めを最小限で運転することで、庫内温度が上がることを防ぎながら使用しましょう。

炊飯器

  • 保温を使わない
  • まとめて炊飯して、冷凍保存

炊飯器は米を炊く時間以外は電力を消費させないことが節約のコツです。米が炊き終わったら、すぐに食べない分は小分けして、粗熱がとれたら冷凍庫で保管します。

保温機能は米の味が落ちてしまい、電力も消費するので極力使用しないように心がけましょう。

洗濯機、乾燥機

  • 庫内の量が8割に収まる程度にまとめて回す
  • 乾燥機はできるだけ使わない
  • 電気代が安い時間に回す

洗濯機、乾燥機は一度の消費電力が大きい家電です。使用頻度を下げることが一番の節約のコツ。庫内の衣服の量が8割程度になるように衣服をまとめて回しましょう。

夜間や早朝など、電気代が安い時間帯があるプランの場合は、その時間に回します。乾燥機は乾きづらいものや急ぐときなど、必要なときしか使わないように心がけましょう。

テレビ

  • 明るさを調整する
  • つけっぱなしにしない

テレビはついつけっぱなしにしてしまう家電ですが、節約のためにはテレビを見ていない時間帯はマメに消すように心がけましょう。

またテレビの画面の明るさを少し暗めに設定するだけで、電気の節約になります。部屋を明るくし、テレビが見られる範囲で明るさを調整してみましょう。

トイレ

  • 便座ヒーターは冬だけ使う
  • 便座ヒーターの温度は低温設定

トイレで電気を節約できるポイントは、便座のヒーターです。ヒーターをオンにしておくと、常に便座を温め続けることになってしまいます。ヒーターが必要ない季節は切っておくようにしましょう。またヒーターが必要な季節でも、温度を低く設定しておくことで、高温運転時よりは節約ができます。

PC

  • つけっぱなしにしない
  • スクリーンセーバーにしない
  • スリープモードを活用して必要以上に電源を落とさない

パソコンをよく使うという人は、パソコンの消費電力も気にしましょう。しばらく使用しないときは電源を落とします。短時間席を離れるときはスリープモードにしておくと、節電が可能です。

スクリーンセーバーを設定している人もいますが、スクリーンセーバーが動いているとスリープモードにならず、電力を消費し続けます。設定は切っておいたほうが、節電にはおすすめです。

その他の暖房器具

  • 場所に応じた暖房器具を選択する

暖房器具は消費電力が大きいものが多く、冬場の電気代に困っている人も多いのではないでしょうか。暖房器具の節約のためには、適切な器具を適切な場面で使用することが重要です。

例えば家族がいるリビングダイニングを温めるときはエアコン、ひとりだけの空間を温めるならヒーター、足元を温めたいならこたつなど。必要以上に電力を使って温める範囲を広くすることがないよう工夫することが節電のコツです。

電気代の支払方法を見直そう

電気代を口座引落で支払っている場合は、ポイントが溜まる支払い方法に変更しましょう。例えばクレジットカードや、PayPayなどのコード決済などが該当します。

直接電気代の節約にはなりませんが、電気代の支払い分ポイントが溜まり、ポイントを買い物に使用してお得に買い物をすることが可能です。

家電を買い替えよう

家電の最新機種は、どんどん消費する電力が少ない省エネ家電に変化していっています。

例えば10年前のエアコンから最新機種のエアコンに買い替えると、電気代が約10%節約可能。テレビに至っては10年前のモデルに比べて約31%節約が可能だといわれています。

家電を買い替えるにはお金がかかりますが、年間10,000円以上節約ができることもあるので、ぜひ古い家電は買い替えを検討しましょう。

電力会社やプランの見直しは節電に直結

電力会社

一番簡単に電気代を見直す方法は、電力会社や契約プランを見直すことです。

電力自由化に伴い、新電力会社から電気が購入できるようになりました。家庭に合ったプランを見つけられれば、今より電気代を抑えることができるかもしれません。

ここでは電力会社やプランの見直しのポイントを紹介します。

プランを見直そう

プランを見直すポイントは、よく使用する時間帯やオール電化用のプランか否かなどです。

例えばプランのなかには、日中の電気代と夜間の電気代を変えているものがあります。日中在宅しない人は夜間の電気代が安いプランのほうが、より電気代の節約が可能です。

またオール電化は電気を使用する量が多いため、各電力会社がオール電化専用のプランを用意している場合が多くあります。

このように家族のライフスタイルと今のプラン内容が合っているか、もっと合うものはないかという視点で、プランを見直してみましょう。

契約アンペアを見直そう

契約アンペアとは、同時に使用できる電気の量を表しています。まずブレーカーや検針票などに現在の契約Aが表記されているので確認してみましょう。

次に自身の必要なアンペアを算出します。だいたいの量を把握するには東京電力のわが家のアンペアチェックなどを利用してみるといいでしょう。

現在の契約アンペアと実際に使用している量に差がある場合、契約を見直すと電気代の基本料金が変わるので節約になります。

電力会社を見直そう

電力自由化に伴い新電力会社が多く参入しました。これらの会社との契約に切り替えることで、電気代が下がる場合があります。

新電力会社はそれぞれ対応地域が異なり、居住地によって選べるプランも会社も異なるため、気をつけて比較、検討しましょう。

TERASELでんき

口コミ評価:‐

  • 楽天ポイントが貯められる
  • 使用量が多い人向けのプラン設定
  • 6種から選べる契約時の特典あり

TERASELでんきを運営する伊藤忠エネクスグループは、60年以上エネルギー商社グループとしてエネルギー事業に関わってきた会社です。

TERASELでんきは、全国46都道府県の一部地域を除くエリアで契約が可能です。各エリアの大手電力会社より、月々の支払金額が安くなることが多いプラン設定がされています。

支払い額に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天ユーザーには値下げ幅以上に、お得に感じるでしょう。値下げ幅は現在の電力会社や使用量によって異なるため公式サイトの料金シミュレーションを利用して、検討してみてください。

基本料金超TERASEL東京Bプラン10Aにつき341.00円
従量料金1~120kWhまで23.97円/kWh
121kWh~300kWhまで27.94円/kWh
300kWh超過30.63円/kWh
対象エリア北海道、東京、大阪、京都、広島、福岡など

東京ガス

口コミ評価:★★★☆☆3.6

出典:東京ガス
  • 新電力販売量6年連続No.1
  • 関東中心の9都府県が対象
  • ガスと電気のセット割プラン

関東エリアにガスを供給している東京ガスが、電力自由化と共に電気も供給するようになりました。2023年5月現在、関東を中心に9都県で利用できます

東京ガスで電気を契約するメリットは、ガス代とのセット割が適応されることです。同じ住所でガス・電気ともに東京ガスと契約すると、電気の基本料金から毎月値引きされます。この値引きだけでも年間3,000円ほどの節約が可能です。

ガスとの併用がお得ですが、オール電化住宅でも対応できるプランもあります。夜間の電気量料金を抑えるプランで、夜間にエコキュートや洗濯乾燥機を利用する方におすすめです。

ただし燃料費が高騰している時期は大手電力会社より価格が上がる可能性があるので、気をつけましょう。

基本料金1,144円/40A
従量料金120kWhまで19.78円/1kWh
120kWhを超え300kWhまで25.29円/1kWh
300kWhを超えたもの 27.36円/1kWh
対象エリア関東
(離島や建物全体で一括で電気契約をしている集合住宅やビルに入居している場合は除く)

大阪ガスの電気

口コミ評価:★★★☆☆3.4

出典:大阪ガス
  • 供給件数160件を突破
  • 関西電力管内で契約件数No.1
  • 自社発電でクリーンな発電

大阪ガスは関西電力管内で契約件数が最も多い新電力会社です。供給件数は年々伸びていて、2022年2月時点で160万件を突破しています。

大阪ガスで電気を契約するメリットは、ガスとセットで契約することで料金が抑えられることです。ガスと電気の両方を契約した場合、電気料金の基本料金が無料になります。これだけで年間数千円の節約が可能です。

また大阪ガスでは大手電力会社からの電力供給とは別に、自社で発電をしています。クリーンで環境にやさしい発電が可能な天然ガスを用いた火力発電や太陽光、風力などの再生可能エネルギーを使用し、地球にやさしい電気の安定供給が目標です。

少しでも、エコで環境に配慮した生活を送りたいという人は、大阪ガスへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

基本料金ファミリー応援プラン 1契約322.40円
従量料金最初の300kWhまで22.0円/1kWh
300kWhを超え350kWhまで23.00円/1kWh
350kWhを超える分27.80円/1kWh
対象エリア京都、大阪、北海道、広島、福岡、大分など

たのしいでんき(HTBエナジー)

口コミ評価:‐

出典:HTB ENERGY
  • 電気供給対象エリアは全国
  • 自然エネルギー発電を推進
  • 契約プランが豊富にある

HTBエナジーは一部離島を除く全国各地で利用できる、対象エリアの広さが魅力の電力会社です。地方に住んでいて、利用を検討できる新電力会社がないという人は、ぜひチェックしてみましょう。

2020年10月時点で契約件数は26万件を突破した人気の新電力会社です。人と自然の「共存・共生」をテーマにしていて、火力発電だけでなく、水力、風力、太陽光発電などの自然エネルギーを使った発電を積極的に増やしていく活動をしています。

契約プランは数種類あり、さまざまな人のライフスタイルに合うプランです。例えば、ベーシックプラン、オール電化に対応したぜんぶでんきプラン、毎日2時間電気代が無料になるママトクプランなどがあります。

基本料金550円/50A
従量料金28.6円/1kWh
対象エリア一部離島を除く全国

賃貸でも電力会社やプラン変更は可能?

賃貸に入居している場合、電力会社やプランははじめから用意されていることが多いのではないでしょうか。入居時に検討することなく、そのプランを使い続けている人もいるかもしれません。

実は賃貸でも電力会社やプランを変更することはできます。しかし賃貸全体で高圧一括受電契約をしているなどの理由で、変更できないこともあるので、まずは大家や不動産会社に問い合わせてみるといいでしょう。

ライフプランに合わせて無理のない節電を

電気代を安くしたいという人におすすめの節約方法や、電力会社やプランの見直し方法を紹介しました。

電気代は毎月かかってくるお金なので、少し工夫するだけで年間で換算すると大きな金額が節約できることがあります。しかし我慢をして節約するのでは、なかなか続きません。

まずは時間を見つけて、プランや電力会社など電気代のベースとなる部分を見直してみてください。そのあとで、無理のない範囲でできる工夫を見つけて、ライフスタイルに合わせた節電策を実践してみましょう。

小池|KOSOTTO編集部

小池|KOSOTTO編集部

元バッグセレクトショップ店員。旅行とファッションが好き。古着をきっかけにサステナブルファッションについて興味を持ち、勉強中。

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