「エアコンからキュルキュルという異音がなっているけどこれは何？」
普段使っているエアコンからいつもと違う異音がするとき、不安に思う方は多いです。もちろん何も原因がないのに異音がなることはないため、何かしらの不具合などがあると見るのが自然。
とはいえ、必ずしも故障しているとは限りません。「異音がなっているから修理しなきゃ」と考える方も多いですが、実はフィルターを掃除するだけで改善されるケースもよくあります。
本記事では、エアコンから異音がする際のよくある原因と対処法について紹介。自分で対処できないときの修理方法や、おすすめの修理業者についてもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
エアコンからキュルキュルと異音がするのには、原因があります。考えられる原因は「ホコリや汚れ」「取りつけ不良」「ファンモーターの故障」の3つです。
ここでは、それぞれの原因について解説します。ぜひご覧になって、なぜ異音がするのか把握しましょう。
ホコリや汚れがエアコンの内部に付着していると、キュルキュルと音がなってしまうケースは多いです。
主な付着場所として、フィルターが挙げられます。フィルターは空気の通り道となるため、ホコリや汚れが非常に溜まりやすいです。空気がうまく抜けずに、キュルキュルと音がなっている可能性があります。
そのほか考えられる付着場所は、風の吹き出し口や送風ファンです。これらにホコリや汚れが付着していても、動作不良で異音がする場合があります。
エアコンのカバーやそのほかの部品が、しっかりはまっていないと異音がするケースがあります。
取りつけ不良が原因の場合は、エアコンを初めて使用した際やエアコンを掃除した直後に異音がすることが多いです。
ただし、長期間利用することで固定しているネジが振動で緩み、部品が外れてしまうことも稀にあります。
しっかりとカバーや部品をはめ込んでも異音がする場合は、ネジなどの細かいパーツも確認してみましょう。
ファンモーターが故障していると、キュルキュルという異音がする場合があります。
ファンモーターは空気を循環させるために必要不可欠な部品なので、故障が原因の場合は異音以外にも異常が出ている可能性が高いです。
故障する原因として、ホコリや汚れの蓄積が考えられます。回転軸となるベアリングにゆがみが生じ、回転がスムーズに出来ません。これが異音の原因にもなり、その状態で使用し続けると故障につながります。
キュルキュルと異音がする状態で、放置するのはやめましょう。
ほこりや汚れが原因の場合、水分を含んでカビが発生し、アレルギー症状や喘息を引き起こす可能性があるので危険です。
フィルターがほこりなどで詰まっているとエアコンの性能が落ち、余計な電力を使って電気代が上がってしまう場合もあります。
放置しておくと故障につながるケースもあるので、できる限り早く対処しましょう。
ここでは、エアコンから異音がするときの対処法を紹介します。
「エアコンを掃除する」「修理に出す」という2つの対処法を解説するので、それぞれ把握し、異音がした際は素早く対処できるようにしておきましょう。
ホコリや汚れが原因の場合、エアコンを清掃することで異音が止まる可能性があります。
個人が清掃できる主な箇所は、フィルターとドレンホースです。特にフィルターはホコリや汚れがたまりやすいので、定期的な清掃を心がけましょう。
エアコンの内部の清掃は非常にむずかしく、下手をすると故障させてしまう恐れがあります。分解が必要な場合やファンモーターを清掃する場合は、プロに依頼して清掃してもらいましょう。
エアコンの清掃をしても異音が止まらない場合は、故障している可能性が高いです。その場合は修理に出すしかありません。
「費用がかかるのがもったいない」と個人で修理しようとしても、エアコンは内部構造が複雑なので、むずかしいでしょう。余計な費用がかかる可能性もあり、業者などに依頼してもらう方法が確実です。
経年劣化で故障してしまう場合もありますが、ホコリや汚れの放置が原因で故障するケースも少なくありません。エアコンの寿命を伸ばすためにも、定期的な清掃は大切です。
エアコンの修理は、主に以下の3つの場所で依頼が可能です。
- 購入した家電量販店
- エアコンメーカー
- エアコン修理業者
ここでは、それぞれの依頼方法に加えて、かかる費用の目安も紹介します。ぜひご覧になって、自分の条件に合う方法を見つけましょう。
家電量販店で購入した場合、修理を依頼できるケースがあります。家電量販店によって保証期間が付いている場合があり、期間内であれば依頼可能です。
エアコンの場合は、出張修理で対応してくれるケースが多く、その場合はスタッフが自宅に直接来てくれます。電話かWEBから依頼できるはずなので、確認してみましょう。
自然消耗や誤使用など、故障の理由によっては保証の対象外になる可能性があります。故障の理由は把握しておかなければいけません。
かかる費用の目安
家電量販店の保証内容は、加入金額やお店ごとによって異なります。
使用期間が1年未満であれば購入金額の100％、4年以降は購入金額の50％など、保証限度額が使用年数によって変動していく保証が多いです。
保証限度額を超えた修理費用は、自己負担となってしまいます。家電量販店に依頼する場合は、保証内容をしっかりと確認しましょう。
エアコンメーカーに修理してもらうことも可能です。条件にも寄りますが、ほとんどのメーカーは1年以内であれば無償で修理してくれます。期間を過ぎた場合、修理費用は全額自己負担です。
適正な手順で、純正部品を使って修理してくれるので、安心して依頼できます。保証期間外の場合は費用がかかりますが、不具合が再発する可能性は少ないでしょう。
修理内容によっては、断られてしまうケースがあります。エラー表示などを確認して、故障原因は把握しておきましょう。
かかる費用の目安
エアコンの修理には部品代・技術代・出張料がかかります。かかる費用はメーカーによって異なり、注意が必要です。
故障内容によっても費用は大きく異なります。異音による故障の原因として多いファンの故障の場合、修理には20,000〜40,000円前後の金額がかかるメーカーが多いです。
エアコンの修理業者に依頼する方法があります。最短即日で対応してくれる業者もあるなど、修理までのスピードが早いです。使用期間中に故障してしまった場合は、修理業者への依頼をおすすめします。
メーカーや家電量販店で依頼する場合、選択肢が少ないですが、条件に合う修理業者を自分で選択できるのもメリットです。費用やサービスを比較してから好きな業者を選べます。
かかる費用の目安
メーカーや家電量販店での保証期間が過ぎている場合、修理業者に依頼する方が安くすむケースが多いです。ただし、業者によって費用は異なります。
故障内容によっても費用は異なりますが、電源が入らない場合の修理費用は20,000〜35,000円程度が相場です。
見積もりに費用がかかる業者もあるので、できる限り費用がかからない業者を探しましょう。
エアコンの修理業者は非常に多く、それぞれ修理費用やサービスなどが異なるので、業者選びは非常にむずかしいです。
ここでは、おすすめのエアコン修理業者3選を紹介します。ぜひ業者選びの参考にしてください。
| 店舗名 | 店舗紹介 | ロゴ | 評価 |
|---|---|---|---|
| くらしのマーケット |  | ★ 4.5 | |
| 電気の工事屋さん |  | ★ – | |
| ゼヒトモ |  | ★ 3.7 |
※口コミ評価はウリドキやGoogle、その他サイトの情報を参考にしています
店舗紹介
「くらしのマーケット」は、エアコンの修理やクリーニングなど、暮らしにまつわるサービスを掲載しているインターネットサービスです。
出店の際に厳しい審査があり、サービスを掲載するには必要な条件を満たす必要があります。そのほか、損害賠償保証制度も用意されているので、安心して依頼できるでしょう。
掲載されている業者には、口コミ評価や作業費用が分かりやすく記載されています。ランキング順に表示することもでき、非常に使いやすいサービスです。
| くらしのマーケット | |
|---|---|
| 電話番号 | – |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「電気の工事屋さん」は、エアコンの修理・取付やブレーカー交換など、電気工事に関するさまざまなサービスを行う修理業者です。
数多くの施工実績があり、国家資格保有者が施工してくれます。対応エリアであれば見積もりが無料で、最短30分で出張対応してくれる優良店です。
エアコンの修理であれば、事前予約で夜間でも対応してくれます。電話で見積もりも対応しているので、気軽に依頼してみてはいかがでしょうか。
| 電気の工事屋さん | |
|---|---|
| 電話番号 | 050-3188-0827 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「ゼヒトモ」は、さまざまな分野のプロと個人をつなげる仲介サービスです。多くのエアコン修理業者が登録しています。
依頼内容を質問フォームに入力すると、内容に沿った登録者が表示されるので、簡単に修理業者を探すことが可能です。メッセージは無料で、複数の業者と相談しながら比較ができます。
利用料が無料で手軽に業者の比較ができる「ゼヒトモ」は、修理業者探しにおすすめのマッチングサービスです。
| ゼヒトモ | |
|---|---|
| 電話番号 | – |
| 公式サイト | |
本記事では、エアコンがキュルキュルと異音がする原因や対処法、おすすめの修理業者などを紹介しました。
異音がする原因はいくつかありますが、個人でできる対策は限られています。清掃をしても異音が止まらない場合は使用を控え、すぐにプロに相談しましょう。
保証期間内であれば家電量販店やメーカーに依頼し、期間外であれば修理業者に依頼するのが経済的でおすすめです。修理業者を選ぶ際は、また本記事をご覧になって、おすすめの修理業者をぜひ参考にしてください。
