切手のコンビニでの買い方|重さごとに必要な切手の金額も紹介

ライフハック

切手を買いたいと思っても、家の近くに郵便局がなかったり、深夜や休日で営業していなかったりすると、急ぎで必要なときは困ってしまいますよね。

買い方は多少異なるものの、実はコンビニでも切手の購入が可能です。郵便局と違い、コンビニは土日祝日も24時間営業しているため、いつでも好きなときに切手を買いに行けます。

ところが額面によっては取り扱いがなかったり、店舗によって販売している種類が異なったりする点に注意が必要です。

本記事では、コンビニチェーン別に買える切手の種類や支払い方法、買い方、注意点まで詳しく解説します。今後切手の購入にコンビニを利用する際の参考にしてみてください。

各コンビニで買える切手の種類

コンビニといっても多数のチェーンがありますよね。切手の品揃えやサービスは、コンビニごとにさまざまです。

ここでは代表的なコンビニチェーン4社について、取り扱っている切手の種類をまとめました。購入したい切手があるかどうか、事前に把握しておきましょう。

ローソン

ローソンの店内にはポストが設置してあり、購入した切手を貼り付けたあとにその場で投函できます。

需要の高い63円・84円・94円切手をはじめ、120円・140円・210円切手を購入できるケースが多いです。店舗によっては、1円や10円の切手を置いているところもあります。

ほかのコンビニよりも、取り扱い種類が比較的多いことが特徴です。

セブンイレブン

セブンイレブンは、コンビニチェーンのなかでもトップの店舗数を誇ります。切手を買いに行く場合、セブンイレブンを利用する人は多いでしょう。

購入できる切手としては、63円・84円・94円切手が主です。この3種類は、ほとんどの店舗に置いてあるでしょう。なかには20円や50円などの切手を購入できる場合もあります。

ファミリーマート

ファミリマートは、切手のほかにもレターパックやはがき、スマートレターといった郵便局商品を取り扱っています。

どのコンビニにも共通していることですが、ファミリーマートも63円・84円・94円切手は基本的にどの店舗でも買えるでしょう。このほかの切手を販売している店舗は少ないため、事前に確認しておくことをおすすめします。

ミニストップ

ミニストップは、ローソンと同じく店内にポストが設置してあります。ただし、1日2回集荷のあるローソンに対し、ミニストップは1回のみなので、急ぎの場合は郵便局を利用しましょう。

取り扱っている切手の種類は、63円・84円・94円切手が中心であるものの、2円や10円など細かい額面の切手を購入できる店舗も多いです。

コンビニで切手を買うときの支払い方法

茶色の小銭入れから小銭が溢れ出ている様子

郵便局で切手を買う場合、現金以外にクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済が可能です。

コンビニも普段の買い物ではさまざまな支払い方法が選べますが、切手の購入に関しては基本的に現金しか使えません。ほかのコンビニ商品と一緒に買う場合は、切手のみ現金払いをお願いされます。

一部のコンビ二チェーンでは、下記のように特定のキャッシュレス決済に限り、利用可能としていることも。

セブンイレブン:nanaco
ファミリマート:ファミマTカード、FamiPay
ミニストップ:WAON

決済は可能ですが、nanacoとWAONはポイントが付与されないので注意してください。

コンビニでの切手の買い方

コンビニで切手を買う場合、郵便局の窓口と同じくレジで直接購入します。店員に声をかけるときは、「○○円切手をください」または「○○円分の切手をください」と注文しましょう。

なお、近年はセルフレジを導入しているコンビニチェーンが多いですが、切手は上記のように店員に出してもらう必要があるため、使用できません。

郵便物を送るのに必要な切手の料金

コンビニで切手を購入するにあたって、送りたい郵便物にいくら料金がかかるのか事前に把握しておく必要があります。

封筒やはがきなど、通常の郵便物を送る場合の切手料金をご紹介するので、過不足のないよう注意して購入しましょう。

定形郵便

定形郵便とは、長辺14〜23.5cm・短辺9〜12cm・厚さ1cm以内のサイズの郵便物を指します。重さの上限および料金については下記のとおりです。

重さ料金(税込)
25g以内84円
50g以内94円


出典:国内の料金表(手紙・はがき)|郵便局

重さの目安としては、封筒と合わせてA4用紙が10枚までなら50g以内、4枚までなら25g以内に収まります。ただし、封筒や用紙の種類によって前後するため、計量は必ずしましょう。

定形外郵便

定形外郵便は、サイズや重さによって規格内・規格外の2つに分類されます。

規格内の場合、長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内・重さ1kg以内と、細かいサイズ設定に注意が必要です。

一方の規格外は、縦×横×厚さが90cm以内(長辺は60cmまで)なら、3辺の長さに決まりはありません。重さも4kgまでOKなので、書類以外の小物類を送るときにも便利です。

重さごとの料金は下記を参考にしてください。

重さ規格内の料金(税込)規格外の料金(税込)
50g以内120円200円
100g以内140円220円
150g以内210円300円
250g以内250円350円
500g以内390円510円
1kg以内580円710円
2kg以内1,040円
4kg以内1,350円


出典:国内の料金表(手紙・はがき)|郵便局

定形外郵便は封筒が大きいぶん、定形郵便よりも重みが増すため、50g以内で送るときはA4用紙7枚までに収めると安心でしょう。

内容次第では、スマートレターやレターパックなどを使用したほうが安くなることもあるので、よりお得に送れる方法を使い分けてみてください。

はがき

郵便はがきにはすでに額面が印字されており、切手は不要です。しかし、私製はがき(ポストカード)の場合は、切手を貼らないと送れません。

以下は、はがきの種類および必要な料金です。

種類料金(税込)
通常はがき(2〜6g)63円
往復はがき(4〜12g)126円


出典:国内の料金表(手紙・はがき)|郵便局

添付物によって規定の重さを超えると、定形郵便の料金に変わるため注意しましょう。

コンビニ以外で切手を買える場所

出入り口付近のスーパーの陳列棚

コンビニ以外では、主に下記の場所で切手を購入できます。

  • 郵便局窓口
  • 郵便局のネットショップ
  • 通販サイト(Amazonなど)
  • フリマアプリ
  • スーパー
  • 個人商店
  • イオンモール
  • 金券ショップ

その場で郵送するなら郵便局窓口、お店に行く時間がなければネットショップや通販サイト、普段の買い物ついでならスーパーというように、都合に合わせて使い分けるといいでしょう。

コンビニで切手を買うときのQ&A

切手はコンビニでも買えるとはいえ、郵便局の窓口と同じように対応してもらえるのか気になる人もいるでしょう。

実際に、コンビニで郵便局のサービスをすべて受けられるわけではありません。以下によくある質問をまとめたので、二度手間とならないようチェックしてみてください。

郵便物の重さは量れる?

はがきや手紙などの通常郵便物は、重さによって料金が変わりますが、コンビニでは計量してもらえません。

自分であらかじめ計って料金を調べておくか、心配であれば郵便局の窓口で引受をお願いしたほうが確実でしょう。

切手を買ってそのまま郵送手続きできる?

ポストが設置してあるコンビニであれば、その場で投函できます。しかし、引受作業は行っていないため、書留など特殊郵便の一部はコンビニから発送できません。

周辺のポストや郵便局、ポストありのコンビニを探したいときは、「ポストマップ」の利用がおすすめ。郵便局のみ・コンビニ内ポストのみと絞り込んだ検索も可能なので、簡単に見つけられるでしょう。

慶事用や弔事用の切手は購入できる?

切手には、普通切手のほかに慶事用・弔事用の切手があります。

それぞれお祝いごと・お悔やみごとがあった際に使われるもので、普通切手のように頻繁に使用するものではありません。そのため、コンビニでは取り扱いがない場合がほとんどです。

必要な場合は、郵便局窓口で購入しましょう。額面によっては郵便局のネットショップでも購入できるものの、1枚ずつのバラ売りはしていません。

領収書は貰える?

コンビニで切手を購入すると、通常はレシートが渡されますが、手書きの領収書が必要な会社もあるでしょう。

その場合は、希望すればレシートの代わりに出してもらえる場合があります。ただし、店舗によって対応が異なるため、レジを通す前に確認しておくといいかもしれません。

急ぎで切手を買いたいときはコンビニが便利

郵便局は各地域に展開されているとはいえ、すぐ近所にはなかったり、営業時間が短かったりして、急ぎで切手を買いたいときに買えないこともあるでしょう。

その点、コンビニは各チェーンを合わせれば郵便局の数よりも遥かに多いうえ、24時間営業しているところがほとんどなので、いつでも気軽に利用しやすいメリットがあります。

販売している切手の種類は限られているものの、主要な切手は基本的にどこでも買えるため、いざというときは活用してみてください。

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