トイレをもっとおしゃれにしたい、もっと使いやすくしたいなど、トイレ内の収納について悩んではいませんか。実はトイレは狭い空間のなかに、さまざまなものを置いておかなければならず、収納を考えることがむずかしい場所の1つです。
効率が良い配置や、適した収納グッズをしっかり検討したうえで収納を整えなければ、使い勝手の悪いトイレとなってしまうでしょう。
本記事では、おすすめのグッズや、収納場所のアイディアを紹介します。これからトイレをきれいに整えたいという人は参考にしてみてくださいね。
有効活用すべきトイレの収納場所4点
トイレは部屋が狭く、収納場所が限られる部屋です。そのためどのような場所が収納場所として活用できるのか、アレンジがむずかしい部屋でもあります。
ここでは、有効活用ができるであろう、トイレのスペースを考えてみましょう。
1. 背面の壁
タンク式のトイレや、手洗いがトイレ自体についている場合、タンク上はデッドスペースになっています。そのためタンクや手洗いの上部を収納場所として活用可能です。
気をつけなければならないのは、収納の高さ。届かないような高さにすると使い勝手が悪くなってしまいますが、トイレを使用する際、頭を打つことがないようにしなければなりません。高さや幅の工夫が必要です。
2. トイレの床
トイレの床に直接置く方法もあります。掃除のたびに動かさなければならないことがデメリットではありますが、棚や引き出しなどの大きな収納道具をそろえる必要がないところはメリットです。
また、ワンタッチで手に取れるので、頻繁に使うものの収納場所としてはおすすめ。トイレの掃除用シートや、ブラシなどの収納場所として検討してみてはいかがでしょうか。
3. トイレタンクと壁の隙間
トイレタンクがあるトイレの場合、トイレタンクと壁の間に隙間ができます。通常はデッドスペースになりがちですが、収納場所として活用が可能です。
幅が広い場所ではないので、トイレットペーパーや掃除用スプレー、ブラシなどの収納に向いているでしょう。ただし奥まっていて、掃除がしづらい場所でもあります。ほこりなどがつかないように工夫したうえで、収納場所として活用しましょう。
4. 側面の壁
トイレ内の側面の壁も収納スペースとして利用できます。一軒家の場合、もともと側面に収納スペースが埋め込まれているトイレも多いのではないでしょうか。手洗いスペースが設置されている場合、その下の部分も収納スペースに活用できます。
側面の壁の収納スペースは、トイレの建設時に作られていることが多いですが、それがない場合は、簡易的な棚などを設置することで、収納スペースとして使用できるようになるでしょう。
トイレの収納をスッキリと|おすすめアイテム8選
それでは、具体的にトイレの収納をすっきりさせる、おすすめのアイテムを紹介していきます。収納アイテムを購入する際は、まず「どこに」「何を」収納するために必要なものなのかを明確にしたうえで、アイテムを検討しましょう。
トイレの背面を有効活用できるアイテム
トイレの背面スペースの収納アイテムを選ぶポイントは、トイレを使用する際に邪魔にならないことです。トイレのデザインや、よく棚やトイレを使用する人の身長などを考慮して、アイテムを検討しましょう。
またトイレを使用する人の頭より高いところに収納することになります。あまり重いものや、汚れ物の収納は避け、軽く、ワンタッチで取れると便利なアイテムの収納に向いているアイテムもおすすめです。
突っ張り棒&棚板
簡単にトイレの背面を収納として活用するためのアイテムです。壁に突っ張り棒をかませ、間に棚板を置くことで、トイレットペーパーや洗剤など、必要なものを収納できます。
必要なものは突っ張り棒と棚板だけなので、初期費用もあまりかかりません。またビスなどが必要なく、賃貸でも簡単に利用できることがメリットです。
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タンク上ラック
デッドスペースになりがちなタンク上のスペースを、有効活用するラックです。
足元は幅を必要としないスチールラックのため、邪魔になりません。すぐに手に取れると便利な、予備のトイレットペーパーや、洗剤類をまとめて収納できます。人目についてほしくない場合は、カーテンなど目隠しを設置すると良いでしょう。
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トイレの床においても邪魔にならないアイテム
できれば床にものをおかないようにするほうが、きれいな収納をキープできます。しかし、壁に穴を開けてはいけないなどの理由で、棚の設置がむずかしい場合は、床置きも検討しなければなりません。
その際に気をつけたいのは、簡単に掃除ができることと、ほこりが被りづらいような工夫をすることです。床にものが置いてあると、つい掃除が面倒になってしまったり、ほこりがたまってしまったりします。
目隠し収納スリムボックス
スリムサイズで、床においても邪魔にならない収納ボックスです。置いておくとおしゃれなデザインを選ぶと、インテリアにもなります。紹介するアイテムだけでなく、100均などでもボックスを用意することは可能です。
その場合サニタリー用品やトイレットペーパーなど、衛生的にほこりがつくことを避けたいものが入れられるよう、ふたが閉まるものを探しましょう。
箱が大きいとじゃまになるので、最低限手が届くと便利なものだけを入れられる大きさのものにすることも重要です。
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使い捨てトイレブラシ収納
トイレの収納で1番気になるものはトイレブラシではないでしょうか。掃除をするのに必要不可欠ですが、場所を取り、目に入ると不衛生な印象を与えたり、匂いの原因になったりすることもあります。
そこで人気なのが使い捨てトイレブラシですが、細かいブラシの収納に困るという欠点も。そこでおすすめなのがこの専用収納です。コンパクトで、床置きでも気になりません。
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トイレタンクと壁の隙間を活かせるアイテム
近年はタンクレスのトイレもよく見かけるようになりましたが、タンクが外に出ているタイプのトイレもまだまだたくさんあります。それらのトイレでは、タンクと壁の間に狭いスペースができがちです。
この空間をうまく収納として利用できれば、トイレを広く見せることができます。
気をつけたいところは、掃除がしづらいという点です。手を伸ばさなければ拭き掃除はできません。キャスター付きの棚にするなど、掃除の負担にならない工夫が必要です。
キャスター付きスリムラック
トイレタンクと壁の隙間の細いスペースにも入る、幅の狭いラックです。引き出しタイプのため、取り出しやすくなっています。背が高い洗剤などが収納できるように棚が作られていて、トイレに置いておきたいものをすべて一括で収納可能です。
底面にはキャスターがついていて、簡単に動かして掃除ができるのもメリットといえるでしょう。
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スリムオープンラック
トイレタンクと壁の間にフィットするスリムラックです。コーナーに背中を合わせて、オープンラックとして使用できます。また中が見えないようにしたい場合は、棚板のほうが見えるように設置も可能です。
デッドスペースとなりがちな、手が届きづらいコーナーをうまく活用できるでしょう。トイレブラシなど背の高いものも収納できます。
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トイレの側面の壁を上手に利用できるアイテム
トイレではトイレットペーパーやサニタリー用品などが、座ったまま出し入れできる位置にあると、とても便利です。そのために活用したいのがトイレの側面の壁。
床に置くことが当たり前だった、トイレブラシやサニタリーボックスまで、壁沿いに収納できるアイテムもあります。もちろん穴が開けられない、トイレの横幅が狭いなどの点は考慮すべきです。
どこに何を収納するか検討して、収納を用意するようにしましょう。
トイレ用スリムラック
トイレの側面に設置するのにぴったりな、横長のラックです。奥行きはトイレットペーパーのロールほどしかないため、狭いトイレでも邪魔になりづらいでしょう。扉も引き戸タイプで、扉の開け閉めにも場所を取りません。
サニタリー用品や掃除用品など見られたくないものの収納にも役立ちます。また、ラックの上も収納スペースとして活用できるのも嬉しいポイントです。
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ウォールトイレポット&収納ケース
床置きもでき、壁に直接取り付けることもできる収納ケース。サニタリーボックスとしても使用でき、床におきがちなゴミ箱を浮かせられる便利なアイテムです。これ1つあれば、トイレの床置きをなくせて、すっきりした印象を持たせられるでしょう。
デザインもスタイリッシュで、トイレをおしゃれに見せることもでき、上部は芳香剤や、一時的なスマホ置き場としても活用できます。
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トイレ収納は中身を決めてから検討しよう
トイレの収納を考えるうえで、活用できる場所や、おすすめの収納グッズを紹介しました。
トイレの収納は、どこに何があると便利かを十分に考えてから購入する必要があります。人目に触れてほしくないもの、ディスプレイしたいもの、座りながら手を伸ばせる位置におきたいものなど、アイテムによって収納に求めることが違うはずです。
限られたスペースの中で効率よく収納できるよう、まずはどこに何をおくと便利かをよく検討したうえで、それに適した収納グッズを探してはいかがでしょうか。