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1月生まれの家族や友人に誕生日プレゼントを贈りたいけれど、何を選んだらいいか悩んでいませんか？そんなときは「誕生石」を使用したアクセサリーがおすすめです。
1月の誕生石であるガーネットは、透明度の高い美しい輝きと豊富なカラーバリエーションが魅力。また、「実り」や「情熱」などの石言葉があり、身につけると幸せを引き寄せる効果も期待できる素敵な宝石なのです。
この記事では、1月の誕生石であるガーネットの特徴をはじめ、さまざまな種類を解説します。また、ガーネットを使ったおすすめのアクセサリーも紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
1月の誕生石はガーネットです。日本では柘榴（ざくろいし）と呼ばれる美しい鉱物で、身につけると成功や幸せを引き寄せると言われています。そのほかにもさまざまな特徴を備えている宝石です。
ここでは、ガーネットの性質や石言葉、効果、歴史について紹介します。ガーネットを詳しく知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
ガーネットは、マグネシウムをはじめ、鉄、マンガン、カルシウム、アルミニウムなどさまざまな成分を含む鉱物です。美しい結晶と高い硬度が特徴で、昔から装飾品や研磨剤として使用されてきました。
色の種類は40色以上と非常に豊富で、なかでも黒みがかった深みのある赤色がもっとも有名です。形状やデザインも美しく、プレゼント用のジュエリーとしても喜ばれています。
ガーネットには「繁栄」「実り」「情熱」「忠実」「友愛」などさまざまな石言葉があります。
繁栄や実りは、ガーネットの結晶が子孫繁栄の象徴である「ザクロ」を想起させるためです。また、情熱はガーネットの代表カラーである深い赤色が「血」を連想させ、見る人に生命力を与えるからと言われています。
忠実や友愛は、「愛や友情の証」としてガーネットを贈り合う欧米の風習によるものです。どの石言葉にも素敵な意味が込められています。
ガーネットには、「これまでの努力が実る効果」があると言われています。試験の合格や恋愛の成就を願うときに身につけると、良い結果をもたらしてくれるでしょう。
また、「愛情を持続させる効果」も期待できるので、愛する人との絆を長続きさせたい方におすすめです。
そのほかにも、心身のエネルギーを整えてパワーを与える効果があり、元気が出ないときに身につければポジティブな気分へと導いてくれます。
ガーネットは、5000年以上前から存在した歴史ある宝石です。古代エジプトでは、王の装飾品や埋葬品として使用されていました。
古代ローマでは、ガーネットをリング状に仕立て、重要書類を封印するスタンプとして利用され、中世ヨーロッパでは王侯貴族や聖職者達によって装飾品として愛用されたと言われています。
このように、ガーネットは遥か昔から世界中の人々に深く愛されてきた宝石なのです。
月ごとに設定された誕生石のほかにも、生まれた日ごとに設定された「誕生日石」があるのをご存じですか？誕生石のような公式なものではありませんが、書籍などでよく紹介されています。
365日すべてに誕生石が割り当てられているので、月ごとの誕生石よりもさらに特別感が深まります。誕生日や記念日のプレゼントにおすすめです。
1月1日～31日までの誕生日石を表でまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
| 日付 | 誕生石 | 日付 | 誕生石 | 日付 | 誕生石 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月1日 | 琅玕（ろうかん） | 1月11日 | ヘマタイト原石 | 1月21日 | テクタイト |
| 1月2日 | ランドスケープアゲート | 1月12日 | ソーダライト | 1月22日 | スターベリル |
| 1月3日 | ロードクロサイト | 1月13日 | ロードナイト原石 | 1月23日 | アレキタイプガーネット |
| 1月4日 | クリソコーラ原石 | 1月14日 | ライスパール | 1月24日 | ミルキークォーツ |
| 1月5日 | ジルコン | 1月15日 | インドスタールビー | 1月25日 | サードオニキス |
| 1月6日 | スターガーネット | 1月16日 | ブルームーンストーン | 1月26日 | パイロープガーネット |
| 1月7日 | アンモライト | 1月17日 | 不透明琥珀 | 1月27日 | アルマンディンガーネット原石 |
| 1月8日 | グリーントルマリン | 1月18日 | ネフライト | 1月28日 | ピンクトパーズ |
| 1月9日 | ブラックトルマリン | 1月19日 | ビックスバイト | 1月29日 | クリスタルクォーツ |
| 1月10日 | ハーキマーダイヤモンド | 1月20日 | スノーフレークオブシディアン | 1月30日 | パーティーカラードフローライト |
| 1月31日 | アレキサンドライトキャッツアイ |
出典元：マイナビニュース
ガーネットは、産地によって成分や色が異なるため、さまざまな種類が存在します。大きく分けると7種類ほどになりますが、日本市場で主に販売されているものは5種類です。
ここでは、日本に流通している主なガーネットの種類について詳しく紹介します。いろいろなガーネットに興味のある方はぜひ参考にしてください。
デマントイドは、19世紀後半にロシアのウラル山脈で採掘されたグリーンのガーネットです。ダイヤモンドのような美しい輝きが特徴で、ガーネットの中でももっとも評価が高く「ガーネットの王様」と呼ばれています。
クロム元素と強い分散光が生み出す独特のグリーンカラーが特徴です。また、クロムの含有率が高いほど濃く鮮やかな緑色を放ち、より価値が高くなります。
グリーン・グロッシュラー（ツァボライト）は、1967年にタンザニアで発見されたガーネットです。1974年にアメリカのティファニー社が大々的に売り出し、世界中で愛されるようになりました。
エメラルドと同じバナジウムとクロム元素を含有し、透明度の高い美しいグリーンの輝きを放ちます。希少性も高く、デマントイドの次に高い評価を受けているガーネットです。
スペサルティンは、1800年代にドイツのバイエルン州スペッサルト地方で発見された赤系のガーネットです。日本でも江戸時代から装飾品として親しまれてきました。
美しい光沢と高い透明度が特徴で、含有成分によって赤やオレンジ、赤紫など幅広いカラーリングが楽しめる宝石です。なかでも鮮やかなオレンジ色の「マンダリン」が人気を集めています。
ロードライトは、ブラジルやタンザニア、スリランカなどで産出されるワインレッド系のガーネットです。ガーネットの中でも流通量が多く、宝石以外にも観賞用やパワーストーンとして広く愛用されています。
紫と赤が混ざり合った美しいカラーや華やかな煌めきが魅力です。透明度が高いものほど価値が高くなります。
アルマンディンは、インドやアメリカ、ブラジル、日本、中国など世界中で産出されるガーネットです。深みのある赤系の宝石で、鉄とアルミニウムを多く含みます。
ガーネットの中でももっとも歴史が古く､古代エジプト期にはすでに装飾品などに使用されていました。
価格が安価なため流通量が多く、一番ポピュラーな種類です。ガーネットと言えばこのアルマンディンを思い浮かべる方が多いでしょう。
ガーネットは宝石としての価値が高く、リングやピアス、ネックレスなど多くのアクセサリーに使用されています。ここでは、ガーネットが使用されているおすすめのアクセサリーを紹介するのでぜひ参考にしてください。
バラの花びらのような色合いが美しいローライドガーネットを使用したリングです。小粒ながら美しいカットが施され、キラキラとした輝きを放ちます。
細身のストレートアームの素材には、純銀として扱われるシルバー925を使用。指元に高級感を与えます。シンプルなデザインの中にも華やかさが感じられるリングです。
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希少なデマントイドガーネットをぜいたくに一粒使ったプラチナ製ネックレスです。透明度の高いグリーンの輝きが見る人の心を掴みます。上品なアンティークデザインも大きな魅力です。
1月生まれの方への誕生日プレゼントをはじめ、クリスマスやホワイトデーなどのギフトにぴったり。また、自分へのご褒美にもおすすめです。
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マンダリンガーネットを使用したスタッドピアスです。鮮やかなオレンジ色と美しいテリを備えたマンダリンガーネットを0.7カラットずつあしらってあります。濃い色調の中にも高い透明感のあるジュエリーです。
シンプルなデザインながら存在感は抜群。つけるだけで耳元をおしゃれに演出します。大切な方へのプレゼントにおすすめです。
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グリーンガーネット（ツァボライト）と天然ダイヤを組み合わせたキュートなツインストーンリングです。
3mmラウンドのグリーンガーネットと緩やかな曲線が施されたリングアームがキュートでエレガントな雰囲気を醸し出しています。
リングの内側には、名前や日付、メッセージなどを刻印することも可能です。誕生日や記念日のプレゼントにいかがでしょうか。
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天然のガーネットをぜいたくに使用したネックレスです。1.80カラットの大ぶりなガーネットが美しい輝きを放ち、首元を華やかに彩ります。赤ワインのような深みのある色合いも魅力です。
生涯保証つきなので、美しい状態を保ちながら末永く愛用できますよ。
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それではここで、ガーネットの主要産地やカラー、お手入れ方法など、宝石としての基礎知識を詳しく解説します。産地ごとの美しいガーネットを知りたい方や、購入したガーネットの輝きを長く保ちたい方はぜひ参考にしてください。
ガーネットは、インド、スリランカ、チェコ、ロシア、東アフリカ、アメリカ、ブラジルなど世界中で採掘される石です。なかでもインド、スリランカ、ロシアが主要産地になります。
インドで多く産出されるのは、赤系のアルマンディンです。スリランカではオレンジ系のスペサルティンが採取されています。ロシアでよく採掘されるのは、グリーン系のデマントイドです。
ガーネットには、さまざまなカラーバリエーションがあります。 もっとも有名な色は深みのある赤色です。
また、赤紫やオレンジ、ワインレッド、黄色、緑色、紫色、ブルー、ピンクなどさまざまな色合いがあるほか、光の種類によって色が変わるタイプもあります。自分好みの色を見つけやすい点が魅力ですね。
宝石は、市場に出る前に外観を美しくする処理が行われます。たとえば、ルビーやサファイアは加熱、エメラルドは含浸、パールは漂白といった処理が施されるのです。
一方でガーネットは、原石を研磨するだけで人為的な処理が一切行われません。無処理の石であるにも関わらず、美しい色合いと輝きを備えている点は大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
ガーネットは硬度が高く、熱や薬品にも強いためお手入れがしやすい宝石です。
基本的なお手入れは、やわらかい布で表面をやさしく拭くだけでOK。しっかり汚れを落としたいときは、やわらかいブラシに中性洗剤をつけてやさしく洗ってください。
頑固な汚れには超音波洗浄がおすすめ。取り扱いが不安な方は、宝飾店などの専門業者に洗浄を依頼しましょう。
1月の誕生石であるガーネットは、華やかな輝きと美しい色合いが特徴の宝石です。実りや情熱、友愛などの石言葉があり、身につければ成功や元気を引き寄せると言われています。
産地によって含まれる成分が異なり、赤をはじめオレンジやグリーンなどさまざまなカラーバリエーションを楽しめる宝石です。また、無処理のままでも美しい色調や透明感を表現できます。
1月に誕生日を迎える家族や友人へのプレゼントとして、ぜひガーネットを贈ってみてはいかがですか？
