まずは査定額を聞く
「聖なる石」として、古くから世界中で人々の心をとらえてきた「ラピスラズリ」。美しい青色の石は、最古のパワーストーンとも言われます。
「ラピスラズリを大切に持っていると幸運がもたらされる」といった話を聞いたことがあるかもしれません。手に入れたいけれど、どう選べば良いのかわからないという方もいるでしょう。
そんな方のため、ラピスラズリがどんな石なのか、石言葉も踏まえて解説します。この石が持つ不思議な力を、ぜひ知ってください。
深く美しい青色をしたラピスラズリ。和名を「瑠璃（るり）」と言い、日本国内でも珊瑚とともに昔から愛されてきました。
そんなラピスラズリがどんな石なのか、もっと深く掘り下げてみましょう。実は、とても歴史のある石なのです。
「瑠璃色」と呼ばれるほど深く濃い青色が、ラピスラズリの魅力です。表面に金色の粒や白い帯が見られることも多く、石ごとにその表情は違います。
紀元前から大切にされてきた歴史があり、「聖なる石」として世界各地で宗教儀式などに用いられてきました。聖書や神話にも登場しています。
古代エジプトでは、ツタンカーメンの黄金のマスクの装飾に使われました。日本でも、仏教における七宝（7種の貴重な宝物）のひとつに瑠璃が入っています。
ラピスラズリを誕生石とする月は、9月と12月。同じ石が別の月の誕生石になっているというのは、とても珍しいかもしれません。
実は、日本と海外の誕生石には多少違いがあります。
日本では日本ジュエリー協会が誕生石を決めており、12月をラピスラズリとしました。それに対し海外では、ラピスラズリを9月の誕生石に定めているケースが多いのです。
ラピスラズリは不思議な力を持つ聖なる石として、古くから世界中で崇められてきました。パワーストーンとして認識された最古の石とも言われ、人々にとっても特別な存在だったのです。
「災難や邪気を退け、幸運をもたらす」「直感や創造力を高める」「聖なる力によって、魂を成長へと導く」など、ラピスラズリにはさまざまな効果があるとされます。
魂の成長のためには大変な経験をするかもしれません。ただそれも魂にとって必要な出来事であり、それにより成長できるのです。
ラピスラズリの主要産地はアフガニスタン・チリ・ロシアで、北米などでも少量が見つかっています。
最大の産地はアフガニスタンで、昔も今も変わりません。高品質のものが多く、ほかにはない美しい青色のラピスラズリが採れます。
チリ産の特徴は金の粒（パイライト）が多く入っている点で、コレクターから人気です。
1984年のアフガニスタン内戦の際、資金を得るため大量のラピスラズリが西側諸国に売却されました。これにより供給過剰となり、以前より安価になったとされます。
人類とラピスラズリとの歴史は長く、紀元前にまでさかのぼります。不思議な力を持った神聖な石として聖書や神話にも登場しており、世界各地でお守りや装飾品として大切にされてきました。
古代エジプトでは黄金と同じくらいの価値があるとされ、身分の高い人でなくては手にできなかったそうです。
「ウルトラマリン」と呼ばれる顔料の原料であり、フェルメールの絵画などにも使われました。ウルトラマリンには「海（地中海）を越えてきたもの」といった意味があります。
ラピスラズリの石言葉は「真実」「幸運」「崇高」「健康」「成功の保証」など。
邪気を退け幸運を招く石と言われており、単に「良いことがある」というより「魂の成長とともに成功へと導く」といった深い意味があるのではないでしょうか。
直感を高めるともされ、人生に迷ったときにはラピスラズリをお守りにするのも良いかもしれません。
錬金術に使われたり、薬として用いられた歴史もあり、「健康」といった石言葉も生まれました。
ラピスラズリは力の強いパワーストーンとされます。「持っていると幸せになる石」ではあるものの、成長のための試練を乗り越えた先に幸せを手にできるといったイメージでしょう。
どんな石にも言えることですが、「自分と波長の合う石」があります。ラピスラズリの場合は特にその傾向が強く、持つ人を選ぶとも言われます。
同じラピスラズリでも石ごとに波長は違うため、自分に合うもの、共鳴したと感じられるものを探すようにすると良いでしょう。
ラピスラズリは、ソーダライト・ラズライト・アウイン・ノーゼライトという4つの鉱物が混ざり合って生まれた石です。土地によって鉱物の構成比は違うため、石自体の色も違います。
ごく微量に含まれる成分（含まれないこともあり）としてカルサイト・パイライトもあります。カルサイトは石に見られる白い筋で、ないほうが良質です。
パイライトは石表面の金の斑点で、「夜空の星」と例えられることも。パイライトにより価値が上がるケースも多く、入りかたのバランスが重要です。
では、ラピスラズリを使用したアクセサリーにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
「なんとなく気になる」ものは自分の波長にあったものですから、心惹かれるものがあればじっくりチェックしてください。
ラピスラズリが入ったハート型のネックレスです。胸元で揺れる青い石は程よい存在感で、きっと幸せを呼び寄せてくれるでしょう。
チェーンは長さ調節ができるスライド式で、その日のファッションに合わせた位置にペンダントトップをコーディネートできます。
素材はスターリングシルバーなので、金属アレルギーの方でも大丈夫です。
Amazonの情報を見る
Yahoo!の情報を見る
大粒のラピスラズリが耳元で揺れるピアス。1粒7,000カラット（16mm x 12mm）の大きさで、存在感が十分です。
20代、30代、40代、50代と幅広い年代で合わせやすく、高級感がありながらも気軽に普段使いしやすいデザインでしょう。
大切な方へのプレゼントや、自分自身へのご褒美にも最適です。
Amazonの情報を見る
Yahoo!の情報を見る
ラピスラズリと淡水パールのついた、シンプルなデザインのシルバーイヤリング。全長30mmのロングタイプで、耳元で揺れる青い石が魅力的です。
ラピスラズリは8mm、淡色パールは5mmあり、イヤリングなのでピアス穴を開けていない方でも気軽に使えます。
普段のお出かけにも、いつもよりちょっとだけおしゃれしたいときにもおすすめです。
Amazonの情報を見る
Yahoo!の情報を見る
2.00カラット（9mm x 7mm）もある大粒の天然ラピスラズリがついた高級感のあるリング。4本爪セッティングが、ラピスラズリの美しさをより際立たせます。
20代、30代、40代、50代と幅広い年代の方が合わせやすく、普段使いもしやすいデザインでしょう。
頑張っている自分自身へのプレゼントとしても、おすすめです。
Amazonの情報を見る
Yahoo!の情報を見る
ラピスラズリとヒマラヤ水晶を組み合わせたブレスレットは、女性だけでなく男性からも人気が高いアクセサリーです。
神々が住む山ヒマラヤで大地のエネルギーをもらい、長い年月をかけて成長してきたヒマラヤ水晶は、ヒーリング効果の高いパワーストーンとして知られています。
そんなヒマラヤ水晶と幸せを運ぶラピスラズリ。肌身離さず身につけたいアクセです。
Yahoo!の情報を見る
いろいろな効果があるラピスラズリですが、使い続けるうちにその力は少しずつ弱まってしまうため、本来の力を取り戻す定期的な浄化が重要です。
浄化方法はいくつかありますが、ラピスラズリの場合は水晶クラスター・月光浴・ホワイトセージ・音といった方法が良いでしょう。
流水や塩は石に悪影響を及ぼすため避け、太陽光もできるだけ止めてください。
ラピスラズリの特徴や石言葉から期待できるとされる効果まで、詳しく解説してきました。これまであまりラピスラズリのことを知らなかったという方も、興味を持っていただけたのではないでしょうか。
幸運を招き、人生を良い方向へと進めてくれるラピスラズリ。岐路に立ち選ぶべき道に迷ったときには、お守りにしても良いでしょう。
9月と12月の誕生石として大切な方への贈り物に、また、自分自身へのご褒美にもおすすめです。
