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琥珀は知名度の高い化石のひとつで、さまざまな石言葉を持っていますが、その意味や効果について詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。それと同時にスピリチュアルな側面に興味がある方にとっては、どのようなパワーがあるのかも知りたいですよね。
そこで当記事では琥珀の石言葉や意味、パワーストーンとしての効果を紹介します。琥珀を用いたおすすめアクセサリーも紹介するので、ぜひご覧ください。
とくに勘違いされがちですが、琥珀は太古の植物が出した樹脂が化石化したものなので、鉱物ではありません。数百～数千年の長い時間をかけてできており、現在では価値の高い化石として宝飾品に加工されています。
ただ、前述したとおり、琥珀は鉱石ではなく樹脂が化石化したものです。硬度は指の爪よりも少し硬い程度なので、取り扱いには注意するようにしてください。
琥珀は別名「アンバー」とも呼ばれることがあります。アンバーの語源はアラビア語の「anbar」に由来しており、もともとはマッコウクジラから採れる高級オイルのことを指した言葉でした。
あとの時代には、アンバーという言葉は十字軍の進軍と共にヨーロッパに広まっています。
琥珀には「抱擁」「長寿」「繁栄」という3つの石言葉があります。それぞれ、なぜこのような石言葉を持つようになったのか気になりますよね。
石言葉の意味や由来について紹介するので、興味のある方はぜひご覧ください。
琥珀は「抱擁」という石言葉を持っています。この石言葉は琥珀が持つ強いヒーリング力と関係しており、強い緊張とストレスを和らげ、気の巡りを良くすることが言葉の由来です。
また、琥珀は太陽のパワーを含んでいることも特徴。持ち主のネガティブなエネルギーを浄化し、心を穏やかに包み込んでくれます。以上のことから、琥珀は人間の心を「抱擁」してくれる存在と言えるでしょう。
琥珀の石言葉のひとつに「長寿」があり、これは琥珀が持つ生命力と強く関係しています。琥珀は樹木や太陽のエネルギーを取り込みながら形成されており、持ち主の体調・生命力を支えてくれると言われてきました。
さらに、古代ペルシャでは、国王が不死身の力を与えるお守りとして琥珀を身につけていた過去も。まさに健康や長寿を司るに相応しい石と言えるでしょう。
琥珀の石言葉には「繁栄」があり、琥珀が持つ金運が関係しています。琥珀は美しい黄金色を放っていることから、お金を引き寄せる力があると言われてきました。
また、風水においては「白虎の石」と呼ばれ、末代までお金に困らず繁栄をもたらす石として珍重されています。琥珀を身につけることで、財運を安定させて自身の生活に繁栄をもたらしてくれるかもしれません。
ここからは、琥珀のパワーストーンとしての効果について解説します。琥珀には主に3つの効果があるとされているので、ひとつずつ確認していきましょう。
琥珀は財運を安定させることでも有名なパワーストーンです。美しい黄金色を金運と関連付け、商売繁盛を目的とした多くの起業家や商売人に愛されています。
琥珀を擦ると静電気を帯びることから、良い気を引き付けるとも言われているので、財運を安定させたい方の心強いサポート役となってくれるでしょう。
琥珀は癒しを求める方に適したパワーストーンです。琥珀は古くから心身を浄化して癒しに繋げる効果を持つと考えられており、「ヒーリングストーン」としても重用されてきました。
心身に不要なエネルギーを体外へ排出して、新鮮で明るい力を持ち主に宿す効果が期待できます。
琥珀は、ポジティブ思考に変化させてくれるパワーストーンとしても有名です。琥珀はポジティブな波動を発していると言われており、持ち主にポジティブな思考を取り戻すお守りとしても活用されてきました。
日常生活で落ち込むようなことがあり、ネガティブな思考になっても精神的に安定させられるでしょう。
琥珀は主に6つの種類があり、それぞれ産地や特徴が異なります。ここからは琥珀の種類をまとめて紹介するので、琥珀に興味のある方や特徴を詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
イエローアンバーは黄色や茶色が特徴の琥珀です。琥珀のなかではもっとも多く市場に流れている種類で、ECサイトや宝石店で見たことのある方は多いでしょう。
バルト海沿岸や岩手県久慈市が主な産地として知られており、持ち主に活力や自信を与えてくれます。
チェリーアンバーは、琥珀のなかでは珍しい赤色をしていることが特徴です。色の濃度は酸化鉄や有機物の含有量によって変化し、チェリーアンバーの赤は情熱や愛情を表しています。
産出国はバルト海沿岸部にある国やデンマーク、ドイツなどが中心。持ち主の恋愛運を高める効果があると言われているので、恋愛に関して悩みを抱えている方におすすめの琥珀です。
レッドアンバーは、チェリーアンバーよりも濃い赤色の琥珀のことを指します。赤色は加熱処理によって人工的に作られることが多く、自然発生するレッドアンバーは非常に貴重です。メキシコやリトアニアなどのごく一部の地域で産出されますが、決して数は多くありません。
グリーンアンバーは、文字どおり緑色をした琥珀のことです。緑色は樹脂中に含まれるガスや空気の泡が光を反射することで生じており、見る角度によって色合いが変化します。
主にリトアニアやコロンビア、ドミニカ共和国などでしか産出されないため、非常に貴重な石と言えるでしょう。
ブルーアンバーとは、紫外線に反応して青色や青緑色に発色する現象を起こす琥珀のことです。その美しさと希少性から「幻の琥珀」とも呼ばれており、ブルーアンバーを利用したアクセサリーは10万円を超えることも珍しくありません。
また、ドミニカ共和国でしか産出されないことから、「ドミニカアンバー」と呼ばれることもあります。
ロイヤルアンバーは琥珀のなかでも希少な種類で、乳白色のマーブル模様が特徴的な琥珀です。この模様は樹液が発酵して小さな気泡を含み、時の流れによって個体に変化したとされています。
ロイヤルアンバーは琥珀全体のわずか0.1％程度しか産出されないため、非常に価値の高い石と言えるでしょう。
ここからは、琥珀を用いたおすすめアクセサリーを5つ紹介します。ブレスレットやネックレス、ピアスなどのアクセサリーを紹介するので、自分に合ったものを見つけてみてください。
貴重なレッドアンバーを使用したブレスレットです。20個のレッドアンバーが数珠つなぎになっており、重量もたった7gしかないので手軽に身に着けられるでしょう。
また、伸縮性の高いゴムを使用しているため、余裕をもって手首に身につけられる点も魅力的です。
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赤色に染めたサンゴとレッドアンバーを使用したピアスです。サンゴと琥珀を連結させた造形をしており、2つの鮮やかな赤色を楽しめます。
ピアスに付いている925シルバーにはロジウムコートを加工。ロジウムの薄い膜を張ることで通常のシルバーよりも高級感のある仕上がりになっており、美しい光沢も楽しめるでしょう。
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リトアニア産グリーンアンバーを使用したネックレスです。アンティーク調のシルバーが取り付けられており、デザイン性に優れていることもポイント。
ネックレスからグリーンアンバーだけを取り外すことで、ブローチとしても利用できるので、気分に応じてアクセサリーを使い分けられるでしょう。
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ドミニカ産のイエローアンバーを使用したネックレスです。琥珀のなかには古代の蚊が封じ込められており、ほかの琥珀に比べて希少価値が高く、琥珀の魅力が詰まっています。
同じイエローアンバーでもまったく違う蚊が混入しているので、同じ琥珀が手に渡ることはありません。世界にひとつだけの琥珀が欲しい方におすすめです。
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8mmのロイヤルアンバーを使用したネックレスです。金属部分はスターリングシルバーを採用しており、ロジウムコートによって見栄えの良い仕上がりをしています。
購入時には保管用のポーチが付属。両親や友人へのプレゼントにも適した琥珀のネックレスです。
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稀に琥珀の中に虫や植物が混入したものが見つかります。これは樹脂が流れ落ちるときに虫や植物が一緒に流され、そのまま固まってしまうことで発生する現象です。
樹脂の中に入った虫は空気や水分と遮断されており、腐敗したり変形したりすることはありません。当時の姿のまま保存されている琥珀はとても貴重で、買取業者では高値で取引されています。
混入する虫の種類はさまざまですが、ハエや蚊よりも蜘蛛が入った琥珀はより高値が期待できるでしょう。
琥珀は厳密に言えば鉱石ではありませんが、価値の高い宝石として扱われています。パワーストーンとしては財運を安定させたり持ち主を癒したりする効果があるため、財運を高めたい方におすすめの石と言えるでしょう。
琥珀はイエローアンバーやレッドアンバー、希少価値の高いロイヤルアンバーなどさまざまな種類があります。ぜひ、自分に合った琥珀を探してみてください。
