ウイスキーを樽買いする方法。価格やおすすめの蒸留所、選び方を解説

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大切な記念日には、ほかにはない特別な思い出がほしいですよね。ウイスキーの樽買いは、自分だけの特別なお酒を手に入れることができるので、記念の品にはとてもおすすめです。

しかし、ウイスキー樽にはさまざまな種類があり、基本的な知識がないとせっかくの価値を十分に楽しめません。

この記事では、プライベートや投資用として人気のあるウイスキーの樽買いについて、種類や選び方、入手方法などを解説します。日本でウイスキーを樽買いできる蒸留所も紹介するので、最後まで読めば、貴重なウイスキー樽を手に入れる方法がわかりますよ。気になった人はぜひ目を通してみてください。

ウイスキーの樽買いとは

ウイスキーの樽買いとは、ボトルではなく、樽(“カスク”と呼ぶ)単位でウイスキーを買う方法です。

樽で熟成されたウイスキーは、出荷や飲むタイミングでボトルに移します。

樽買いは蒸留したばかりのウイスキーを樽ごと買い、熟成が進むのを待って数年後~数十年後にボトルに詰めて味わうもの。樽自体は購入に含まれず、買うのは中身のウイスキーのみです。

ウイスキーの樽買いは、基本的には蒸留所に最適な環境での保管・管理を委託するシステム。自宅で樽を管理するわけではないため、中身のウイスキーをすべてダメにしてしまう心配もありません。

購入者は、熟成年数や樽の種類がそれぞれ異なるウイスキー樽から好きなものを選びます。蒸留所の見学などでは、購入前にテイスティングをできるケースも多いです。

ウイスキーを樽買いする目的

ウイスキーを樽買いする目的は、主に3つあります。それぞれについて解説するので、樽買いの楽しみ方について知ってみてください。

プライベートで楽しむ

ウイスキーを樽買いする人には無類のウイスキー好きが多く、購入理由も自分のための「大人買い」です。

還暦などの人生の節目に向けて樽買いし、長年熟成させた自分だけのお酒を大切な日に楽しむのは、ウイスキー愛好家にとって憧れでしょう。

熟成させたウイスキーはボトルに詰めた状態で届くので、到着日から長く楽しめます。

プレゼントや記念品にする

ウイスキーを樽でまとめて買い、結婚式の引き出物やイベントの記念品などにする人もいます。会社の周年記念に合わせて、社長が社員に振る舞うケースもありますよ。

買うサイズにもよりますが、ウイスキーを樽買いすると一般的な700mlボトルに換算して数十~数百本のウイスキーが手に入るので、多くの人に配りたいときに重宝される品です。

投資用にする

ウイスキーは熟成すればするほど価値が高まるため、投資用の資産として樽買いする人もいます。ウイスキーの価値は株式や為替などと違って市場の動きに左右されないので、投資家に人気です。

ウイスキーの買い手は、法人や蒸留所、別の投資家や、個人で楽しむウイスキー愛好家などが多く、売却先に困ることがありません。価値が下がることがほぼないので、売却しようと思えば1~3か月ほどで売れ、自分で味わうこともできるウイスキー樽は、投資家の資産として適しているのです。

ウイスキーを樽買いするときの金額

ウイスキーを樽買いするのに必要な金額は、日本円で最低50万円ほどです。ウイスキー自体の金額に加え、酒税や消費税、ボトリング料など、さまざまな費用がかかります。

投資用のウイスキーを樽買いする場合は、100万円以上あれば平均レベルの投資ができる樽が買えるでしょう。

なかには5,000万円~1億円ほどするウイスキー樽もあり、もともとの購入額が高価で貴重なものほど、短い期間での高利益が期待できます。

ウイスキーを樽買いするときの選び方

ウイスキーの樽買いは、樽の材質や熟成度、サイズなどによって価格が大きく違ってきます。

ここでは、ウイスキーを樽買いする際に違いが出るポイントを解説するので、参考にしてみてください。

樽の種類で選ぶ

ウイスキーを熟成させる樽は、それぞれ材質が違います。ウイスキー樽に使われる代表的な木材は、以下の4種類です。

アメリカン
ホワイトオーク
・アメリカ産の木材
・バーボンの熟成に使われることが多い
・原酒にバニラ・キャラメル・ナッツなど、甘いフレーバーが加わる
コモンオーク
(スパニッシュオーク)
・スペイン産の木材
・シェリー酒を一度熟成させた樽を再利用する
・原酒にレーズン系のフルーティーな風味を与える
・伝統的な樽で、近年は不足しているのでとくに価値が高い
セシルオーク
(フレンチオーク)
・フランス産の木材
・ワインやブランデーの熟成に使われる
・原酒にスパイシーな香りを付与する
ミズナラ・日本産の希少な木材
・付与されるオリエンタルな香りが世界で評価されている
・「MIZUNARA CASK」と表記されるほどブランド力がある

※原酒:樽に詰めるお酒のこと

樽の木材として価値が高いのは、コモンオークでできたシェリー樽と、ミズナラでできた樽です。

樽の熟成度で選ぶ

ウイスキー樽は、原酒の熟成度によっても価値が異なるため、呼び方も分けられています。

主な分け方は以下の5種類です。

呼び名熟成年数特徴
ニューメイク(ニューポット)蒸留直後~3年・蒸留直後のもので、加水による調整や、熟成をしていない
・無色透明
エマージング3~10年未満・まだヴィンテージものとして商品にすることは難しい状態
インター
ミディエイト
10~20年未満・蒸留所でボトルとして一般的に売られるもの
プレミアム20~30年未満・長期熟成が進んでいる
・投資額も高い
ブルーチップ30年以上・最高級のカスク
・価値がとても高く、1億円近い価値のものもある

熟成度が低いニューメイクは価格も安く、もっとも熟成度が高いブルーチップは価格も高いです。

熟成度が低いほど美味しく飲めるようになるまで年月がかかり、投資にするには長期向き。反対に、熟成度の高いプレミアム・ブルーチップなどは短期投資に向いています。

ウイスキーは、ブドウの品質が毎年違うワインとは異なり、麦を原料にしているため、製造年によるクオリティの差が小さいです。純粋な熟成度で価値が決まることがほとんどで、ウイスキーを投資目的で買う人はとくに熟成具合を気にします。

樽のサイズで選ぶ

ウイスキーを樽買いするときは、樽のサイズで選ぶ方法もあります。

樽のサイズはさまざまですが、代表的なものは以下の3種類です。

  • バレル:近年は200Lのものが主流。バーボンの熟成によく使われる
  • ホグスヘッド:250L。バレルを解体してつくられる樽
  • バット:500L。シェリー樽によく使われる

一般的なバレル(200L)に入ったウイスキーは、700mlボトルに換算すると約280本分です。樽が小さいほど原酒が樽表面に触れる面積が大きく、熟成が早く進みます。

日本でウイスキーを樽買いできる蒸溜所

日本でウイスキーを樽買いできる蒸留所を調べたところ、以前は何か所かあったようですが、2023年度の樽販売を予定している有名な蒸留所は1件でした。

ガイアフロー静岡蒸溜所

特徴

  • ウイスキーの樽買いにおいて有名な蒸溜所
  • オクタヴ(50L)のウイスキーを抽選で販売
  • 2023年度は2種の蒸留機を使った3タイプ

店舗紹介

ガイアフロー静岡蒸溜所は、ウイスキー事業をメインとしているガイアフロー株式会社が運営する蒸溜所です。静岡プライベートカスクというサービス名で、毎年ウイスキー樽の販売もしています。

2022年現在は樽買い希望者がとても多く、抽選で購入者を決めているため、静岡蒸溜所のウイスキーは運よく当たった人だけが手にできる貴重なお酒です。

2023年度のプライベートカスクでは、2基の異なる蒸留機を使った原酒それぞれと、2種の原酒を混ぜ合わせた合計3タイプのウイスキー樽が販売されます。

2019年まではバレル(180L)、クォーター(110L)のサイズもありましたが、2023年度の販売はオクタヴ樽(50L/700mlボトル30本分)のみです。

販売価格

  • 2023年樽詰め分 予約申込金:448,000円

※酒税、消費税、ボトリング費用などでプラス約8万円程度必要

出典:ガイアフロー静岡蒸溜所

店舗情報

ガイアフロー静岡蒸溜所
電話番号054-292-2555
公式サイト

ウイスキーを樽買い以外で楽しむ方法

「ウイスキーを樽買いするのは厳しい」と感じた場合、樽でなくても熟成感を高めてウイスキーを飲む方法があります。

詳しく解説するので、ぜひ試してみてください。

ミニ樽買い

ウイスキーを1~5Lの小さな樽に入れて熟成させる方法もあります。大きな樽ほどではなくとも、ボトルで購入したものをミニ樽に入れて、熟成したウイスキーを味わえます。

ミニ樽は通販でも買えますが、インテリア向けの飾りで熟成用ではない樽もあるため、間違えて買わないように注意してください。

フレーバリースティック

フレーバリースティックとは、ウイスキー用の樽をカットして作られた木片で、樽フレーバーとも呼ばれるものです。1か月ほど好きなウイスキーなどのお酒に漬け込むと、まるで樽に入れて熟成させたかのような風味を楽しめます。

通販で取り扱っており、価格も数千円ほどであるため、ウイスキーを手軽に熟成させたい人は試してみてください。

ウイスキーを樽買いして特別な味わいを楽しもう

ここまで、ウイスキーを樽買いするときの目的と選び方、日本で樽買いを行っている蒸留所の紹介をしてきました。

ウイスキーの樽買いは、プライベート用として大切な日に味わうにも、貴重な資産として投資に使うにも適しています。樽に使われている木材や、熟成度によって味も価値もまったく違うため、選ぶのも楽しみのひとつですよ。

樽ごとに違った味わいを楽しめるので、将来の楽しみ用に奮発して、自分だけのウイスキーを「大人買い」してみてはいかがでしょうか。

森山|KOSOTTO編集部

森山|KOSOTTO編集部

おいしいものに癒されながら、せっせと生きている20代後半女性。食べているときが一番幸せ。いかにリーズナブルに生活を豊かにできるか、日々模索中。

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