銅を換金する方法は?買取相場やおすすめの買取店もご紹介

買取

銅はさまざまな製品に多用されるメジャーな金属ですが、換金するとなるとどこに持ち込めばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

金や銀、プラチナなどの貴金属は、1g程度の少量でも高値が付きやすいもの。しかし、銅は1kg単位の取り扱いとなるため、まとまったお金に換金するにはかなりの量が必要になります。

そこで本記事では、銅の換金方法を解説するとともに、買取価格の相場やおすすめの買取店をあわせてご紹介。銅を換金したいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

銅とはどんな金属?

銅は古くから知られている金属で、人類が一番初めに使ったのが銅とも言われているほど。

技術的に精錬が容易で、ほかの金属と比べて錆びにくい熱伝導率や導電性に優れているなどの特徴があり、身の回りの製品や工業製品などに幅広く使われています。

銅は鉛や亜鉛などと同様に基礎資材として重宝されるため、ベースメタルやコモンメタルのひとつとして有名です。

鍋やフライパンなどの日用品、テレビやパソコンなどの家電製品から建築物、楽器など、私たちの生活のなかにさまざまな形で銅が使われています。

銅は100%リサイクルできる

銅は、錆びにくいといっても、保管場所や状況によっては錆びや劣化は避けられません。しかし、銅資源は錆びて明らかに劣化が進んでいても、品質が損なわれない金属として知られています。

工場などで出る銅のクズや、銅を多く使う電線メーカーなどでは、原料としてほぼ100%リサイクルされており、資源の有効活用が今後も期待される金属です。

銅は金属のなかでも豊富に存在するものの、限りある資源のひとつ。銅はスクラップ価値が高いため、積極的に回収し再利用に回されています。

銅の換金方法

銅はリサイクルできる金属ですが、どこに持っていったら買取してもらえるのでしょうか。

メダルや硬化にも用いられる銅は、プラチナや金・銀などの貴金属とは別の扱いになります。

そのため、貴金属の買取をしている買取店に持って行っても売却はしてもらえません。銅を売りたい場合は、産廃処理業者や非鉄金属買取業者へ買取に出すのが一般的です。

銅の種類と買取相場

銅買取
銅の買取相場は、貴金属と同様に日々変動しており、さらに買取店や銅の種類によっても買取価格は変わります。

そのため、より高く売却したいと考えているなら、毎日銅の相場をチェックすることがおすすめです。高い買取価格の時期を見逃しにくいですよ。

買取相場は各買取店で確認できることが多いので、買取店の公式サイトを確認しましょう。

以下に銅の種類と1kgあたりの平均価格をご紹介します。

1号銅線(ピカ線)

断面直径1.3mm以上の銅線や銅より線の純良な1号銅線は、ピカ線や光線としても知られています。

銅の純度が高いため、買取価格は1kgあたり平均1,135円と高いです。

表面劣化や汚れがあるものは、買取価格が下がります。

出典:JANK木村金属株式会社

2号銅線(普通1号銅線)

断面直径0.35mm以上、1.35未満の銅線や銅より線の純良な2号銅線は、純度が高く、買取価格は1kgあたり約970円です。

出典:JANK

上銅(上故銅)

銅パイプのなかで、エアコンなどの空調配管に使われる未使用のリン脱酸銅などのパイプを上銅と呼びます。

買取価格は1kgあたり約1,100円です。

出典:木村金属株式会社

並銅

使用済みの空調配管パイプです。黒く劣化し光沢のあるものが中心で、腐食したパイプなどは混入していないものを言います。

買取の相場は1kgあたり約1,080円です。

出典:木村金属株式会社

混銅

使用済みの空調配管パイプで、黒く劣化したものや腐食したパイプの混入の多いものを言います。

買取の相場は1kgあたり約1,070円です。

出典:木村金属株式会社

銅は骨董品や美術品にも含まれる

銅は日用品や配管のほか、美しい輝きと加工のしやすさから美術作品や骨董品にもよく使用される材料です。

骨董品や美術品は有名な作家の作品だと、銅本来の価値よりも大きく価値が高くなる傾向があります。そのため、産廃処理業者や非鉄金属買取業者に売却すると、大きく損をしてしまう可能性も。

価値が自分ではわからなくても、銅が使われている美術品や骨董品の買取を検討しているなら、専門知識を持つ買取店に一度査定をお願いしましょう。

銅のおすすめ買取店5選

銅の買取を検討している人のなかには、どの買取業者を選べばよいのかわからないと感じている人もいるでしょう。

ここでは、銅の買取におすすめな買取店を厳選してご紹介します。ぜひ、比較検討して売却時にお役立てください。

店舗名店舗紹介ロゴ評価買取方法送料
JankJankロゴ★ 4.2出張・店頭
神田重量金属(株)神田重量金属ロゴ★ 4.3宅配・出張・店頭無料
日晃堂日晃堂ロゴ★ 4.2宅配・出張・店頭無料
骨董品買取こたろうこたろうロゴ★ 4.9出張・店頭無料
本郷美術骨董品本郷美術骨董品ロゴ★ 4.7宅配・出張・店頭

※口コミ評価はウリドキやGoogle、その他サイトの情報を参考にしています

Jank

Jankロゴ
出典:Jank

店舗紹介

埼玉に3店舗を展開している買取店です。銅、鉄、アルミニウムなどの各種金属のほか、家電製品なども買取しています。

業者からの買取だけでなく、個人からの買取もしており、予約せずに利用できるため、思い立ったときに売却が可能です。

公式サイトに掲載されていないものでも買取対象になるものもあるので、売却できるかどうかがわからないものがあるなら、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

Jank(川越支店)
電話番号049-246-0008
公式サイト

神田重量金属(株)

神田重量金属ロゴ

店舗紹介

滋賀県湘南市にある、金属の買取業者です。

公式サイトに毎日更新される買取品目と買取価格が細かく掲載されているため、より高く売却を考えている人に役立ちます。

月曜日から土曜日までの8:00~17:00まで営業しており、予約不要で利用できますよ。

個人からの買取をしており、滋賀県内なら出張買取も対応しているので、「少量だから売れないかな」「持ち運ぶのが大変」と諦めずに、一度問い合わせてみてはいかがでしょう。

店舗情報

神田重量金属(株)
電話番号080-3110-3055
公式サイト

日晃堂

日晃堂ロゴ
出典:日晃堂

店舗紹介

美術品や骨董品を専門に扱う買取店です。

買取の経験豊富な査定士が多く在籍しており、骨董品の正確な価値を見極めて適正な買取価格で売却できます。

買取は店頭買取のほか、出張買取や宅配買取にも対応。査定料や出張料、送料などの手数料はすべて無料で、便利な方法を気軽に利用できますね。

LINEやメールで簡単査定もしてもらえるので、おおよその査定価格をまずは知りたいという人に便利です。

骨董品なのかわからない品物でも、丁寧に査定。処分する前に一度問い合わせてみてはいかがでしょう。

店舗情報

日晃堂
電話番号0120-546-219
公式サイト

骨董品買取こたろう

こたろうロゴ

店舗紹介

骨董品や美術品、陶器などの買取店です。国内外数多くの販売ルートを保有しているので、高価買取につながります。

査定を出す前に買取価格が知りたい場合に便利な、LINE査定やメール査定にも対応。自宅にいながら、簡単に無料で査定額を確認できますよ。

店舗情報

骨董品買取こたろう
電話番号0120-922-157
公式サイト

本郷美術骨董品

本郷美術骨董品ロゴ

店舗紹介

40年の実績がある骨董品の買取店です。日本全国に直営店があるので、身近な場所で店舗を探しやすいこともポイント。各分野に精通した鑑定士が27名在籍しており、骨董品の価値をしっかりと見極めてくれます。

店頭買取のほか貴重な作品を持ち運ぶのが不安な人にも安心な無料出張買取、便利な宅配買取があり、便利な方法を選べるのがポイントです。

買取対象の品物かどうかわからないなど、不安な場合には無料相談で問い合わせてみてください。

店舗情報

本郷美術骨董品
電話番号0120-518-100
公式サイト

できるだけ高く銅を換金する方法

銅の売却を考えている場合、誰もが少しでも高く売りたいと考えるものです。

そこでここからは、銅を少しでも高く売るコツをご紹介します。どれもちょっとしたポイントなので、ぜひ実践してみてください。

銅を大量に持ち込んで換金する

銅が使われた骨董品や美術品は、銅の量に関わらず、作品の価値によって買取価格も変わります。

一方、産廃処理業者や非鉄金属買取業者に銅を売却する場合は、キロ単位で買取されるため、買取を依頼する場合は少量ずつではなく、まとめて売却しましょう。

銅の買取相場が一番高い時期に換金する

銅の買取価格は業者によって違うほか、日々変動しています。同じ業者でも、前日と比較すると買取価格が異なるということも。

高い買取価格を見逃さないように、買取業者の公式サイトに掲載されている買取価格を毎日チェックしておきましょう。

銅を売却する業者を的確に選んで高価買取につなげよう

銅は古くから人の生活に使われてきた金属で、今でも日用品や電化製品などさまざまな用途で活用されています。

そんな身近にある銅は、劣化していても繰り返し使える優秀な金属。

配管パイプなどの銅線なら産廃処理業者や非鉄金属買取業者を利用しましょう。銅が使われた骨董品なら骨董品専門の買取店がおすすめです。

限りある資源を無駄にせず、アイテムに適した業者や買取店を見極めて利用すれば、地球に優しくお得に売却できますよ。

KOSOTTO編集部

KOSOTTO編集部

買取プラットフォーム「ウリドキ」、リユースに特化したWEBメディア「ウリドキプラス」を運営するウリドキ株式会社が立ち上げた暮らしメディア「KOSOTTO」。買取・リユースをはじめ、「手の届きやすい身近なところからエコ・サステナブルな生活を実践してもらいたい」をモットーにコンテンツ制作を行なっています。

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