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「孔雀石」という美しい和名を持つ「マラカイト」。マラカイトの石言葉やスピリチュアルな効果についてはご存じですか。
マラカイトは、邪気を払い心身を癒すようなヒーリング効果があるとされるパワーストーンです。ただ多くの方は、マラカイトがどんなパワーストーンなのか、詳しくは知らないことでしょう。
そこで本記事では、マラカイトについて知りたい方に向けて、特徴や石言葉を詳しく解説。マラカイトを用いたおすすめアクセサリーも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
孔雀石（マラカイト）は、深いグリーンに独特の模様が入った鉱物です。研磨すると、まるで目のような渦巻き模様が現れることから、古くから魔除けのお守りとしても使われてきました。
マラカイトについて、さらに深く掘り下げてみましょう。
「マラカイト」の語源は、ヨーロッパ原産の植物「ゼニアオイ」だと言われています。葉の色が似ているため、ゼニアオイを意味するギリシャ語の「マラーキー」に由来し名付けられた説が有名です。
ただ、マラカイトは一般的な石よりやわらかいことから、ギリシャ語の「やわらかい（マラコス）」が語源という説もあります。
和名の「孔雀石」は、まるで孔雀の羽のように見える石の縞模様に由来。そんな美しい孔雀石（マラカイト）ですが、青緑色は石に含まれる銅によるものです。
現在、マラカイトのもっとも有力な産地はコンゴ共和国で、ほかにもザンビア、ロシア、アメリカ、メキシコ、フランスなどから産出しています。過去にはロシアのウラル山脈で豊富に見つかったことがあり、エルミタージュ美術館の建材などに贅沢に使われました。
古くはクレオパトラがアイシャドーに使っていたという逸話もありますが、これはキプロス産だったと考えられています。また、日本にも小規模な鉱山が各地にあり、特に秋田県中央部の荒川鉱山が有名です。
マラカイトはやわらかい石のため、粉末にして顔料としても用いられてきました。「岩緑青（いわろくしょう）」「青丹（あおに）」とも呼ばれ、高松塚古墳の壁画や江戸時代の浮世絵などにも使われていたと言います。
クレオパトラは、マラカイトの粉末を油で練ってアイシャドーにしていたとも。色の美しさだけでなく、魔除けとしての意味合いもあったのかもしれません。ただし、マラカイトの粉末を肌につけるとかぶれる危険があります。もしかすると、真実は少し異なるのかもしれませんね。
誕生日石とは、1年365日、その日ごとに定められた宝石です。誕生石はひと月ごとの宝石ですが、誕生日石は1日ごとの宝石と考えておきましょう。
マラカイトは6月25日と12月16日の誕生日石です。この日が誕生日の方に、マラカイトのアクセサリーを贈るのも良いかもしれません。また、フランスでは12月の誕生石と定められています。
ほかにも星座ごとに定められた「星座石」というものがあり、マラカイトは牡牛座の星座石です。ぜひ、プレゼントの参考にしてください。
孔雀石（マラカイト）の石言葉には、「再会」「恋の成就」「癒し」「浄化」「保護」「魔除け」「危険な愛」といったものがあります。
邪気を払う魔除けの力があると昔から信じられており、ヨーロッパでは赤ちゃんや子どものお守りとしてマラカイトが使われていました。赤ちゃんのゆりかごにマラカイトの護符を付けていたそうです。
また、災いを未然に防ぐとも言われるため、子どもだけでなく大人も大切に身につけておくと良いかもしれません。
では、孔雀石（マラカイト）にはどんな効果があるのでしょうか。
パワーストーンとしてさまざまな効果があるとされるマラカイトですが、そのいくつかを紹介します。気になる効果があれば、ぜひ手に入れてみてください。
洞察力や直感力を向上させる効果があるとされ、危険を察知し災いを未然に防ぐと言われます。物事の本質をしっかり見極められるようになり、その結果、より良い未来へ進んでいけるかもしれません。
現状を変えたい、なんとなくうまくいっていないといったとき、ステップアップするためのお守りとしてもおすすめです。
マラカイトには、邪気を跳ね返し持ち主を守る効果があるとされます。いじめのようなマイナスのエネルギーに対しても、マラカイトがバリアとなり持ち主を守ってくれるのではないでしょうか。
トラブルに巻き込まれたくないといった場合などに、大切に持っておくことで守ってもらえるかもしれません。
人間関係がうまくいっていないといった場合にも、マラカイトを持つことで現状をしっかりと見抜いて改善できるようになるでしょう。
洞察力や直感力が向上すれば、良くも悪くも相手の気持ちをもっと理解できるようになります。その結果、本当に大切な人との関係性を、より築いていけるようになるはずです。
マラカイトはヒーリング効果の高いパワーストーンです。不安感や緊張感を和らげ、さらにストレスを浄化し気持ちをリラックスさせてくれます。
精神面での安定だけでなく、ぐっすりと眠って体力を取り戻すような効果も。ストレスを強いられるような生活が続いている方は、身につけてみてください。
毎日をもっと良くするためにマラカイトのパワーを借りたいと思った方は、ぜひマラカイトを用いたアクセサリーをチェックしてみてください。アクセサリーであれば、いつでも手軽に身につけていられるでしょう。
ドロップ型のシンプルな天然マラカイトのピアスです。マラカイトは1つ10.00カラット（16×12mm）と大粒で、存在感あり。ピアスの留め具はフレンチワイヤーで、耳元で揺れる深い緑の石がおしゃれです。
幅広い年代の方におすすめな、ちょっと上品な雰囲気のあるピアスでしょう。自分へのご褒美としてもピッタリな一品です。
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緑色のかわいらしいマラカイトがついた、ゴールドのイヤリングです。円錐形のチャームがキラキラと輝いて、気持ちを前向きにしてくれるでしょう。。石の大きさは8mmで、イヤリング全体の大きさは5cmほど。特製ポーチもついているので、毎日の保管も安心です。
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大ぶりの天然マラカイトを使った高級感のあるネックレス。マラカイトは10.00カラット（14×10mm）と、とても贅沢な大きさです。デザインのアクセントに、 0.02カラットのシンセティックサファイアもついています。
普段使いにも、特別な日のおしゃれにも、どちらにも使えて便利でしょう。
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大粒の天然マラカイトを使ったリング。マラカイトは2.00カラット（8×6mm）もあり、アクセントストーンとして0.23カラット（4×4mm）のモアサナイトが2粒ついています。
ニューヨークのデザイナーが、マラカイトをより美しく見せるよう考えてデザインした高級感のあるリングです。
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6mmのマラカイトを使ったブレスレット。手首のサイズで注文でき、伸縮性のあるゴムを使用しているので着脱に手間がかかりません。
ブレスレットなら、マラカイトをアクセサリーとして取り入れやすいでしょう。ユニセックスで使用できるので、カップルで身につけるのもおすすめです。
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マラカイトは硬度が低い、つまりやわらかい石です。ぶつけたり落としたりすると簡単に割れる恐れがあり、注意しなくてはいけません。やさしく丁寧に扱うようにしましょう。
浄化の方法としては、月光浴・セージ・水晶をおすすめします。水に溶けやすく、太陽光や塩にも弱いことから、これらによる浄化は避けてください。汗をたくさんかく状態で長時間身につけていると、退色したり変質したりしやすくなるため、気をつけましょう。
深いグリーンの発色が鮮やかで、特有の縞模様がはっきり入っているマラカイトこそ、価値が高いと言われています。また、縞模様はバランスがよく、目玉のように見えるものが好まれる傾向です。
ビーズのような小さなものなら数千円からあり、置物のような多少大きなものになると1万円以上することも。色や模様がどのように入っているかという点がとても重要で、その入り方によって市場価値も違ってきます。まずはその点を意識し、いろいろな商品を見てみてください。
マラカイトとして販売されているもののなかには、偽物もあるため注意が必要です。
プラスチック製のマラカイトは軽くて、手触りも天然石特有の冷たさがありません。本物と比べたときには違和感があるでしょう。
ほかに、合成マラカイトも多く出回っています。これは1980年代にロシアの化学者が作ったもので、「合成」と明記され適正な価格で販売されているものであれば問題ありません。ただ、まれに「天然」として販売されているケースもあるため、気をつけてください。
マラカイトの特徴やパワーストーンとしての効果、メンテナンス方法などを解説しました。
邪気を払い、持ち主が本当の意味で良い方向へ進めるようサポートするマラカイト。いつでも肌身離さず身につけられるよう、アクセサリーとして持っておくこともおすすめです。
「なんとなく気になる」ものこそ、今のあなたにとって必要なものと言えるかもしれません。ぜひこの記事を参考に、あなたの波長にあったパワーストーンを見つけてください。
