入園式に着る服装とは?アイテム選びのコツや注意点まで徹底解説

洋服

お子様の入園式に出席する際、どんな服装で参加するべきかコーディネートを考えるのは迷ってしまいますよね。

一生に一度の記念日である入園式では、フォーマルな服装が求められつつ、堅苦しすぎないコーディネートを考える方が多いでしょう。

ただ、フォーマルな服装なら好きなデザインで参加して良いとは限りません。あくまでも主役はお子様であるため、保護者が目立っては、せっかくの晴れ舞台が台無しになってしまいます。

入園式に着ていく服は、派手さを押さえつつ高級感のあるアイテムを選ぶことが大切です。

この記事を読むことで、入園式に最適な服装ついて理解が深まり、TPOをわきまえたアイテムを自信持って選べるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

入園式の服装は「きちんと感」と意識する

きちんと感といわれても、いまいちピンと来ない方もいるはず。

まず「きちんと」という言葉には、乱れがなく整って、という意味があります。そのためファッションでの「きちんと感」は、乱れのない整った服装だと捉えていいでしょう。

ただ、いくら整った服装をしていても、その場にそぐわない格好であれば本末転倒。例えば結婚式に参列する際、白いドレスを着ていくのはNGですよね。

きれい綺麗な服装であればいいわけではなく、しっかり場を弁えた格好をするのが「きちんと感」といえるでしょう。

入園式の服装選びのポイント|スーツ

正装を求められた際に、まずスーツを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そのため入園式に着ていく服装として、スーツを選択する人も少なくないでしょう。

  • 明るいトーンの色を選ぶ
  • コーデに迷ったら「セットアップ」か「ワンピース」

スーツを着用するうえでのポイントを2つご紹介します。

明るいトーンの色を選ぶ

お子様の晴れ舞台である入園式に、真っ黒のスーツで行くことはおすすめできません。華やかな印象を与えてくれる、明るいトーンの色を選ぶようにしましょう。

ベージュライトグレーは、明るめなスーツのなか中でも比較的落ち着いた雰囲気があり、扱いやすい色味。ほか他にも、ホワイト淡いピンクパステルカラーなどもおすすめです。

入園式のスーツの色を、春らしさを意識すると失敗が少ないでしょう。

コーデに迷ったら「セットアップ」か「ワンピース」

スーツほどの堅苦しさがなく、きちんと感も演出しやすいのがセットアップです。

セットアップはデザインも豊富で、それだけでコーディネートが完成する優れもの。もっとこだわりたい方には、上下を違うカラーにするなど好きな組み合わせを楽しめるタイプもあります。

また、きれい綺麗めなワンピースを選ぶというのもひと一つの手。暗い色のジャケットしか持っていない場合も、中に明るめのワンピースを合わせることで無駄なく活用できますよ。

入園式の服装選びのポイント|スカート

スカートだけでもさまざま様々な丈やデザイン、形があるため、どんな物が適しているのか悩みますよね。

  • ひざ丈のものを選ぶ
  • シルエットは「フレア」か「タイト」を選ぶ

スカートを選ぶ際は、以上の2点を意識してみてください。

ひざ丈のものを選ぶ

まずスカートの丈は、短すぎても長すぎても好ましくありません。

正式な式典において、ひざが見えるのはマナー違反です。目安としては、ひざが隠れて見えない程度の長さを選びましょう。

ひざ丈スカートは、落ち着いていて上品な印象を与えます。ただ身長が低い人ママが着用した場合、バランスが悪くなったり、重たく見えたりしててしまいがちなマイナス面も。

デザインや色でカバーしながら、しっくりくるスカートを探してみてください。

シルエットは「フレア」か「タイト」を選ぶ

動くたびにふわっとしたシルエットを作り出すフレアスカートは、優雅で華やかさがあります。この形は、あまりボディラインを出したくないという方におすすめ。また、足さばきがよく、幼いお子様がいる人ママでも動きやすいので安心です。

一方、ぴたっと体に密着するような形のタイトスカートは、女性らしく大人っぽい印象を与えます。きれい綺麗めシルエットで全体をすっきりと見せたい方は、タイトスカートを選ぶといいでしょう。

入園式の服装選びのポイント|小物

服装だけでなく、身につけるアクセサリー類やバッグにも気を遣わなければなりません。

  • パールを使ったアクセサリーを選ぶ
  • コサージュは派手すぎないものを選ぶ
  • バッグは大きめか、サブバッグを用意する

それぞれ解説するので、ぜひチェックしてみてください。

パールを使ったアクセサリーを選ぶ

入園式に限らず、お昼のフォーマルの場では、煌びやかなジュエリーは控えるのがマナーとされています。キラキラしすぎるアクセサリーは派手な印象を与え、悪目立ちしてしまうことも。

そのためアクセサリーをつけるなら、控えめで上品なパールがおすすめです。ネックレスは1連だけでなく、2連や3連のものでも問題ありません。

ただし、パールのサイズが大きいとゴージャス、小さいとカジュアルな印象になるので、サイズとしては7〜8mm程度のものを選びましょう。

コサージュは派手すぎないものを選ぶ

シンプルな装いでも、コサージュをつけると華やかさがグッと増しますよね。お祝いのシーンにぴったりのコサージュですが、デザインによっては華美すぎる印象にもなる難しいアイテム。

入園式で身につけるコサージュは、小さめでシンプルなデザインのものがいいでしょう。また、淡めのカラーや服の色味に近いものを合わせることで、悪目立ちすることなく全体となじむのでおすすめです。

バッグは大きめか、サブバッグを用意する

フォーマルに適していてエレガントに見えるのは、小ぶりなバッグでしょう。

しかし入園式には意外と持ち物が多いうえに、配布物によって余計に荷物が増えてしまうことも想定されます。そういったことを踏まえると、余裕のある大きめのバッグを持参する方がいいかもしれません。

とはいえ、やはり大きすぎるバッグは避けたいという方は、サブバッグを用意しましょう。小さく折り畳んでメインバッグに入れておけば、たとえ荷物が多くなってしまっても安心できますよ。

入園式の服装選びのポイント|靴

足元も意外と見られている場所なので、気を抜かずに準備しましょう。

  • ヒールの高さは3〜5cm
  • バッグの色に合わせる

靴のせいで印象がダウンしてしまわないよう、意識したいポイントについて解説します。

ヒールの高さは3〜5cm

低すぎるヒールはカジュアルな印象を与えるため、フォーマルの場では3cm以上の高さがよいとされています。

普段からヒールを履き慣れている方であれば、足をきれい綺麗に見せてくれる7〜8cmの高さも問題なく履きこなせるでしょう。

ただ、長時間立っていることを想定すると、あまり高さのあるものは不向きです。疲れにくさを考慮するなら、安定感のある3〜5cmの高さをおすすめします。

デザインはシンプルで、装飾のないパンプスがベター。形はつま先部分が丸い・尖ってるなどで印象が変わるので、服装の雰囲気に合わせて選んでみてくださいね。

バッグの色に合わせる

バッグや靴などの小物同士の色を合わせると、統一感が出てまとまった印象になります。逆に靴だけ違うカラーを選ぶと、場合によってはそこだけ浮いて見えてしまうことも。そのためバッグと同じ色味にするのが無難ともいえます。

服装と同じように、ベージュやパステルカラーなどの明るいカラーを選べば、やわらかく華やかな印象に。小物だけダークカラーを合わせれば、メリハリが出て全体が引き締まります。バランスを見ながら、合う色を見つけましょう。

入園式で避けたい服装の特徴3つ

入園式に着ていく服装ならば、避けるべきポイントがいくつかあります。

  • 高級感のない生地
  • 丈が膝上のスカート
  • 装飾の多いデザイン

自分やお子様のイメージを下げたり、恥をかいてしまったりするうようなことがないよう、ぜひチェックしてみてください。

高級感のない生地

ペラペラな生地やシワができやすい生地の服は、安っぽい印象を与えてしまいます。また、デニムのようなカジュアル素材も、もちろんフォーマルの場にはNG。

実際に高級な服を購入する必要はありませんが、プチプラでも安っぽく見えないものを選びましょう。

ドビー織ツイードの生地は、厚みがあって仕立て映えし、高級感を演出できます。ただし4月に行う入園式では、気候によっては少し暑いかもしれません。そういった場合には、シフォンシルクのような上品な生地がおすすめです。

丈が膝上のスカート

特に若いママのなか中には、膝上丈のスカートを選んでしまう方もいるかもしれませんが、入園式に着ていく服装としては好ましくありません。丈の短いスカートなど露出の多い服装は、品が感じられず、ママとしてのイメージがダウンしてしまう可能性も。

また、入園式中はイスに座ることもあるでしょう。スカートは座ることで裾が上がりやすいため、立っているとき時よりもさらに脚が露出してしまいます。

もしスカートを着用するのであれば、膝が隠れるくらいの長さを選ぶようにしましょう。

装飾の多いデザイン

スーツから小物類まで、入園式の服装として身につけるものは、できるだけすべてシンプルなものを選ぶのが無難です。

装飾の多いデザインのアイテムは、身につけることで周りの目を引きいてしまい、主役であるお子様よりもママの方が目立ってしまいます。

また、高級品だからいいというわけではないので、あえてブランドロゴが目立つようなアイテムを使うのもNGです。

「華やかさ」と「派手さ」を取り違えてしまわないよう気をつけましょう。

入園式で父親(男性)が着る服装のポイント

入園式には、パパも一緒に参加することもあるでしょう。女性だけでなく、男性の服装にも注意しなければいけない点があります。

  • スーツは無地のダークトーンを選ぶ
  • ワイシャツはシンプルなものを選ぶ
  • 足元は黒色か茶色を選ぶ

それぞれ見ていきましょう。

スーツは無地のダークトーンを選ぶ

ママが着るスーツの色は、明るめのトーンがよいとお伝えしましたが、男性の場合はダークトーンを選びます。

お子様よりも目立ってしまうような派手な色や柄のスーツは、下品な印象を持たれかねません。おすすめとしては、チャコールグレーネイビーなどの濃い色味が落ち着いていて紳士的です。

柄は目立たないストライプなどはOKとされていますが、できれば無地のものを選ぶのが吉。入園式に相応しいスーツを着こなし、気品のある好印象なパパを目指しましょう。

ワイシャツはシンプルなものを選ぶ

スーツだけでなく、中に着るワイシャツにも気を配らなければなりません。派手なシャツを合わせるてしまうと、せっかく品のあるスーツも台無しになってしまいます。

カラーはもしくは薄いブルーのような淡めの色を選びましょう。柄については、近くで見ないとわからない程度のシンプルデザインであれば問題ないといわれています。

ただし、あくまでも主役はお子様です。おしゃれさよりも、お子様を引き立てるような服装選びを優先してくださいね。

足元は黒色か茶色を選ぶ

最後に靴選びですが、無難な色を選ぶならブラックの革靴がいいでしょう。スーツの色によっては、ブラウンを合わせてもいいですね。

デザインは、紐付きのものがフォーマルに相応しいとされています。バックル付きやローファータイプは、カジュアルな印象になるとなりますので避けましょう。

靴下に関しても、黒もしくはスーツと同じ色のものを選んでください。目立つデザインやロゴが入っているようなものは避け、必ず履くようにしましょう。

入園式で子供が着る服装のポイント

主役であるお子様の服装も大切です。お子様の場合、見た目だけでなく、着やすい服を選んであげることも重要となってきます。

  • 着心地を重視して選ぶ
  • 制服指定の有無を確認しておく
  • 服装に合った髪の毛のセットをする

以上の点について、詳しく説明します。

着心地を重視して選ぶ

プチプラにも関わらず、素敵な子供服はたくさんありますよね。しかし、見た目ばかり重視して着心地を考慮しないと、実際に着るお子様にとってはストレスとなる可能性も。

入園式は、園のプログラムによっては長いと数時間に及ぶこともあるでしょう。その間、ずっと窮屈な服を着続けるのは疲れてしまいます。

見た目も大切ですが、まずは長時間着ていても苦しくなく、ストレスフリーな着心地の服を選んであげることを意識しましょう。

制服指定の有無を確認しておく

園によっては、正装として制服を用意しているところがあります。もし指定の制服があるなら、そちらを着せて式に向かいましょう。

指定があるにも関わらず、自由な服装で出席させてしまうと、制服だらけの中でポツンとお子様だけが浮いてしまうことも。

さらに入園式後はみんなで集合写真を撮る場合もあるので、その状態が思い出として一生残ってしまうのは可哀想ですよね。

そんな事態を招かないためにも、事前にしっかり制服指定の有無を確認しておきましょう。

服装に合った髪の毛のセットをする

華やかな服装をしているのに、髪の毛がボサボサだったり、まったく手を加えていなかったりすると、ミスマッチでマイナスな印象を与える場合も。

また前述したとおり、集合写真の撮影を行う可能性があるので、服装だけでなく髪の毛のセットも忘れずにしてあげましょう。

ヘアアレンジが苦手だという女の子のママは、カチューシャやリボンなどの小物をつけるだけでも印象が変わります。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

服装の特徴を押さえて入学式に出席しよう

入園式に着ていくおすすめの服装について、アイテム別にご紹介しました。

女性は全体的に明るめのトーンで、派手すぎない上品な服装を心がけましょう。男性は暗めのカラーコーディネートで、紳士的な落ち着きのある装いが素敵パパを演出してくれます。

入園式は、お子様もご両親も初めて会う方がほとんどでしょう。第一印象は、その後の人間関係にも影響してくるといわれるほど大切なものです。悪いイメージを持たれないためにも、ぜひご紹介したポイントを参考にしながら、服装選びをしてみてくださいね。

KOSOTTO編集部

KOSOTTO編集部

買取プラットフォーム「ウリドキ」、リユースに特化したWEBメディア「ウリドキプラス」を運営するウリドキ株式会社が立ち上げた暮らしメディア「KOSOTTO」。買取・リユースをはじめ、「手の届きやすい身近なところからエコ・サステナブルな生活を実践してもらいたい」をモットーにコンテンツ制作を行なっています。

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