メルカリのコンビニ払いを徹底解説!手順・期限・手数料も

フリマ

メルカリでの支払いで、クレジットカード番号を登録せずに支払いたいと考えたことはないでしょうか。そもそも未成年はカードが作成できないため、カード払いができません。

一方「コンビニ払い」は、個人情報を入力することなく最寄りのコンビニから現金での決済ができ、未成年も利用できます。

しかしコンビニ払いは購入から支払いまでの時間がかかる分、できれば使うのはやめてほしいと考えている出品者も少なくありません。取引をしてくれる相手なので、不安にさせないためにも、正しいコンビニ払いの知識を身に着けておくことが重要です。

この記事を読んでメルカリのコンビニ払いに関する知識を身に着けていただければ、相手を不安にさせる取引にはならないでしょう。コンビニ払いで決済をする前に、一度読んで参考にしてください。

メルカリのコンビニ払いの特徴

メルカリでの支払いをコンビニで行う「コンビニ払い」は、メルカリアプリから商品を購入するときのみに使用できる支払い方法です。支払い方法を選択する際に「コンビニ払い」を選択すれば、誰でも利用できます。

クレジットカードや電子マネーサービスといったサービスを介さないので、オンライン決済を避けたい人におすすめ。ATM入金とは違い、コンビニは24時間あいていて、いつでも支払いができることも特徴です。

コンビニ払いの支払い期限

コンビニ払いの期限は、購入手続きから3日(購入日を含む3日目の23:59:59)です。期限以降は出品者のほうから取引キャンセルができるようになるため、支払いを先延ばしにしているとキャンセルされてしまう可能性があります。期限は必ず守りましょう。

コンビニ払いの手数料

コンビニ払いは手数料が発生します。どこのコンビニで支払いをしても一律100円です。したがってコンビニ払いを選択すると、商品金額より100円多く支払わなければならなくなるということは覚えておきましょう。

コンビニ払いの上限金額

コンビニ払いの上限金額は、どこのコンビニでも一律で30万円と決まっています。メルカリでの個人のやり取りで、30万円を超すことはあまりないですが、大きい家電や家具、自転車などを購入するときは注意が必要です。

メルカリでコンビニ払いをするメリット

メルカリでコンビニ払いを選択すると、わざわざコンビニまで行かなければならず、面倒と感じる人もいるのではないでしょうか。しかしコンビニ払いにはメリットもあります。

メルカリの支払方法を迷っている人は、コンビニ払いを検討してみてください。

クレジットカード番号を入力しなくても済む

メルカリでは、クレジットカードや一部オンライン決済サービスでの支払いができます。しかしそれらのサービスを導入すると、カード情報や口座番号などの個人情報を入力しなければなりません。

一方コンビニ払いでは、直接コンビニで現金を支払うので、個人情報入力の必要なし。個人情報の流出などが怖いという人におすすめです。

未成年だけで利用できる

日本では、未成年名義のクレジットカードは作成できません。しかしメルカリで使用できるカードは「本人名義のもの」と決まっています。したがって未成年が購入者の場合は、クレジットカード払いができません。

コンビニ払いは、未成年だけでも支払いが可能な方法のひとつです。

現金払いができる

電子マネーサービスやカードを普段使わず、買い物は現金でしているという人もいるのではないでしょうか。メルカリの支払方法のなかで、直接現金を使って支払えるのがコンビニ払いです。

現金払い以外は対応していないという人は、コンビニ払いを選択しましょう。

メルカリでコンビニ払いを使用するときの購入の流れ

メルカリでコンビニ払いを利用して取引する際の流れをご紹介します。

  1. 支払い方法「コンビニ/ATM」を選択
  2. 支払うコンビニを選択
  3. お客様番号・確認番号の発行を確認しコンビニで支払う
  4. 出品者からの発送を待つ
  5. 荷物を受け取ったら受け取り評価を行う

コンビニ払いは店舗によって支払い方法が違い、発行されるお客様番号や確認番号も異なります。発送するコンビニを選択する際は間違えないようにしましょう。

対応コンビニ一覧|各店舗での支払い方法

コンビニ払いができる店舗は以下の通りです。

  • ファミリーマート
  • セブン-イレブン
  • ローソン・ミニストップ
  • デイリーヤマザキ
  • セイコーマート

それぞれ手続きが異なるので、最寄りのコンビニに行く前に支払い方法を確認しておきましょう。

ファミリーマート

  1. アプリで支払いたい商品ページを表示する
  2. 支払先をファミリーマートにする
  3. マルチコピー機で「代金支払い/チャージ」を選択
  4. 企業コードと注文番号を入力
  5. 注意事項に同意し、Mコピーサービス申込券を受け取る
  6. レジで支払う

ファミリーマートでの支払いは以前Famiポートで行っていましたが、2022年にマルチコピー機へサービスが移行しました。

以前Famiポートを使っていたのに、なくなっていて支払い方法がわからないという人は、マルチコピー機で改めて手続きをしてくださいね。

セブン-イレブン

  1. アプリで支払いたい商品ページを表示する
  2. 支払先をセブン-イレブンにする
  3. 払込票番号が表示されるのを確認
  4. レジでバーコードを店員に見せて支払う

セブン-イレブンでの支払いは、アプリ上のコードを店員に見せるだけで完了します。機械の操作がなく、手続きがほかのコンビニよりも簡単です。店舗が近くにある人は、ぜひ利用しましょう。

ただし、チケットカテゴリーの商品または200円未満(決済手数料含む)の支払いの場合は、セブンイレブンを利用できないので注意してください。

ローソン・ミニストップ

  1. アプリで支払いたい商品ページを表示する
  2. 支払先をローソン・ミニストップにする
  3. 店内のLoppiでトップ画面左ボタン「各種番号をお持ちの方」を選択する
  4. お客様番号と確認番号を入力する
  5. 表示内容に間違いがなければ申込券を発券する
  6. 30分以内にレジで支払う

ローソン・ミニストップでは、店内にあるLoppiという機械で操作をします。手続きは難しくありませんが、番号入力があるので間違えないようにしましょう。

デイリーヤマザキ

  1. アプリで支払いたい商品ページを表示する
  2. 支払先をデイリーヤマザキにしてオンライン決済番号を表示する
  3. レジで店員にオンライン決済の支払いがしたいと伝える
  4. オンライン決済番号を画面に入力する
  5. 情報に間違いないか確認し、その場で支払う

デイリーヤマザキは、レジでの入力作業があります。オンライン決済番号は自身で入力するので、うしろに待っている人がいると焦ってしまうことも。比較的混雑していない時間に行くようにしましょう。

セイコーマート

  1. アプリで支払いたい商品ページを表示する
  2. 支払先をセイコーマートにする
  3. レジで店員に「インターネット支払いがしたい」と伝える
  4. 受付番号と確認番号をその場で入力する
  5. 内容を確認しOKをタップして支払う

セイコーマートもデイリーヤマザキ同様、レジで直接番号を入力しなければなりません。番号入力と確認にはしばらく時間がかかるので、お店が混雑している時間は避けましょう。

コンビニ払いは現金のみ?現金払い以外の方法

コンビニでの支払いは現金でしか利用できないところが多いです。コンビニ払いの際は現金を用意していきましょう。

ただしファミリーマートではFamiPay、セブン-イレブンではnanacoのみ、支払いに使えます。電子決済を利用したい場合はどちらかのコンビニに行くようにしてくださいね。

それぞれのコンビニの支払方法

店舗名支払い方法
ファミリーマート現金・FamiPay
セブン-イレブン現金・nanaco
ローソン・ミニストップ現金のみ
デイリーヤマザキ現金のみ
セイコーマート現金のみ

※ 2023年10月現在

【重要】コンビニ払いではなるべく早く支払う

コンビニ払いは、出品者が嫌がる支払方法だといわれています。期限内に支払わず、支払いに時間がかかる購入者や、いつまでも支払わずキャンセル手続きもしないような購入者がいるためです。

出品者は支払いを待っている間、商品を取り置きしている状態になり、新たな購入者を探せません。そうこうしているうちに、売りやすい時期を逃すなんてこともあります。

コンビニ払いは相手を不安にさせないためにも、できるだけ早く支払いましょう。あわせて、いつまでに振り込むのかを相手に伝えておくと、スムーズなやり取りが行えます。

支払い期限が切れたときの対応

もし支払期限が過ぎても支払いがされない取引がある場合の対応方法を、購入者・出品者の立場からそれぞれご紹介します。

前提として、購入者は支払う気がなくなったのであれば、期限切れを待たずにその旨を相手に伝え、迅速にキャンセル手続きをすることが重要です。

購入者の場合

購入者の場合、一度は自分が購入すると決めたにもかかわらず支払いをしないということは、ルール違反です。

これから支払いをするにしても、キャンセルをするにしても、まずは謝罪の気持ちをもって相手と接するように心がけましょう。

まだ支払い意志がある場合

期限が切れても支払い手続きは可能です。まずは出品者に遅くなってしまった理由と謝罪、払込の予定を伝えましょう。

▼連絡する際の例文

支払いが遅くなっていて大変申し訳ありません。体調不良でコンビニへ行くことができず、支払いが遅れています。〇日に支払予定ですが、それまでキャンセルはお待ちいただけるでしょうか。こちらの都合で恐縮ですが、ご検討お願いいたします。

その後取引を継続するかどうかは出品者の判断によりますが、例えキャンセルになってしまったとしても自分の過失が原因なので、受け入れることが重要です。

支払いできなくなった場合

事情があって支払いができなくなった場合は、必ずキャンセルの連絡を入れましょう。この段階のキャンセル申請は出品者側から行うため、申請の依頼もあわせて送ります。

▼キャンセルの依頼例文

大変申し訳ありませんが、事情があり支払いができなくなってしまいました。お待ちいただいていたにもかかわらず、大変申し訳ありません。お手数をおかけしますが、キャンセル申請をお送りください。よろしくお願いいたします。

キャンセルの依頼をしても出品者から反応がなく、キャンセルが成立しない場合は、その旨を事務局へ相談しましょう。

払わないままだと警告や利用制限を受ける

メルカリでは、「支払い期限を過ぎても支払いを完了しないこと」「進行中の取引を放棄すること」を迷惑行為として定めています。

コンビニ払いを指定して払わないままでいると、メルカリ事務局によって迷惑行為と判断され、警告や利用制限の措置が行われる恐れもあるため、すぐに支払いを完了してください。

支払いの滞納は、取引相手に多大な迷惑をかける行為です。ルールをしっかりと守り、利用者同士が快適に取引を行えるように心がけましょう。

出品者の場合

支払期限が過ぎてしまったのにいつまでも支払いがないと、本当に支払いがあるのか不安になりますよね。その間商品を再出品することができず、商品が売れやすい時期を逃してしまう可能性も。

支払期限が過ぎたら、すぐに次のどちらかの対応を取りましょう。

同意なしでキャンセル申請をする

支払期限が過ぎたものは、相手の同意なしで取引をキャンセルできます。支払期限を守らない購入者とは取引したくないと感じたのなら、キャンセル申請を送りましょう。キャンセルの原因は購入者にあるので、出品者にペナルティが科されることはありません。

キャンセル申請の手続きは取引画面に表示された「この取引をキャンセルする」をタップし、キャンセル理由を簡単に記載し、送信するだけで完了です。

購入者にメッセージを送る

いきなり相手にキャンセル申請を送ることに抵抗がある場合は、相手に支払いの意思があるかを確認するメッセージを送りましょう。その際、具体的な支払い日を聞くことと、返信がなければキャンセルするという内容を記載しておくことが重要です。

▼支払い意志の確認メール

こちらのお取引の支払期限が昨日となっておりましたが、現段階で支払いの確認ができておりません。恐れ入りますが、お支払いはいつになりそうでしょうか。このまま返信がなければ、明日キャンセル申請を送らせていただきます。返信お待ちしております。

「メルペイあと払い」をコンビニで支払うやり方

「メルペイあと払い」とは、メルペイで1か月支払った金額を、翌月まとめて支払う方法です。自身で上限を設定することができ、使いすぎを防止できます。

通常のコンビニ払いだと、購入するごとにコンビニへ行かなければなりませんが、メルペイあと払いをコンビニで利用すると一度で済ませられるので便利です。

コンビニ払いの手続き方法

メルペイあと払いにてコンビニで支払う手順を見ていきましょう。

  1. アプリのマイページ>あと払い利用枠をタップ
  2. 支払い方法を選択、または支払い方法の項目を選びコンビニ払いを選択
  3. 支払予定日を入力して保存
  4. 支払日に◯月利用分の支払い画面で、コンビニ/ATMで支払うを選択
  5. 支払いするコンビニを選択し、お客様番号を発行
  6. 支払い手続きをするをタップし各コンビニで支払う

まず、メルペイあと払いの支払予定日を決定する、1~3の手続きを事前に行っておきます。そのあと、支払い日になったら4~6の手続きを行うとスムーズです。

手数料

メルペイあと払いでも、コンビニ払いの手数料がかかります。手数料は払込総額で決まっているので確認しておきましょう。

払込金額手数料
2,000円未満220円(税込)
2,000円以上、20,000円未満330円(税込)
20,000円以上、35,000円未満550円(税込)
35,000円以上、40,000円未満770円(税込)
40,000円以上880円(税込)

「コンビニ払いはやめてほしい」「迷惑」という噂は本当?

「コンビニ払いはやめてほしい」と思っているメルカリ出品者がいるという噂があります。コンビニ払いで支払い期限を過ぎる人がある程度いることが原因で、「コンビニ払いはやめてほしい」という意見を持っているメルカリ出品者がいることは事実です。

しかし、コンビニ払いはメルカリのルールに反する行為でもマナー違反でもないので、支払い期日に間にあうのであれば、利用してもまったく問題はありません。
コンビニ払いの支払い期限は、購入日をふくむ3日目の23:59:59までです。

メルカリは出品者と購入者の信頼関係で成り立っているので、両者が嫌な思いをせず、スムーズに商品を売買できるよう、支払い日を厳守しましょう。

コンビニ払いは支払い期限厳守で

メルカリコンビニ払いの方法や利用可能なコンビニ、支払期限が切れてしまったときの対応などをご紹介しました。

コンビニ払いは購入者にとってはメリットもあり、利用しやすい支払い方法です。しかし出品者にとっては、迅速な支払がなければ迷惑な支払い方法ともいえます。

自身がコンビニ払いを利用する際は、できるだけ丁寧なやり取りと迅速な支払いを心がけ、取引相手に迷惑が掛からない形で利用しましょう。

神内|KOSOTTO編集部

神内|KOSOTTO編集部

思い切ってものを捨てられる派。古本を売ったり買ったりしています。

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