意外と悩む「珪藻土マット」の捨て方ガイド。捨てずに活用する方法も

生活雑貨

吸水性が高く、使い勝手のよい珪藻土マット。しかし、いざ処分しようと考えたときに、捨て方に悩んでしまいますよね。この記事では、珪藻土マットの正しい捨て方についてご紹介。どのように分別するべきなのか、袋には入れるべきなのか、注意することはあるのかなど、気になることをまとめて解決しましょう。

珪藻土マットの寿命

そもそも珪藻土マットは、購入からどれくらいの期間で寿命・買い替え時期を迎えるのでしょうか。

結論から言うと、珪藻土マットの寿命は約2年。

珪藻土の表面には無数の穴があいており、その穴で水滴を吸収することから、吸水性の高さを実現しています。使い続けていると穴がどんどん塞がっていき、約2年ほどで吸水力が落ちたと感じるようです。日頃の使い方や手入れ方法によって前後するので、あくまで参考程度に覚えておきましょう。

珪藻土マットの分別区分

不燃ごみ・陶器類にあたる

珪藻土マットは、「不燃ごみ」または「陶器類」に分別することが一般的です。詳しい区分は自治体によってことなりますが、いずれにしても可燃ごみとしては捨てられないので注意しましょう。

粗大ごみ扱いになる場合もある

大きさによっては、不燃ごみなどの一般ごみとしてではなく、粗大ごみとして捨てなければいけない場合があります。粗大ごみとなる基準は自治体によって異なるので、住んでいる地域の指示に従いましょう。

捨て方は自治体によって異なる

分別区分や粗大ごみとなるサイズだけでなく、珪藻土マットは自治体によって捨て方が大きく異なるので、注意が必要です。

一般ごみとして集積所に出してよい地域もあれば、集積所ではなく指定の場所へ持っていく必要がある地域もあり、なかにはそもそも珪藻土商品をごみとして回収してもらえない地域もあります。

どのように捨てるよう決められているのか、必ず確認しましょう。

袋に入れる?入れない?珪藻土マットの捨て方

珪藻土マットを捨てる際、自治体によって「中身が見える袋に入れる」「袋を二重にして入れる」「新聞紙に包む」など、さまざまな指定があります。

袋に入れる場合の捨て方

指定のサイズの袋に入れることができれば、そのまま入れましょう。

指定サイズでは入らない場合は、粗大ごみとして出すか、細かく割る必要があります。割る際にはケガをしないよう軍手をして、ゴーグルやマスクをすると安全です。また、必ず風通しのよい屋外で作業するようにしましょう。

珪藻土マットを割るには「高いところから落とす」「トンカチで叩く」などさまざまな方法がありますが、いずれも割ったときに破片が飛び散る危険性が。

危険性の低い方法を選ぶなら、カッターを使う方法がおすすめです。手順は以下の通り。

  1. カットするライン(一周分)を鉛筆やマーカーで書いて印をつける
  2. 印に沿ってカッターの刃をあて、一周させる
  3. 一周目でつけた溝に沿って、何周かさせて切り込みを深くする
  4. ある程度深くまで切り込みが入ったら、てこの原理を利用して割る

切り込みが深ければ深いほど飛び散る危険性が低くなるので、できればしっかりと切り込みを入れるか、最後までカッターで切るようにしましょう。ノコギリを持っていれば、そちらのほうが簡単に切れますよ。

珪藻土を入れたら袋の表面に「珪藻土」「危険物」など、分かるように明記しましょう。

新聞紙などで包む場合の捨て方

袋に入れない場合は、新聞紙や厚紙などで包んで対応します。クッションとなるよう、新聞紙でも厚紙でもある程度の枚数で包むようにしましょう。最後にガムテープでしっかり留めたら、表面に「珪藻土」「危険物」など分かるように記載します。

珪藻土マットを割る際は注意が必要

上でも記載しましたが、珪藻土マットを割る際には破片でケガをしないように注意が必要です。力任せに割るのではなく、カッターでしっかりと切り込みを入れてから割ったり、ノコギリで切ったりすると、危険性が下がるでしょう。

破片から身を守るために軍手・ゴーグル・マスクを着用し、長袖長ズボンで作業するのがおすすめ。また、空気がこもらないように、風通しのよい屋外で作業するようにしましょう。

アスベスト(石綿)が含まれている珪藻土マットの捨て方

珪藻土商品のなかには、発がん性のあるアスベストが含まれているものがあります。もちろん、すべての珪藻土商品に含まれているわけではありません。

メーカー・販売業者・自治体・政府などの発表で、手持ちの珪藻土マットにアスベストが含まれていることが判明した場合、メーカーや販売業者に回収してもらいましょう。決して、自分で処分してはいけません。削ったり、割ったりすることも厳禁です。

アスベストが含まれているか分からないものに関しても、万が一のために自己処分は控えたほうが無難。アスベストが含まれていないと断言できるものだけ、処分方法を検討しましょう。

珪藻土マットの活用アイデア

割れてしまって使い物にならなくなった珪藻土マットは、アイデアによって捨てずに活用できる場合があります。

除湿剤・消臭剤として使う

上で、珪藻土には水滴を吸収する穴があいていると述べましたが、実は水滴だけでなくにおいの元となる成分も吸収することが分かっています。

  • 靴箱(シューズボックス)
  • トイレ
  • クローゼット、タンス

上記のような、湿気やにおいが気になる場所にほどよい大きさに割った珪藻土マットを置いておくのがおすすめ。靴にそのまま入れるのもよいですね。

水に濡れやすい場所に置く

珪藻土ならではの吸水性の高さを利用し、水に濡れやすい場所に置く方法もあります。例えば下記のような場所に置いておくと、水分が効率よく吸収されてその場を清潔に保ちやすいでしょう。

  • 傘立ての底
  • 洗面台やキッチンの洗剤容器の下
  • ペットの水飲み皿の下

においがこもりやすい場所に置く

消臭効果のある珪藻土は、においが気になる場所に置いておくのもおすすめ。下記のようににおいがこもりやすい場所に置くと、効果を実感しやすいでしょう。

  • ペットのトイレまわり
  • ごみ箱のまわり、ふたの内側

珪藻土マットを正しい捨て方で処分しよう

珪藻土マットは、長期間使い続けたり、割れてしまったりすると使えなくなってしまいます。捨てる場合には注意したいことがいろいろとあるので、アスベストの有無や自治体の決まりをきちんと確認しましょう。

捨てずに活用するアイデアは、割ってしまった珪藻土マットを賢く再利用できておすすめ。あなたの生活習慣に合わせて、珪藻土マットの処分方法を考えてみてください。

森山|KOSOTTO編集部

森山|KOSOTTO編集部

おいしいものに癒されながら、せっせと生きている20代後半女性。食べているときが一番幸せ。いかにリーズナブルに生活を豊かにできるか、日々模索中。

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