まずは査定額を聞く
「実家の整理をしていたら、ジャパニーズウイスキーのコレクションが出てきた」
「ジャパニーズウイスキーをもらったけど、ウイスキーはあまり飲まない」
といった場合、ジャパニーズウイスキーに詳しくない人やお酒の嗜好が合わない人は、処分に困ってしまいますよね。
実はウイスキーのなかでも評価が高いジャパニーズウイスキーは、買取店でいいお値段がつくことが多いです。しかしお酒に詳しくなかったりジャパニーズウイスキーが売れることを知らなかったりすると、せっかく高く売れるチャンスを逃すことになってしまいます。
この記事では、高価買取が狙えるジャパニーズウイスキーの人気銘柄や、おすすめの買取店についてご紹介。「捨てようかと思っていたら思わぬ値がついた」ということも多いのが、お酒の買取です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジャパニーズウイスキーとは、名前の通り日本で作られるウイスキーのことです。
ウイスキーの生産国として有名な、スコットランド・アメリカ・カナダ・アイルランドに日本が並び、世界5大ウイスキーとしても知られています。
世界で認められているジャパニーズウイスキーには、以下3つの特徴があります。
- 本場スコッチウイスキーを彷彿させる風味
- ウイスキーの製造工程を一貫して行う
- ハイレベルな原酒作りの技術による繊細な味わい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本場スコッチウイスキーを彷彿させる風味
ジャパニーズウイスキーは、本場スコットランドの蒸留酒「スコッチウイスキー」を手本に作られたとされています。
独特なスモーキーフレーバーを抑え、日本の食事に合う風味に仕上げられていることがジャパニーズウイスキーの特徴です。
ウイスキーの製造工程を一貫して行う
スコットランドをはじめとする海外では、大小含め蒸留所が多いことから分業制でウイスキーが製造されます。
対して、日本の場合は蒸留所の数が少ないため、製麦・糖化・発酵・蒸留・熟成・ブレンド・瓶詰めまで、すべての製造工程を一貫して行っていることが特徴です。
ハイレベルな原酒作りの技術による繊細な味わい
日本では原酒が売買されることはほとんどなく、モルトウイスキーやグレーンウイスキーといった原酒作りからブレンドまでを各社独自で行っています。
1か所の蒸留所で多彩な原酒を作りわけできる技術力の高さが、世界で評価されるジャパニーズウイスキーの繊細な味わいにつながっているのです。
ジャパニーズウイスキーの誕生は、1923年に建設された「サントリー山崎蒸溜所」が始まりとされています。
現サントリーである寿屋の社長・鳥井信治郎氏が、日本のウイスキーの父とも呼ばれた竹鶴政孝氏を招聘し、第1号のジャパニーズウイスキー「白札」を完成させました。
それからジャパニーズウイスキーは広まり、現在では日本国内のウイスキー市場シェアを大手各社だけで90％も占めているほどです。
ジャパニーズウイスキーは国内外で需要が高く、近年は中古市場においても定価以上の高騰が続いています。
需要に供給が追いついていないのは、原酒不足による品薄が原因。ウイスキーの原酒作りには長い年月を要するため、不足となれば販売停止にせざるを得ません。
また、投資目的の買い占め運動も追い打ちをかけ、ジャパニーズウイスキーは依然として高騰を続けています。
ジャパニーズウイスキーのなかでも、人気銘柄は特に買取価格が高騰しています。希少性が高ければ、定価の2倍以上で買取られることも少なくありません。
ここでは、ジャパニーズウイスキーの人気銘柄をいくつか紹介するので、自宅のウイスキーがどれか確認してみてください。
サントリーの「山崎」は、日本で一番有名といえるシングルモルトウイスキーです。
2003年には、「山崎12年」が世界的に権威のあるISCにて日本初の金賞を受賞。その後も広く評価され、現在では入手困難な銘柄のひとつです。
ラインアップは「山崎NV」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」などがあり、なかでも「山崎25年」は1,000,000円程度の高額で買取されています。
出典：響｜サントリー
サントリーの「響」は、「山崎」と並んで知名度の高いブレンデッドウイスキーです。創業90年を記念して誕生し、培った技術の粋と「人と自然と響きあう」という企業理念が込められています。
ラインアップは「響17年」「響 JH」「響 BC」「響21年」「響30年」などがあり、3年連続ISCでトロフィーを受賞した「響30年」は、500,000円程度が買取相場です。
埼玉県の秩父蒸留所で誕生した「イチローズモルト」は、株式会社ベンチャーウイスキーの創業者である肥土伊知郎氏の名を冠したジャパニーズウイスキーです。
生産数が限られているうえ、世界的に有名な銘柄であることから、現在は入手が難しいとされています。特に羽生蒸溜所の閉鎖前に製造された「イチローズモルト 羽生」は、高価買取が期待できるでしょう。
出典：森香る暮らし｜サントリー
サントリーの「白州」は、大自然のなかにある森の蒸溜所で生まれたシングルモルトウイスキーです。
約20年かけて磨かれた南アルプスの天然水を含んだ原酒は、「森香るウイスキー」と呼ばれることも。2006年には「白州18年」がISCで金賞を受賞しています。
ラインアップは「白州NV」「白州12年」「白州18年」「白州25年」などがあり、「白州25年」は400,000円程度が買取相場です。
ニッカウヰスキーの「竹鶴」は、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝氏の名を冠したジャパニーズウイスキー。余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所で作られる2つのモルト原酒をブレンドした「竹鶴ピュアモルト」が有名です。
そのほか「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」など、ラインアップが豊富にあります。幻の逸品と呼ばれる「竹鶴35年」は、700,000円程度の高価買取が期待できるでしょう。
「サントリーローヤル」は、サントリーの創業60年を記念して誕生したブレンデッドウイスキーです。
創業者であり初代マスターブレンダーの鳥井信治郎氏が辿り着いた黄金比ブレンドは、日本の高級ウイスキーの代名詞として知られています。
ラインアップは「ローヤル」と「プレミアム」シリーズがあり、流通量の少ない「ローヤルプレミアム15年」は特に高価買取が期待できるでしょう。
「サントリーオールド」は、1950年に発売された歴史あるブレンデッドウイスキーです。丸みを帯びた瓶の形状から、「ダルマ」や「タヌキ」といった愛称で親しまれています。
流通量が多いウイスキーのため、買取相場は数百～数千円程度と高くはありません。陶器ボトルや、社名変更前の「寿屋」表記があれば高価買取対象です。
ジャパニーズウイスキーのおすすめ買取店について、査定方法・買取方法・専用キットの有無をまとめました。
店舗の概要を確認する前に、まずは簡単にサービス内容を比較してみてください。
| 店舗名 | 店舗紹介 | ロゴ | 査定方法 | 買取方法 | 専用キットの有無 | 送料 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取リカーズ |  | 電話、WEB | 店頭、出張、宅配 | あり | 無料 | |
| バイセル |  | 電話、WEB | 店頭、出張、宅配 | あり | 無料 | |
| Amazon 買取サービス |  | 宅配 | 宅配 | あり | 無料 | |
| 買取屋さんグループ |  | 電話、WEB、LINE | 店頭、出張、宅配 | なし | 無料 | |
| レッドバッカス |  | 電話、WEB、LINE、FAX | 店頭、出張、宅配 | あり | 無料 | |
| リカージョイ |  | 電話、メール、LINE、オンライン、FAX、店頭 | 店頭、出張、宅配 | なし | 無料 | |
| ジョイラボ |  | 電話、メール、LINE、オンライン、FAX、店頭 | 店頭、出張、宅配 | あり | 無料 | |
| リンクサス |  | 電話、LINE、オンライン、LINEテレビ | 店頭、出張、宅配 | なし | 無料 | |
| ファイブニーズ |  | 電話、LINE、オンライン、FAX | 店頭、出張、宅配 | なし | 無料 | |
| 買取大吉 |  | 電話、メール、LINE | 店頭、出張 | – | 無料 |
※口コミ評価はウリドキやGoogle、その他サイトの情報を参考にしています
希少価値の高いジャパニーズウイスキーを買取ってもらうなら、お酒のプロが在籍する買取専門店がおすすめです。
ここでは、初めてでも利用しやすいお酒買取専門店をいくつかまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
店舗紹介
「買取リカーズ」は、株式会社JUSTYが運営するお酒専門の買取店。定番のワインやシャンパンをはじめ、ジャパニーズウイスキーなども豊富に取り扱っています。
無店舗型で運営コストを抑えているほか、アジアや欧州など海外販路も充実。さらに、約680億件の膨大な買取データを活用した高額査定が期待できるでしょう。
過去には生産数150本の希少な「響35年 十四代酒井田柿右衛門作」を買取していることから、専門知識の高さが伺えますね。
自宅で簡単な宅配買取は、送料・査定料などすべて無料です。たったの60秒で申し込める査定依頼を試してみてください。
店舗情報
| 買取リカーズ | |
|---|---|
| 電話番号 | 076-213-5334 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「レッドバッカス」は、スピード振込みと上乗せ査定が魅力のお酒買取専門店。商品の状態によって買取価格がどんどんプラスされ、仮査定と本査定の金額が同じ場合は買取価格アップを約束しています。
また、1分1秒でも早い対応を目指しているスピード振込は、最短で商品到着の当日に振込可能です。買取成約率99.7％の高い数字が満足度を物語っています。
サントリーやニッカウヰスキーなど、ジャパニーズウイスキーの買取実績が豊富にあるので、専門知識を活かした高価買取が期待できるでしょう。気軽に申し込めるWEB査定やLINE査定、さまざまなコースを選べる宅配買取がおすすめです。
店舗情報
| レッドバッカス | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-933-490 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「リカージョイ」は、神奈川県横浜市に店舗を構えるお酒買取専門店。日本産から海外産まで、ありとあらゆるウイスキーに対応しています。公式サイトにてお酒の買取価格表がまとめられているので、まずはどれくらいで買い取ってもらえるのかを確認してみてください。
店頭買取では、価格交渉を歓迎しています。オークションやコレクター、商社など多彩な販売経路を利用し、高価買取へ導いてくれるでしょう。
電話・メール・FAX・LINE・オンラインなど6種類の査定方法を実施。自分のライフスタイルに合わせて、いつでもプロの査定が受けられますよ。
店舗情報
| リカージョイ | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-548-658 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「ジョイラボ」は、東証プライム上場企業が運営するお酒買取専門店。全国に続々と店舗展開を進めており、すべて直営店という安心感があります。どこの店舗へ足を運んでも、専門知識に長けたスタッフが対応してくれるでしょう。
ウイスキーはサントリーやニッカウヰスキーをはじめ、キリン、若鶴酒造、松井酒造など、対応する銘柄が幅広いです。気になるお酒について、まずはリアルタイムの買取価格表をチェックしてみてください。
買取方法は、宅配・出張・店頭の3種類から選べます。近くに店舗がない方は、万が一の際に全額補償してくれる宅配買取がおすすめ。無料の宅配キットも申し込み可能です。
店舗情報
| ジョイラボ | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-555-438 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「お酒買取専門店 リンクサス」では、たとえボロボロの状態であっても無料査定を受け付けています。買取にかかる送料や各種手数料はすべて無料です。
実際に、幻のウイスキーと呼ばれる「山崎50年」を43,000,000円、同じく希少価値の高い「山崎35年」を8,000,000円など、高価買取実績が多数掲載されています。
お酒の専門知識や市場調査はもちろんのこと、国内外の豊富な販売経路も魅力。さまざまな査定方法を選べますが、直接会話ができる電話査定を利用してみてください。同店では、宅配・出張・店頭買取を実施しており、ユーザー負担0円で利用できますよ。
店舗情報
| お酒買取専門店 リンクサス | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-769-277 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「ファイブニーズ」は、北は北海道から南は九州まで、全国15店舗を展開するお酒買取専門店です。
累計120万本以上のお酒を取り扱ってきたのは、ソムリエやお酒の有資格者が在籍するからこそ。どんなジャパニーズウイスキーも、確かな鑑定力で買取してくれるでしょう。
「貰ったもので価値がわからない」「大量のお酒を見てほしい」という方は、気軽に相談してみてください。お酒のまとめ売りで買取金額アップも狙えますよ。
買取方法は、宅配・出張・店頭の3種類を実施。宅配買取は無料キットを利用して送るだけなので、初めてでもスムーズに進められるでしょう。
店舗情報
| ファイブニーズ | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-565-552 |
| 公式サイト | |
「お酒以外の商品もまとめて売りたい」という方は、さまざまなジャンルを取り扱う総合買取店がおすすめです。
ここでは、全国対応の総合買取店をいくつか紹介するので、売り先選びの参考にしてみてください。
店舗紹介
「バイセル」では、人気銘柄のウイスキーなどお酒類をはじめ、着物、切手、骨董品、貴金属、ブランド品など幅広いジャンルを取り扱っています。
全国無料の出張買取は、最短即日のスピード対応が可能。「大量の商品を持ち運べない」「できるだけ早く処分したい」という方に適したサービスです。
これまで1,400万点以上の買取実績を持つプロの査定士に、大切なお酒などを任せてみてはいかがでしょうか。買取方法は、宅配・出張・店頭の3種類を実施。電話やメールの無料相談は、24時間365日いつでも受付しています。
店舗情報
| バイセル | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-612-773 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「Amazon 買取サービス」では、最短3クリックで申し込みが完了する宅配買取を利用できます。大手通販サイト「Amazon.co.jp」のアカウント連携なので簡単・安心です。
取り扱い商品のカテゴリーは幅広く、お酒やブランド品、腕時計、貴金属、家電、ホビー、カー用品などにも対応。売りに出す前に、サイト内で買取価格の検索も可能です。
買取申し込み後は、自宅に集荷が来るのを待つだけ。Amazonギフト券にて入金が行われるため、最後まで完全在宅で買取完了します。普段からAmazonで買い物をする方は、同サービスの利用を検討してみてください。
店舗情報
| Amazon 買取サービス | |
|---|---|
| 電話番号 | – |
| 公式サイト | |
店舗紹介
「買取屋さんグループ」は、全国25店舗を展開する総合買取店です。全国無料の出張買取なら、最短即日30分で自宅に来てくれます。
お酒以外にブランド品や貴金属、家電、家具、パソコン、ベビー用品、釣り具、自転車、フィギュアなど取扱品目は多岐にわたるので、なんでも気軽に相談してみましょう。
「大量の不要品を売りたい」「引越しに合わせて不要品を処分したい」という方にもピッタリのサービスですよ。
まずは電話やWEB、LINEにて、無料の査定依頼を申し込んでみてください。近くに店舗があれば店頭買取、自宅まで集荷に来てくれる宅配買取も利用できます。
店舗情報
| 買取屋さんグループ | |
|---|---|
| 電話番号 | 050-3627-8987 |
| 公式サイト | |
店舗紹介
イメージキャラクターのIKKOさんが印象的な「買取大吉」。全国に650店舗以上を展開しており、テレビCMも放映中の総合買取店です。
ジャパニーズウイスキーなどお酒の買取はもちろんのこと、ブランド品、金・貴金属、宝石・ジュエリー、時計、カメラなども取り扱っています。
まとめての高価買取を強みにしているので、ジャパニーズウイスキーと一緒にほかの不要品も査定依頼してみましょう。
買取方法は、全国対応の出張・宅配買取の2種類を実施。査定だけの申し込みが可能で、査定料や各種手数料は発生しません。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
| 買取大吉 | |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-15-1234 |
| 公式サイト | |
ジャパニーズウイスキーの高価買取ポイントは、以下の5つが挙げられます。
- 保存状態が良い
- 付属品が揃っている
- 人気がある銘柄や年代は高値がつきやすい
- 店頭持込みは値上げ交渉しやすい
- 相見積もりで査定価格を比較する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ジャパニーズウイスキーの高価買取において、保存状態は一番重要なポイントです。
お酒は必ず未開封の状態で、ボトルやラベルにキズがつかないよう丁寧に扱います。できるだけ購入時の箱に入れたまま暗所で保管しましょう。
新品購入時の付属品を揃えることも、高価買取につながるポイントのひとつです。おもな付属品は、以下のようなものが挙げられます。
- 外箱、内箱
- 説明書
- 替え栓
- ボトルの包装布
銘柄の希少性によって価値は異なりますが、付属品の有無で買取価格が大きく変わることもあるので、なるべく揃えるようにしましょう。
ジャパニーズウイスキーは、人気の銘柄が高価買取されやすいです。
たとえば、サントリーの「山崎25年」は1,000,000円程度、「響30年」が500,000円程度とかなりの高値。ニッカウヰスキーの「竹鶴35年」も、700,000円程度と買取相場が高いです。
そのほか、「当たり年」と呼ばれる年代のウイスキーは、買取においても高く評価されるでしょう。
送料や配送補償のコストがかかる宅配買取よりも、直接店頭へ持ち込むほうが高く売れる可能性があります。店舗側のリスクが少ないうえ、査定士と値上げ交渉がしやすいためです。
また、店舗へ足を運べばウイスキーが破損する心配もありません。より安心して売却できるので、近くに店舗がある場合は店頭買取を検討するとよいでしょう。
ジャパニーズウイスキーは、希少価値が高いほど査定金額に差が出やすいため、相見積もりでの比較が欠かせません。
直接お店で査定依頼、またはWEBで無料査定を申し込み、できるだけ多くの査定結果から売り先を決めるとよいでしょう。
ウイスキーなどのお酒類は保存状態が一番重要と前述しましたが、状態が悪いものは買取を断られる場合もあります。
具体的にどのようなお酒の状態が買取不可とされるのか、ひとつずつ確認していきましょう。
いくら飲んでいなくても、開封済みのお酒は基本的に買取してもらえません。
ただし、バカラグラスなどボトル自体に価値がつく場合、買取対象として扱われることもあります。開封済みのお酒であっても、買取店に問い合わせしてみるとよいでしょう。
お酒についた欠けやヒビなどの損傷が激しい場合は、買取不可になることがあります。状態の程度によっては減額で済むケースもあるので、諦めてしまう前に買取店で見てもらいましょう。
瓶の中のアルコールが蒸発してお酒の量が減ることを「目減り」、コルクの栓が弱くなり隙間からお酒がこぼれて減ることを「液漏れ」といいます。コルクで栓がされているお酒は、未開封でも経年劣化で目減りや液漏れが発生しやすいです。
お酒の減りが少なければ、買取してもらえる可能性が高いでしょう。ただし、明らかな目減りや液漏れがある場合は、買取を断られることもあるため注意してください。
お祝いのプレゼントなどでボトルやラベルに個人名が印字されているお酒は、買取不可になる可能性が高いです。個人情報の観点や、再販しにくいことが理由として考えられます。
店舗によっては法人名なら買取対象の場合や、人気の銘柄は減額のみで買取自体は可能なこともあるので、相談してみるとよいでしょう。
お酒を宅配買取に出す際は、梱包・発送方法に気をつけなければなりません。以下の注意点を意識するだけで、誰でも安全に送ることができます。
- ダンボールを利用する
- 緩衝材でお酒を包む
- ボトルを縦向きにして入れる
- お酒が動かないよう隙間を埋める
- 発送時に天地無用シールとワレモノシールを貼る
お酒専門の買取店では、お酒の梱包に適した宅配キットを用意していることが多いです。事前準備が必要なく安心して送れるため、積極的に利用してみましょう。
ジャパニーズウイスキーは世界で評価されており、人気の銘柄は特に相場が高騰しています。家から出てきたウイスキーが、思わぬ高値で売れることも少なくありません。
適正価格で査定をするには専門知識が必要不可欠なため、お酒の取り扱いに慣れている買取専門店の利用がおすすめです。
本記事で紹介した、ジャパニーズウイスキーの基本知識や高価買取ポイントを参考にし、まずは気になる買取店へ査定依頼を申し込んでみてください。
