ウイスキーのカロリー・糖質は?太りづらい理由やおすすめの飲み方を紹介

お酒

世界中で多くの方に親しまれているウイスキー。豊かな風味と深みのあるウイスキーは日本でも嗜まれていますが、カロリーが気になっている方は多いのではないでしょうか。

また、ウイスキーを含めたお酒は太りやすいイメージが強く、体型を気にしていると楽しみにくいですよね。しかし、ウイスキーは少し工夫して飲めば、カロリーなどを気にせず今まで通りに楽しめるんです。

当記事では、ウイスキーのカロリーや摂取カロリーを抑える方法について紹介するので、ウイスキーが好きな方はぜひご覧ください。

太りにくいお酒についても紹介するため、ウイスキー以外の選択肢を探している方の参考にもなるはずです。

ウイスキーのカロリーは?

ウイスキーのカロリーは、100gあたり約250kcalです。この値は約40%のアルコール度数を持つウイスキーの場合で、アルコール度数が高くなるにつれてカロリーも増加するため注意しましょう。

カロリーには、原材料である小麦や大麦などの穀物由来の糖分が含まれていますが、そのほとんどがアルコールによるもの。そのため、ウイスキーを飲むときは適量を守り、飲みすぎに注意することが重要です。

ハイボール1杯のカロリー目安

ハイボール1杯のカロリー目安は、約50〜100kcal程度です。これはウイスキーを30mlほど使用し、ソーダ水を約100ml使用した場合の目安。ハイボールのカロリーのほとんどは、ウイスキーが占めています。

参考:サントリー

ソーダ水で割るためカロリーは下がりますが、一般的に市販のソーダ水には糖分や添加物が含まれており、カロリーが高いです。カロリーを抑えるには、自作するのが望ましいでしょう。

お酒とのカロリーを比較

ウイスキーを含めた、さまざまなお酒のカロリーを表にまとめました。ほかのお酒と比較したい方は、以下をご覧ください。

お酒の種類100gあたりのカロリー(kcal)
ウイスキー約250kcal
焼酎約200~240kcal
カクテル約150~500kcal
ワイン約80~85kcal
ビール約43~50kcal

参考:食品成分データベース

これらのカロリーはあくまでも一般的な値であり、実際のカロリー値は銘柄や製造方法によって異なります。

ウイスキーの糖質量はゼロに近い

ウイスキーは、麦芽やライ麦などの穀物を蒸留して作られたアルコール飲料で、一般的に砂糖を加えません。そのためウイスキーの糖質量は非常に低く、限りなくゼロに近いです。

ウイスキーにはスコッチやバーボンなどの種類があり、それぞれの種類によってアルコール度数や風味が異なりますが、糖質量については共通して低い傾向にあります。

ウイスキーのプリン体は少なめ

プリン体は体内で尿酸に変換され、高尿酸血症や痛風などの原因となる物質のことです。

前述したように、ウイスキーは穀物を原料としているため、プリン体が多く含まれる内臓肉や魚介類と比較すると、プリン体の量が少ない傾向にあります。

ただし、プリン体の量が少ないからといって大量摂取するのは体に毒なので、適量を守るようにしましょう。

ウイスキーは太る?太らない?

ウイスキーは蒸留酒であり、糖質はほとんど含まれていません。しかし、アルコール度数やカロリーは高く、飲みすぎると太ってしまう可能性があります。どんなお酒にも適量があるため、アルコール摂取量には注意しましょう。

摂取カロリーを抑えたいならハイボールがおすすめ

ハイボールのメリットは、ウイスキーの香りや味わいを楽しみながらも、アルコール度数やカロリーを下げられる点です。炭酸水を加えて薄めるため、シングル1杯のウイスキーよりもカロリーを抑えられるでしょう。

また、炭酸水に含まれる二酸化炭素が胃壁に刺激を与えて、満腹感を得やすくする効果もあります。満腹感を得られれば、必然的にアルコールの摂取量を抑えることに繋がるでしょう。

毎日飲むならハイボールで1杯程度

毎日ウイスキーを飲む場合は、ハイボールで1杯程度に抑えておけば、太る心配はありません。体質によっても異なりますが、一般的に男性は1日20g以下、女性は10g以下のアルコール摂取量が推奨されています。

これより多く飲むと太りやすくなってしまったり、肝臓への負担や内臓脂肪の増加などさまざまな健康問題が起こったりするため、ハイボールを飲むときは適量を心がけましょう。

参考:適量ってどのくらい?|サントリー

ウイスキーよりも太る原因になるおつまみに注意

お酒が太りやすいことは言うまでもありませんが、一緒に摂取するおつまみの存在も忘れてはいけません。おつまみには唐揚げやチーズ、フライドポテトなどの高カロリーのものが選ばれやすく、お酒のカロリーが低くても太りやすいです。

高カロリーなおつまみはやめて、野菜や低脂肪なものに置き換えましょう。おつまみの選択を間違えなければ、今まで通りにお酒を楽しみつつ体型維持できるはずです。

太りにくいおすすめのおつまみ

ここからは、太りにくいおすすめのおつまみについて紹介します。おすすめなおつまみは以下をご覧ください。

  • ナッツ
  • 枝豆
  • 豆腐
  • あたりめ
  • 鶏肉

1つ目から順に紹介します。

ナッツ

ナッツはたんぱく質や食物繊維、ビタミンなどが豊富に含まれているおつまみです。ナッツには不飽和脂肪酸も含まれており、血管疾患のリスクを下げる効果が期待できます。

ただし、ナッツは見た目に反してカロリーが高めなので、1日の摂取量は20g程度に抑えると良いでしょう。

参考:山口メディカルクリニック愛礼和通信

枝豆

枝豆は、低カロリーで高たんぱく質なおつまみです。植物性エストロゲンやイソフラボンなどの成分が含まれており、美肌効果や抗酸化作用が期待できます。塩ゆでだと122kcal程度なので、食べ過ぎなければほどよいおつまみになるでしょう。

参考:大豆イソフラボンの抗酸化作用と植物エストロゲン作用による抗肥満効果の検討

豆腐

豆腐は大豆から作られるため、枝豆と同じように植物性たんぱく質やイソフラボンなどの栄養素が多く含まれています。カロリーが低いだけでなく、味付けによってさまざまなアレンジができる点も豆腐ならではの魅力と言えるでしょう。

木綿豆腐であればカルシウムも多く含まれているので、味噌汁やサラダに入れたり、ポン酢やマヨネーズを加えたりするとおいしくいただけます。

あたりめ

あたりめはイカを乾燥させたもので、非常に噛みごたえがあります。必然的に噛む回数が増えることから満腹感を得やすく、おつまみとして最適です。また、コラーゲンやタウリンなどの成分が豊富に含まれており、肌や髪の健康を意識している方にも向いているでしょう。

鶏肉

鶏肉は動物性たんぱく質やビタミンB群などの栄養素が多く含まれており、赤身肉よりも低カロリーで低コレステロールです。とくに皮を除いたささみや胸肉は低カロリーで、おつまみに向いています。

カロリーの低さを活かすためにも、揚げ物ではなく焼き物や煮物などの油を使わない調理法でいただきましょう。

ウイスキー以外の太りにくいお酒

最後に、ウイスキー以外の太りにくいお酒について紹介します。ウイスキーのカロリーが気になる方は、これから紹介するお酒に置き換えてみましょう。

ウーロンハイ

ウーロンハイはウーロン茶と焼酎を混ぜたお酒で、グラス1杯で約280kcalです。ウーロン茶は脂肪分解を促進する効果があり、ウイスキーよりも低カロリーなので、カロリーが気になる方でも安心して飲めるでしょう。

ただし、甘味料やシロップが入っている場合は糖質やカロリーが高くなります。ウーロンハイに何かを加えるときは注意してください。

参考:Slismリンク・デ・ダイエット

生レモンサワー

生レモンサワーはレモン汁と焼酎を炭酸水で割ったお酒で、糖質はほぼゼロに近いです。 1杯あたり約140kcalなので、ウイスキーよりもカロリー摂取量を抑えられます。健康志向の方は生レモンサワーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

参考:生レモンサワー|あすけん

焼酎

焼酎は米や芋などから作られた蒸留酒のことで、ウイスキーよりもカロリーが低いものの、高カロリーなお酒でもあります。

ただ、糖質がまったくなくアルコール度数も高いので、少量で満足感が得られるでしょう。 もしカロリーが気になる場合は、水割りや無糖のもので割るのがおすすめです。

参考:本格焼酎は糖質ゼロ・プリン体ゼロ|霧島酒造株式会社

赤ワイン

赤ワインはブドウから作られたお酒で、100mlあたり約70kcalと低カロリーです。 赤ワインに含まれるポリフェノールは、血液サラサラ効果や抗老化効果などが期待できます。

ただし、ブドウから作られており糖度が高めなので、飲み過ぎに注意してください。

参考:食品データベース農林水産省

ウイスキーは太りづらいが飲み過ぎに注意

ウイスキーは太りづらいお酒ですが、アルコール度数やカロリーは高いので飲み過ぎには注意しましょう。ハイボール1杯程度に抑えたり、カロリーの低いおつまみを選んだりなど工夫すれば、より太るリスクを減らせます。

ウイスキーにこだわりがない場合は、ほかのお酒に置き換えてカロリーを抑えることも検討してみてください。

神内|KOSOTTO編集部

神内|KOSOTTO編集部

思い切ってものを捨てられる派。古本を売ったり買ったりしています。

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