モバイルバッテリーの捨て方は? 安全にリサイクルへ出すための事前チェック

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外出先の急な電池切れに便利なモバイルバッテリー。スマホやイヤホンをはじめさまざまなデジタル製品に使えるため、ひとつ持っておくと安心ですよね。

製品にもよりますが、処分のサインを見逃して放置しておくと、発火してしまう恐れも。持っているモバイルバッテリーを使い続けて問題ないのでしょうか?

今回は、モバイルバッテリーの処分を検討すべきタイミングや安全な捨て方を紹介します。正しく処分方法を実践して、安全に捨てましょう。

モバイルバッテリーの捨てる前のチェックポイント

持っているモバイルバッテリーは、まだ使える状態なのでしょうか? 状態をチェックして、捨てる前に行っておくべきポイントを解説します。

モバイルバッテリーを破棄すべきサイン

製品にもよりますが、モバイルバッテリーの寿命は約2年と言われています。「以前よりも充電されるスピードが遅くなったな」と感じたら、寿命が近づいているサインです。

また、劣化が進むと膨張したり、熱を保つようになることも。そのまま放置してしまうと発火の恐れもあるので、変形や使っているときの熱が以前よりも熱いと感じたら処分を検討しましょう。

不燃ゴミとしての処分はNG!

モバイルバッテリーは、主にリチウム電池が使われています。しかし、過去発売された製品やメーカーによっては、ニッケル水素やニカド、小型シールイオンなど、さまざまな種類が使われている場合も。

リチウム電池は「資源有効利用促進法」の対象となり、不燃ゴミとして処分できません。リサイクルに出す必要があるので、まずは持っているモバイルバッテリーの電池の種類を確認しましょう。

捨てる前に絶縁する

モバイルバッテリーは、必ず金属部分をビニールテープやセロテープで覆って絶縁してから処分やリサイクルに出しましょう。

モバイルバッテリー同士の金属部分が衝突してしまうと、発火してしまう恐れがあります。

とくに回収ボックスには既に他のモバイルバッテリーが入っている可能性があるので、発火を防ぐためにも必ず絶縁することを忘れないでくださいね。

モバイルバッテリーの捨て方

モバイルバッテリーは、不燃ゴミとして破棄できません。使わなくなったモバイルバッテリーを捨てるには、以下のような処分方法があります。

  • 「JBRC」の回収ボックスを利用する
  • 家電量販店に持っていく
  • 各携帯キャリアの店舗に持っていく
  • メーカーに回収してもらう
  • 各自治体が指定する方法で回収に出す

それぞれの捨て方をチェックして、モバイルバッテリーを処分しましょう。

「JBRC」の回収ボックスを利用する

小型充電式電池のリサイクル活動を行う「一般社団法人JBRC」の回収ボックスが設置されている店舗があります。「JBRC」に加盟しているメーカーから発売されているモバイルバッテリーであれば、この回収ボックスを利用しての処分が可能です。

設置されている店舗は、ウェブサイトで確認しておきましょう。近所にある店舗へお買い物ついでに処分できるかもしれません。

ただし、膨らんでしまった状態のものや破損したものなど、再利用が難しいものは回収不可となります。

家電量販店やホームセンターに持っていく

家電量販店やホームセンターで、使わなくなったモバイルバッテリーの回収を行なっています。

回収可能なメーカーや状態は、各店舗によって基準がさまざま。実際に持っているモバイルバッテリーが回収してもらえるのかどうかは、近くの家電量販店やホームセンターに直接問い合わせて見ましょう。

ヤマダ電機

  • 膨張したモバイルバッテリー:回収◯
  • リサイクルマークなし:回収×(要相談、製品によっては回収可能)

ヨドバシカメラ

  • 膨張したモバイルバッテリー:回収×
  • リサイクルマークなし:回収◯

ビックカメラ

  • 膨張したモバイルバッテリー:回収◯
  • リサイクルマークなし:回収×

各携帯キャリアのショップに持っていく

各携帯キャリアの店舗でも回収を行なっている場合があります。回収を受け付けているのかどうかはショップによって扱いが異なるので、まずは近くにある各キャリアのショップへ相談してみましょう。

「JBRC」の回収ボックスが設置されているショップもあるようです。

メーカーに回収してもらう

モバイルバッテリーを発売するメーカーが、自社製品を回収している場合もあります。持っているメーカーのウェブサイトや説明書をチェックして、回収の対象としているかどうか、確認しておきましょう。

まだ使えるなら! 買取店やリサイクルショップで売るという選択肢も

未使用に近い状態や、中古品でも人気のあるモバイルバッテリーは、リサイクルショップや買取店への売却もおすめです。

使用する機会がなくなったモバイルバッテリーが、思わぬお小遣いになることも。処分せずに、次に使いたい方に再利用してもらうことで、エコな生活につながるでしょう。

買取対象のモバイルバッテリー

状態がよく、充電機能が損なわれていないモバイルバッテリーが買取の対象です。劣化や膨張しているものは買取不可になる可能性がほとんど。

リサイクルショップや買取店では、特にANKER(アンカー)やBUFFALO(バッファロー)、ELECOM(エレコム)といった人気メーカーを積極的に買取しています。

さらに、持ち運びしやすい高性能で軽量タイプは、中古でも人気のアイテム。買取価格にも期待できるでしょう。

人気モバイルバッテリーの買取相場

買取アローズの買取価格の一例をみてみましょう。

  • Beat-in BEAT-IN POWER BANK GOLD:4,500円
  • モバイルバッテリー ソーラーチャージャー 20000mAh:2,800円
  • Omnicharge Omni13:10,800円
  • AUKEY モバイルバッテリー 5000mAh:10,800円
  • 24000mAh 85W モバイルバッテリー 3USBポート:6,200円

製品や状態、発売された年月によって異なりますが、人気メーカーであれば数千円〜1万円台での買取も可能。

発売されてばかりの商品ほど、高値で買取される傾向です。劣化が進んで使い勝手が悪くなる前に、「使わないな」と思ったらすぐに査定へ出すこと高価買取のポイントと言えるでしょう。

モバイルバッテリーの状態に合わせて正しく捨てましょう

モバイルバッテリーは、家庭用のゴミとしていつものゴミ捨てのように捨てられません。必ず絶縁して、リサイクルに出すようにしましょう。

また、中古で人気のアイテムであれば、リサイクルショップや買取店で積極的に買取しています。膨張や熱を持ってしまうとリサイクルや買取も難しくなってしまうので、できるだけ早めに処分するように心がけてくださいね。

KOSOTTO編集部

KOSOTTO編集部

買取プラットフォーム「ウリドキ」、リユースに特化したWEBメディア「ウリドキプラス」を運営するウリドキ株式会社が立ち上げた暮らしメディア「KOSOTTO」。買取・リユースをはじめ、「手の届きやすい身近なところからエコ・サステナブルな生活を実践してもらいたい」をモットーにコンテンツ制作を行なっています。

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