お金を使わない生活術11選。今日から始めてミニマリストを目指そう

ミニマリスト

お金を使わない生活を実践したくても、どんなことから始めればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

いわゆる「ミニマリスト」は、基本的に余計なお金を使わない・ものを増やさないことを心がけるだけで、誰でも目指せます。普段の生活のなかで少しずつ意識を変えていけば、自然とお金を使わない生活へ向かっていくでしょう。

早く効果を得たいからといって、あれこれ闇雲に手をつけることはおすすめしません。ストイックになりすぎて挫折してしまっては元も子もないので、焦らず自分のペースで始めてみましょう。

本記事では、今日からすぐに実践できるお金を使わない生活術を多数ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ミニマリストとは?お金を使わない人の特徴

ミニマリストとは、「minimal(ミニマル)=最小限の」という英単語から生まれた言葉で、最小限の持ちものだけで生活する人のことを指します。

最小限の度合いは人それぞれであり、ミニマリストに明確な定義はありません。自分が快適に過ごせる範囲で、シンプルな生き方をすることが大切です。

普段からお金を使わない生活をしている人は、ミニマリストに向いているでしょう。具体的にどんな人が適しているか、3つの特徴を解説します。

物欲がない

もともと流行や新しいものに興味がない、物欲がない人はミニマリスト向きです。欲しいものがあるのに我慢しているのとは違って、初めから欲しいと思っていないため、欲望に振り回されたり我慢によるストレスを感じたりすることが少ないでしょう。

生活するうえで必要なものさえあれば十分だという人は、すでにミニマリストといえるかもしれません。

節約が得意・楽しい

旅行や大きな買い物など、目的があって貯金することは多いでしょう。しかし、特に使う予定はないものの、貯金額が増えていくのを見るのが楽しみ・趣味だという人もいます。

節約上手な人や、使うよりも貯める派の人はお金を使わない生活が板についており、ミニマリストに適しているでしょう。

お金を使う暇がない

仕事が忙しいと、お金を使わないというより使う暇がないというケースも。

お金が欲しいから働いているのではなく、ただ純粋に仕事が好きだから没頭している人もいるかもしれません。そういう人は、お金を使わなくても充実した毎日を過ごしている可能性が高いでしょう。

お金を使わない生活の魅力・メリット

ミニマリストの生活に対して、「つまらない生活を送ってそう」「我慢ばかりで楽しいの?」とマイナスな印象を抱いている人もいるのではないでしょうか。

しかし、お金を使うことが、必ずしも豊かな生活であるとは一概にいえません

ここではお金を使わない生活の魅力やメリットをご紹介します。

お金が貯まる

本当に必要なもの以外にはお金を使わないように心がけることで、無駄な出費が減ります。それが当たり前の生活になれば、お金が貯まることは確かでしょう。

今までの生活を見直してみると、なくても困らないもの・買ったけどあまり使っていないものが多く見つかるかもしれません。なかなかお金が貯まらずに悩んでいる人は、そういった無駄を少しずつ排除していきましょう。

部屋の掃除が楽になる

ものが多い部屋だと、掃除をするときに邪魔なものを移動させながら進めなければなりません。一方、ものが少ない部屋ならスムーズに掃除ができ、余計な時間も労力もカットできます。

どこになにがあるのか容易に管理できるため、探しものを見つけやすい利点も。

ものを買わないことは、お金だけでなく時間の節約にも繋がります。時間に余裕が生まれると、気持ちにもゆとりを持てるようになるでしょう。

勉強や仕事に集中しやすい

勉強や在宅勤務を行うときにデスク周りにものが溢れていると、十分な作業スペースが確保できなかったり、ほかのものに目が行ってしまったりして集中しづらくなります。

「なんだか集中できない…」という場合は、視界に入る部分だけでもものをなくしてみてください。

デスク周りに限らず、部屋全体に余計なものがなくスッキリと片付いていれば、ものに振り回されない生活が送れるでしょう。

今日から始められる。お金を使わない生活術11選

「ミニマリストを目指そう!」と意気込んだものの、具体的にどんなことをすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

ここでは今日からでもすぐに始められる「お金を使わない生活術」を12個ご紹介します。ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてください。

1. 家計簿をつける

まずは家計簿をつけて、収入・支出をしっかりと把握することから始めましょう。

自分ではそんなに使っていないつもりでも、実際に数字化すると想像以上に出費が多くてびっくりするかもしれません。

特に「少額のものしか買わないから大丈夫」といった考えはNG。ちりも積もれば山となるので、どんなものにいくら使ったかメモし、無駄な出費は次からカットするよう意識してみましょう。

2. 自炊する

忙しかったり疲れていたりすると、楽さを求めて外食に頼りがち。

しかし外食は出費がかさみやすく、しょっちゅうお店のランチやコンビニごはんを食べていたら、月に数万円は軽く超えるでしょう。

会社の付き合いや体調のすぐれない場合はやむを得ませんが、なるべく自炊を中心とした生活を心がけてみてください。

3. 予定にないものは買わない

たとえば「カレーに必要な材料だけ買おう!」と決めていたにも関わらず、新商品に目がいって関係ないものまで買ってしまうことはありませんか。

特売品やタイムセール品も、お得だからとあれこれ買い込んだはいいものの、結局使いきれずにごみ箱行きになっては本末転倒です。

どうしても予定にないものに手を出してしまうなら、予算分のお金だけを持ち歩いて物理的に買えない状況を作りましょう

4. 市販のペットボトル飲料を買わない

自動販売機やコンビニで市販のペットボトル飲料を買うと、150円前後はかかります。それを毎日のように続ければ、月に数千円ほどの大きな出費に。

外出するときはマイボトルを持ち歩いたり、職場ではマグカップでインスタント飲料を飲んだりすれば、飲み物にほとんどお金がかかりません。

なるべく市販の飲み物を買わずに済む工夫をしてみてください。

5. 値段の安さだけで選ばない

「できるだけ安いものを買ったほうがお得」と考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。

食材については、傷みさえなければ安さで選んでも問題ないでしょう。しかし、器具や電化製品などに関しては、安物だとすぐに壊れて買い替えが必要になる可能性も。

いくら単価が安くても、頻繁に買い替えることになれば出費はかさみます。目先の安さだけにとらわれないよう注意しましょう

6. ポイントを活用する

スーパーや家電量販店、ネットショップなどでポイント制度を設けている場合があります。

1ポイント=○○円という形で現金の代わりに使えることが多く、上手く活用すれば買い物代をグッと抑えられるでしょう。

なるべく同じ店舗を利用したり、ポイントUPの日を狙ったりすると、効率よくポイントを貯められますよ。

7. なるべく公共機関は使わない

となり町や駅に向かうとき、電車もしくはバスを利用する人が多いでしょう。1回の運賃はそれほど高くなくても、往復料金や毎日の利用を考えると痛い出費です。

もし徒歩や自転車でも行ける距離であれば、なるべく公共機関を使わない行き方を検討してみてください。利用頻度を減らすだけでも変わるため、無理のない範囲で実践してみましょう。

8. 決まったものを使い続ける

化粧水やシャンプー、洗濯洗剤などの日用品は、決まったものを使うことがおすすめ。

「ほかの商品も使ってみたい」「新商品を試してみたい」と毎回違う種類を買っている人もいるかもしれませんが、そうなると詰め替えが難しくなります。

容器ごと買うよりも、詰め替え品を買ったほうが割安なので、できれば同じものを使い続けましょう。

9. ひとつで複数の役をこなすものを使う

わかりやすい例でいうと、オールインワンの化粧品です。化粧水・乳液・美容液・クリーム一式を揃えるところを、たったひとつの化粧品で済ませれば、お金も保管スペースもスリム化できます。

ほかにも用途別に分けている掃除用洗剤を、家中どこでも使える万能スプレー1本に変えるのもいいでしょう。ひとつで複数の役をこなすものは、ミニマリストの強い味方といえます。

10. 流行よりも着回し力重視で服を買う

服を買うときは、流行よりも着回しやすいデザインや、長く使える素材に着目してみてください。上手に着回すテクニックを磨けば、少ない服しか持っていなくても特に困らないでしょう。

たくさん服を持っている、流行に合わせた服を着ていることだけがいいとは限りません。クローゼットもスッキリして、衣替えも楽になりますよ。

11. お金を使わない日を設ける

ひと月のなかで特定の日にちや曜日を決め、お金を使わない日を設けることも有効です。これは無駄な支出を防ぐことはもちろん、だんだんと薄れてしまうお金を使わない意識をリセットし、改めて生活を見直す機会にもなります。

まずは月に数日程度から始め、習慣づいてきたら少しずつ日数を増やしてみてください。

お金を使わない生活を続けるコツ

今まであまり気にせずにお金を使っていた人や、たくさんのものに囲まれていることが当たり前だった人は、最初はシンプルな生活に戸惑うこともあるでしょう。

お金のない生活は、うまく習慣化して継続することが大切です。ここでは挫折せずに続けるコツをご紹介します。

一度に全部変えようとしない

ネットやテレビで見かけたミニマリストの生活を真似て、一度に生活を変えようとすることはおすすめしません。

ミニマリストの間でも生活水準は異なり、それぞれ自分に適した水準を把握したうえで生活しています。そのため人を真似ても上手くいかないどころか、ストレスが溜まって挫折する可能性も。

最初から理想の生活に完璧に変えることは難しいので、少しずつできることから挑戦していきましょう。

処分するか悩むものはいきなり捨てない

処分するかどうか悩んだら、いきなり捨てることは避けたほうが無難です。

たとえば「洗濯物は手洗いすれば、洗濯機は要らないかな?」と悩みながらも思い切って捨てた結果、手荒れがひどくなって買い直すことになれば、かなりの痛手になります。

まずは捨てる前に「ないもの」としてしばらく生活してみて、やはり必要性がないと感じたら捨てる判断をするといいでしょう。

ストイックになりすぎない

極端な例ですが、真夏でもエアコンや扇風機をつけずに我慢したり、食費を抑えるために1日1食にしたりと、ストイックすぎる生活は挫折しやすいもの。

お金を使わない生活=我慢ばかりのつらい生活ではありません。自分が快適に、健康的に過ごせることを大前提として、そのなかで不要なものだけを省くことが重要です。

少しずつ自分なりのシンプル生活を見つけていきましょう。

海外には「お金を使わない」が当たり前の国もある

ドイツやフランスなど、海外にはお金を使わないシンプルな生活でも、豊かな暮らしをしている人たちがたくさんいます。

日本人は、娯楽や買い物にお金を費やして欲を満たそうとするもの。しかしドイツ人やフランス人の多くは、家族とゆったり過ごしたり、ひとつのものを長く愛用したりと、お金を使わなくても充実した生き方が習慣づいています。

お金を使うことよりも、時間やものを大切にすることに意識を向けるといいでしょう。

無理のない範囲でできることから始めてみよう

ミニマリストに憧れて同じような生活をしようとしても、シンプルな暮らしに物足りなさを感じたり、なかなか上手くいかなかったりするかもしれません。あまりにお金を使わないことや、ものを買わないことに集中しすぎると、ストレスやプレッシャーを感じて息苦しい生活になってしまうでしょう。

他人の真似事ではなく、自分らしい生き方を築き上げることが成功への道です。ゆっくり自分のペースで、できることから始めていきましょう。

神内|KOSOTTO編集部

神内|KOSOTTO編集部

思い切ってものを捨てられる派。古本を売ったり買ったりしています。

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