「クリーニングでハンガーをもらっていて、気が付いたらどんどん増えてしまった」という人もいるでしょう。
服を掛けてクローゼットなどに収納するのに便利ですが、本数があり過ぎると場所をとって、置き場所に困ることも。ただ、いざ処分を考えると「どの様に処分すればよいのだろう」と戸惑うことも考えられます。
ハンガーは素材の種類が豊富なので、処分の仕方もさまざまです。しかし、どれも同じだろうと気にせずゴミとして出すと、結果的に回収されないといったトラブルに発展することも。
この記事を読めば、種類ごとに適したハンガーの処分方法が分かります。不要なハンガーを正しく処分して、部屋をスッキリ片付けましょう。
家のハンガーはどのタイプ?
自宅にあるハンガーはどのようなタイプでしょうか。ハンガーは素材で分けると以下4種類になります。
- 木製ハンガー
- プラスチック製ハンガー
- ステンレス製・アルミ製ハンガー
- 針金ハンガー
使い勝手や見た目のデザインが異なり、使いやすい好みのハンガーも人それぞれ異なります。さらに処分の方法も違うので、捨てる際は素材に注目して適した方法で処分しましょう。
以下にハンガーの素材別の処分方法をご紹介します。
木製ハンガーの捨て方
木製ハンガーは、素材が木材のみなら、基本的に燃えるごみと一緒に捨てられます。しかし、服を掛ける部分に木製が使われていてもフックにはステンレスやアルミなどの異なる素材が使われているものも多いですよね。
その場合には分解してなるべく取り除いて分別しましょう。
① 自治体ごとの処分方法を確認する
複数の素材を使ったハンガーを処分する場合、木材と金属を分けて処分するのが基本です。ハンガーの仕組みによっては金属の取り外しが困難な場合もあります。
なかにはそのままでも良いとされる自治体もあるため、まずは住んでいる自治体の公式サイトや、ゴミ分別一覧表などを確認しましょう。
②外す場合はペンチを使う
極力金属を取り除くよう指示されている場合には、工具が必要になります。
仕組みによっても異なりますが、ペンチを使って引っ張ると比較的容易に取り除けるものが多いです。
プラスチック製ハンガーの捨て方
プラスチック製ハンガーは、服を掛ける部分とフックの部分がオールプラスチック製のものが多いです。
① 自治体ごとの処分方法を確認する
同じプラスチック製でも自治体によって収集区分が異なります。
プラマークが付いているものはプラスチック、それ以外は可燃ゴミとしている自治体もあるので、木製ハンガー同様に自治体の公式サイトやゴミ分別一覧表などをチェックしましょう。
② ルールに沿ってゴミとして出す
自宅にあるプラスチック製ハンガーが可燃ゴミなのかプラスチックゴミなのかを確認したら、住んでいる自治体のルールに合わせて出しましょう。
ステンレス製・アルミ製ハンガーの捨て方
針金ハンガーよりも丈夫なステンレス製・アルミ製ハンガーですが、多くの自治体では「金属ハンガー」として扱われます。ほかの素材同様でステンレス製・アルミ製も自治体によって収集区分が変わるため確認しましょう。
① 自治体のルールを確認する
金属でできているハンガーは、自治体によって不燃ゴミ・金属類・家庭ゴミなどで捨てられます。適当に出さずに、住んでいる自治体のルールを確認してください。
②自治体ごとのゴミの出し方に従う
自分の住んでいる自治体でステンレス製・アルミ製ハンガーの正しいゴミの出し方が分かったら、ルールに沿って出しましょう。
針金ハンガーの捨て方
針金ハンガーもステンレス・アルミ製と同様に「金属ハンガー」に分けられることが多いです。クリーニング店で服が返却される際に付いてくるハンガーとしても知られています。
他の素材にはない手放す方法がありますので、確認しておきましょう。
① クリーニング店に返却する
クリーニング店で服が返ってきた時に、一緒に付いてくる場合が多い針金ハンガーですが、クリーニング店の針金ハンガーはクリーニング店に返却するとゴミが出ず、割引券などと交換できることもあります。なるべくクリーニング店に返却したいですね。
② 自治体のルールを確認する
クリーニング店の針金ハンガーを「利用しているクリーニング店が閉店した」「引っ越して返しに行けない」などの理由で返却できない場合は、自治体のルールに合わせてゴミとして処分しましょう。
ハンガーを大量に捨てる場合
引っ越しや大掃除で片付けていたら大量のハンガーが出てくることも考えられます。複数の素材が使われているハンガーが大量にあると、一個ずつ解体するのは手間も時間もかかり大変です。
そんな時には回収業者での引き取りも検討してみてはいかがでしょう。
電話などで依頼するだけで回収してくれるので、時間がない人にもおすすめです。
ハンガーだけでなく、ほかの不要品も一緒に回収してもらえるため、一気にいらないものを片付けたい人に適しています。
形状保持用のハンガーなら売ることもできる
ハンガーは自分にとっては不要品であっても、手に入れたいと考えている人もいます。しかし、クリーニング店の針金ハンガーなどが売れることはほとんどありません。
フリマやオークションで売れる可能性が高いのは、購入すると高いスーツ用やクリップが付いたボトム用のハンガーです。
手元に不要になった形状保持用ハンガーがあるならゴミで出す前にフリマやオークションに出品してみてはいかがでしょう。
種類ごとの処分方法を知り不要なハンガースッキリ片づけよう
スーツやYシャツなどのしわを作らず保管したり、洗濯した衣類を干したりするのに便利なハンガー。無いと困りますが、クリーニング店を利用するたびに針金ハンガーがどんどん増えて保管場所に困っている人もいるでしょう。
ハンガーは種類によって処分の仕方が異なるので、住んでいる自治体のルールを確認する必要があります。さらにクリーニング店へ返却したり、種類によってはフリマ・オークションで売ったりもできますよ。
不要なハンガーを見極めて、よりお得に片付けたいですね。