代表的な4つのナチュラルインテリアを紹介!失敗しないためのコツも

インテリア

インテリアスタイルのひとつとして、「ナチュラルインテリア」が注目を集めています。自分が住む空間を、ナチュラルインテリアにしたい人も少なくはないでしょう。

ナチュラルインテリアとは、自然の温もりを感じられるシンプルなインテリアのことを指します。飽きがこないデザインで、自然に囲まれているようなリラックスできる空間を作れることが特徴。

ただし、イメージだけでナチュラルインテリアを作り上げようとすると、どこかちぐはぐな雰囲気になって、あとで修正がきかないといったことにもなりかねません。

記事ではナチュラルインテリアとはそもそも何か、具体的にどのようなアイテムをそろえるべきかを解説しています。ナチュラルインテリアの具体例も紹介するので、ぜひ参考にしてお気に入りの空間を作ってくださいね。

ナチュラルインテリアとは

ナチュラルインテリアとは「ナチュラル」という言葉からもわかるように、「自然」をイメージしたインテリアのことです。木や竹といった自然にある素材をメインで使用したうえで、淡い色を中心にまとめるといった特徴があります。

また、流行に左右されずにおしゃれな空間を保ち続けられ、リラックス効果が高いこともポイントです。ここでは、ナチュラルインテリアの特徴やメリットをみてみましょう。

自然の温もりを感じられる

ナチュラルインテリアは、「自然の温もりを感じられる」ことが特徴です。「木材」「竹材」「ラタン」といった素材や、自然をイメージしたデザインのアイテムを中心に使用するため、温かみのある雰囲気を感じやすいでしょう。

室内でも自然に囲まれている感じを味わえるうえに居心地がよく、リラックスできる空間となりやすいことがメリットです。

トレンドに左右されない

トレンドに左右されないことも、ナチュラルインテリアの強みと言えます。インテリアにも流行がありますが、「自然」は流行に左右されません。

自然の素材や色味にこだわるシンプルなデザインだからこそ、飽きがこないことがメリット。トレンドに左右されず、長い間おしゃれな空間を楽しめるのもナチュラルインテリアの特徴です。

インテリアをそろえやすい

ナチュラルインテリアは、インテリアをそろえやすいことも特徴です。通販や家電量販店では、ナチュラルインテリアをテーマとして家具を多く取り扱っているので、同じ店舗でそろえやすいでしょう。

また、同じ通販や家具量販店でアイテムを揃えることで、ナチュラルインテリアの知識が少なくてもおしゃれでリラックスできる空間を作ることができます。

おしゃれなナチュラルインテリアを作る4つのこだわり


おしゃれなナチュラルインテリアを作るためには、こだわりをもってアイテムを選ぶことが重要です。ここではナチュラルインテリアを作るためのポイントを4つに分けて解説します。ポイントを押さえて、自分好みのナチュラルインテリアにしてくださいね。

素材にこだわる

ナチュラルインテリアを作る際に、素材へのこだわりは非常に重要です。金属やプラスチックといった光沢のある素材は、ナチュラルインテリアにマッチしません。自然の温もりあるインテリアにするには、木材や竹材、綿といった素材を選びましょう。

床材と家具の素材を合わせることで、より一層統一感が出て、おしゃれで自然を感じられる空間を作ることができます。

色にこだわる

ナチュラルインテリアでは、色の選び方も大きなポイント。ベージュやホワイトといった色をテーマカラーにするのがおすすめです。木目など自然の素材を使ったアイテムにマッチしやすいでしょう。

緑をアクセントとして取り入れることもおすすめ。原色系は極力ポイント使い程度に抑え、自然の中にある色を使うよう意識しましょう。

光にこだわる

光の使い方も、より温かみのある自然な雰囲気を作るポイントです。部屋全体になるべく光が多く入るようなレイアウトを心がけましょう。ホワイトやベージュといった淡い色も映え、より自然の爽やかさを表現しやすくなります。

夜は暖色系のライトやガラスの小物を取り入れるのがおすすめ。温かみのある空間を意識してアイテムを選びましょう。

小物にこだわる

小物も自然の素材を使ったアイテムを意識して選びましょう。木材など自然の素材を使用した収納ボックスや棚などを使うことで、人工物が目立たなくなり、部屋全体に統一感を出しやすくなります。観葉植物も、ナチュラルインテリアに合うアイテムとしておすすめです。

さらに時計などの機械類の素材にもこだわることで、よりおしゃれで温かみのあるナチュラルインテリアになるでしょう。

ナチュラルインテリアに合ったアイテムの選び方

ナチュラルインテリアを作る際のポイントをおさえてきましたが、具体的にどのようなアイテムを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。

ここでは家具や照明などマストなアイテムを中心に選び方を解説します。アイテム選びの参考にしてくださいね。

家具

家具は部屋の中でも大きな割合を占めるため、選び方によって印象がだいぶ変わります。

ポイントはやはり素材と色。自然素材の家具を選ぶことはもちろん、家具の色味も部屋全体のトーンを左右します。爽やかなホワイトや温かみのあるイエロー、ブラウン系など求める雰囲気によって色を選びましょう。

家具の大きさや厚みなどでも印象は変わります。たとえば薄い天板、細い足のテーブルは軽やかさを演出、反対に天板が厚く太い脚のものは重厚感がある印象です。さらに塗装の色むらや、かすれであえて木目を見せると、ナチュラルな雰囲気を作りやすくなるでしょう。

照明

照明器具の選び方でも部屋の雰囲気は大きく変わります。ナチュラルインテリアには暖色系の温かみのある照明がマッチしやすいでしょう。

また、照明素材も、金属系よりは自然素材のものがおすすめです。金属系のものを使いたい場合は、マット塗装の昭明を選ぶなど、メタリック感を強調しすぎないよう注意してください。

色選びも部屋全体に合わせるのが無難でしょう。部屋が暗く感じる場合は、天井灯のほかにフロアスタンドや間接照明と組み合わせることでカバーできます。

カーテン

壁面を大きく印象づける存在であるカーテンは、ナチュラルインテリアに合わせるうえで、素材と色へのこだわりが大切です。素材は綿やリネンといった、多少粗さがあるアイテムでナチュラル感を出すことができます。

色はベージュやホワイトなど爽やかなものや、ブラウンやグリーンといったアースカラーがおすすめ。無地も使いやすいですが、アクセントをつけたい場合は植物や花、北欧風な柄を取り入れてもよいでしょう。

ラグ

ラグは選び方によっては部屋全体の印象を大きく左右します。素材は麻やジュートなど、ざっくりとした質感のものや織り目の細かいウール、平織りのコットンといったアイテムがおすすめ。表面が不揃いなものをあえて選ぶことで、自然の雰囲気を表現することができます。

また、ベージュやアースカラーなど落ち着いたトーンを選ぶと部屋全体に馴染みやすいでしょう。北欧風や民族調の柄を取り入れて、アクセントをつけるのもひとつの手です。

雑貨

ナチュラルインテリアにおすすめなのは、観葉植物や自然素材を使った雑貨です。観葉植物をひとつ置いたり、ドライフラワーを吊したり、ガラス容器に植物を飾ったりといった工夫でより洗練されたナチュラルインテリアになるでしょう。

収納ボックスやキッチンで使う容器など、細かい部分にこだわってみることもおすすめです。雑貨は数を増やしすぎると煩雑な印象になるため、2~3点こだわりのものを選びましょう。

代表的な4つのナチュラルインテリア

ナチュラルインテリアは、そろえるアイテムによっていくつかの種類に分かれます。ここでは4つの代表的なナチュラルインテリアを解説。雰囲気作りやアイテム選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

北欧ナチュラル

北欧ナチュラルは、自然のシンプルさと北欧テイストのインテリアが融合したナチュラルインテリアです。

ホワイトやグレー、ベージュといった淡い色合いでまとめることで、部屋全体が明るい印象に。テーブルや椅子、ラグやブランケットのデザインは、シンプルながらもかわいらしく、北欧の雰囲気をよく表しています。

観葉植物やスタンドライトを置くと、全体を引き締めるアクセントとなり、全体がぼやけずおしゃれな印象を与えてくれるでしょう。

ナチュラルモダン

ナチュラルモダンは、自然と都会的な雰囲気が合わさり、洗練されたなかにも素朴さが感じられるナチュラルインテリア。部屋全体は木目の割合が多く、シンプルなデザインを取り入れていますが、椅子の脚や時計などのアイテムに金属を取り入れているのがポイントです。

テーブルの形状やダークグレーの壁面でモダンさをプラス。テーブルや棚の上に植物を飾ることで、よりおしゃれな印象に仕上がるでしょう。

シンプルナチュラル

シンプルナチュラルは、白やグレーといったモノトーンのシンプルさと、木材などの自然素材のナチュラルさを組み合わせたインテリアです。シンプルとナチュラルのバランスをとることで、爽やかさと温かみが溶け合う空間を作り出せます。

たとえば部屋全体は白を基調として、ラグはグレー、黒い時計とモノトーンのアイテムを配置。テーブルやブラインドに木目を取り入れることで、温かさをプラスできます。さらにブラウンなど、アースカラーのインテリアを配置できれば、全体を引き締めてくれるでしょう。

ナチュラルヴィンテージ

ナチュラルヴィンテージは、ナチュラルインテリアのシンプルさをベースに、ヴィンテージ感のあるアイテムを取り入れた落ち着きのある雰囲気が特徴です。

たとえば、白やベージュの内装を基調にブラウン系の家具を配置したり、机やラグに、ヴィンテージ感のあるアイテムをチョイスしたりしてもよいでしょう。

自然の温かみに少しくすんだような色や、レトロなアイテムを組み合わせることで、部屋全体に重厚感がプラスされ、大人な雰囲気を演出できますよ。

おしゃれなナチュラルインテリアの例

ナチュラルインテリアを作るポイントや、代表的なスタイルについて解説してきました。

ここではおしゃれなナチュラルインテリアの例をいくつか紹介します。より具体的に取り入れやすいように解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

爽やかさにモダンテイストをプラス

白やグレーをベースとして、家具を木目で揃えた爽やかさを感じるナチュラルインテリア。観葉植物の緑がより自然を演出。クッションカバーも淡い色で悪目立ちしていません。

天板がガラス製のテーブルや、幾何学模様のラグなど、モダンテイストのアイテムがアクセントとなり、すっきりとした仕上がりになっています。

ヴィンテージをプラスして大人の雰囲気を演出

内装は白と木目の床でシンプルですが、アンティーク調の椅子やラグ、くすみがかった色のソファ、クッションカバーを選ぶことでヴィンテージ感をプラス。落ち着いた印象がぐっと増し、大人な雰囲気を演出しています。

ナチュラルテイストもしっかりと感じさせる、観葉植物や統一感のある色合い。窓から入る光も自然の温かみを醸し出しています。

陰影と落ち着いた色合いでシックな雰囲気に

光の使い方にこだわったナチュラルインテリアです。全体的な内装や家具をベージュやブラウンといった抑えめなトーンにすることで、シックで落ち着いた空間を作り出しています。

観葉植物を置いている方には自然の光、反対側は間接照明と2種類の明かりを利用することで、より自然に近い雰囲気を演出。金属製の小物をアクセントにする遊び心も感じられます。

北欧に和をミックスしたシンプルスタイル

北欧ナチュラルに、和の要素をミックスしたナチュラルインテリア。白をベースとして床と壁面には木目を配置、色味に統一感を出すことでシンプルに仕上がっています。椅子や照明といったアイテムに感じられる北欧のかわいらしさ。

ベッドの下には畳を敷いて和のテイストを取り入れていますが、全体の雰囲気を壊さない見事なナチュラルスタイルです。

木目にこだわった温かみのあるスタイル

木目をふんだんに取り入れた温かみのあるナチュラルインテリアです。家具や照明を木目で統一することで、まるでコテージにいるかのような雰囲気を味わえます。色もホワイトにベージュ、グレーの三色に統一され爽やかな印象に。

ラグの模様や観葉植物の緑がアクセントとなり、よりおしゃれで洗練されたスタイルに仕上がっています。

ナチュラルインテリアで失敗しないためのコツ

ナチュラルインテリアを作るには、お金や時間がある程度必要です。そのため、挑戦したくても失敗しそうで不安なかたも少なくないでしょう。

ここでは、ナチュラルインテリアで失敗しないために、最低限おさえておくべきポイントを解説します。

カラーに気をつける

ナチュラルインテリアで失敗しないためには、色の使い方が重要です。基本的に白やベージュ、グレー、アースカラーといった淡くて落ち着いた色を選ぶようにしましょう。

全体がぼやけないようにするために差し色を使うことも有効ですが、明るすぎる色は避けるのが無難。寒色系やグリーンであれば全体とマッチしやすく、差し色におすすめです。

木目や質感に変化をつける

家具・小物の素材や、質感にこだわることもひとつのコツです。木目や綿といった素材は自然を感じさせるため、積極的に取り入れましょう。

ただ、同じ素材や質感で統一しすぎると、全体的にメリハリのない印象になりがち。椅子やテーブルの脚や小物にステンレスを取り入れたり、ヴィンテージ感のあるアイテムを配置したりすることでアクセントとなるでしょう。

ポイントをおさえて好みのナチュラルインテリアを作ろう

記事ではナチュラルインテリアの概要からメリット、取り入れるための具体的なポイントを解説しました。自然の温かみを感じられる内装を作ることで、日常がより豊かに感じられるでしょう。

インテリアの知識が浅い人にとってはハードルが高いように感じるかもしれませんが、基本的なポイントをおさえれば大きな失敗は防ぐことができます。ナチュラルインテリアの主なスタイルや具体例も参考にしながら、自分好みの空間作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

神内|KOSOTTO編集部

神内|KOSOTTO編集部

思い切ってものを捨てられる派。古本を売ったり買ったりしています。

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