ヴィンテージインテリアの魅力|種類やおすすめショップも紹介

インテリア

ヴィンテージインテリアと聞くと、古いアイアンなどを利用した年代風のインテリアをイメージする人が多いかもしれません。しかしヴィンテージインテリアにはさまざまな種類があり、見た目や雰囲気も異なります。

部屋をヴィンテージインテリアで統一したいと思った場合、どのようなスタイルにするのかあらかじめ決めておいたほうがいいでしょう。家具や雑貨をそろえても、イメージ通りのスタイルにならないかもしれません。

ここでは、ヴィンテージインテリアについて解説します。ポイント・種類・入手方法・おすすめショップについてもあわせて紹介するので、参考にしてください。

ヴィンテージインテリアのポイント

ヴィンテージインテリアにコーディネートする際、いくつかのポイントを押さえておくと失敗しないでしょう。主なポイントは下記の4つです。

  • 年代
  • 重厚感
  • カラー
  • 素材

それぞれのポイントについて解説するので、参考にしてください。

年代を感じる質感

ヴィンテージインテリアのポイントは、年代を感じる質感にあります。「年代」といっても、アイテムが年代物という意味ではありません。多くのアイテムは、年代を感じさせる加工が施されています。主な加工方法は下記の3つです。

加工名技術内容
エイジング加工木材に焼き目をいれたり傷をつけたり、エイジング塗料でペイントやシミをつけたりする加工技術
シャビー加工塗装後にヤスリでスレや傷をつける加工技術
ヴィンテージ加工布の生地の表面を日焼けさせたり傷をつけたりして、使い古したような加工を施す技術

これらの加工が施されることにより、新しいアイテムやインテリアが年代を感じる質感に生まれ変わります。

重厚感のある家具

ヴィンテージインテリアでは、重厚感のある家具を置くことも大切です。少し無骨なスタイルの家具を選ぶとよいでしょう。とくにソファやテーブル、ベッドは重厚感のあるものを選ぶと、ヴィンテージならではの雰囲気が楽しめます。

ただし、置きすぎると見た目が重くなるので注意してください。部屋の中でも存在感のある家具にだけ絞るとよいでしょう。ソファやテーブルタンスなどは存在感があるので、重厚感のあるスタイルを選ぶとヴィンテージの雰囲気が演出できます。

ダークカラーやスモーキーなカラーを取り入れる

カラーは、ダークトーンやスモーキーカラーに統一しましょう。主なおすすめカラーは下記の3つです。

  • ダークブラウン
  • ブラック
  • ダークグレー

ただし、ダークトーンばかりでそろえると全体が重くて暗い印象になるかもしれません。その場合は、アクセントとして白や淡いグレーなどを取り入れましょう。

全体的にはダークトーンのカラーを基調にし、ワンポイントとして白や淡いグレーを取り入れることがポイントです。クッションやインテリア小物を明るめのカラーにすると、全体的な暗さや重さがやわらぎます。

味わいのある素材

ヴィンテージインテリアでは、素材にも気を配ってください。おすすめの素材は下記の5つです。

  • 木材
  • 真鍮
  • レザー
  • アイアン
  • レンガ

壁や床にはレンガを取り入れると良いでしょう。壁紙をレンガ柄にするのもおすすめです。

家具は木材を基調にしたものを選んでください。ワンポイントに真鍮やアイアンが使用されているものは、さらにヴィンテージ感が増します。

ヴィンテージインテリアの種類

ヴィンテージインテリアといっても、いくつかの種類があるので注意してください。どのスタイルを選ぶかによって、見た目や雰囲気が異なります。主なスタイルは下記の6つです。

  • ブルックリン風
  • 西海岸風
  • 北欧風
  • クラシック
  • アーバン
  • インダストリアル

それぞれの種類について解説するので、参考にしてください。

ブルックリン風ヴィンテージ

ブルックリン風ヴィンテージ
出典:X

ブルックリン風ヴィンテージの特徴は、主に下記の2点です。

  • インテリアアイテムは古いヴィンテージ感
  • 床や壁はむき出しのコンクリートやレンガ
  • 階段は鉄などの金属

目立つ特徴は床や壁といえるでしょう。木材を使用するのではなく、コンクリートやレンガを使用している点に特徴があります。

レンガを使用する場合は、加工はほとんどほどこしません。最近はカラー塗装されたものもありますが、レンガの素材が活かされた加工されていないものを使用します。

西海岸風ヴィンテージ

西海岸風ヴィンテージ
出典:X

西海岸風ヴィンテージは、海のにおいや風が感じられるスタイルです。主な特徴として以下が挙げられます。

  • 無垢材
  • 高さの低い家具
  • カラーは青や白

ポイントは無垢材を用いた家具です。自然の風合いが楽しめる、加工があまり施されていない家具を選びましょう。

また、西海岸風ヴィンテージは天井を高く見せることもポイントです。天井を高くすることはむずかしいので、代わりに高さの低い家具を設置してください。床や天井や壁は木の質感が楽しめる素材を活かした色を選び、家具は白や青を選ぶとよいでしょう。

北欧風ヴィンテージ

北欧風ヴィンテージ
出典:X

北欧風ヴィンテージとは、スウェーデンやノルウェーなどのヨーロッパ北部で取り入れられているインテリアスタイルです。主な特徴として3つが挙げられるでしょう。

  • 白が基調
  • シンプルなデザイン
  • 自然が感じられる家具

基調となるカラーは白です。ただ、ヴィンテージの場合は真っ白ではなく、傷がついたりくすんだりしたもののほうが味わいが出るでしょう。

家具のデザインはシンプルです。飾りなどは一切なく、自然の素材を活かした最小限の加工が施されています。家具の角は丸みを帯びているということも特徴のひとつです。

クラシックヴィンテージ

クラシックヴィンテージ
出典:X

クラシックヴィンテージは、ヴィンテージインテリアのなかでは比較的明るくてかわいいスタイルに分類されます。

  • 白が基調
  • 基本は天然素材
  • パステルカラーOK

壁や天井などは白です。それにあわせて、床は木材の質感や木目がはっきりわかるデザインが多いでしょう。家具に使用される場合もあります。アクセントとして、パステルカラーのインテリアを使うのもいいかもしれませんね。

アーバンヴィンテージ

アーバンヴィンテージ
出典:X

アーバンヴィンテージは、シンプルで都会的なデザインが特徴です。大人っぽい雰囲気が好きな人は取り入れるとよいでしょう。主な特徴は下記の3つです。

  • カラーはダークブラウンやモノトーン
  • レザーを取り入れる
  • 2~3色に抑える

カラーはダークブラウンかモノトーンにします。このカラーを基調にして2~3色に抑えてまとめましょう。また、レザーを取り入れることがポイントです。ソファを設置する際は、レザー製のものを選んで設置するとよいでしょう。

インダストリアルヴィンテージ

インダストリアルヴィンテージ
出典:X

インダストリアルヴィンテージは、機械的なシンプルさが特徴のスタイルです。主な特徴として下記の3つがあげられます。

  • シンプルなデザイン
  • 木材やレンガ・コンクリートなどを使用
  • 工場や倉庫を彷彿とさせる

インダストリアルは日本語で「工業用、工業の~」の意味です。この言葉からもわかるように、工場や倉庫を思い出させるような雰囲気があります。

家具はシンプルなものを選びましょう。素材は木材やレンガや鉄などの金属ですが、加工していないものを選んでください。

ヴィンテージインテリアの入手方法

ヴィンテージインテリアは、さまざまな場所で入手可能です。その中でも主な入手ルートとして挙げられるのは下記の4つでしょう。

  • ヴィンテージショップ
  • リサイクルショップ
  • 蚤の市(フリーマーケット)
  • 通販

それぞれの特徴をメリット・デメリットも含めて解説するので、参考にしてください。

ヴィンテージショップ

ヴィンテージショップとは、年代物の家具や雑貨などを取り扱っている店舗のことです。さまざまな年代物のアイテムを取り扱っているので、ヴィンテージスタイルの家具や雑貨を探すにはよいお店でしょう。

ただし、ヴィンテージショップで取り扱っているものは年代物のアイテムばかりです。ヴィンテージ加工されたものではなく、なかには使いにくいと感じるものもあるかもしれません。

例えばヴィンテージショップでチェストを購入したら引き出しが開けにくかったなどの不具合があるかもしれないので、注意してください。

リサイクルショップ

リサイクルショップは、不要になったものを買取って販売する店舗のことです。

基本的にリサイクルショップでは買取ったものの状態をチェックし、不具合がある場合は修理をしてから販売します。また、未使用品の取り扱いもあるのでキレイな状態のものが手に入る可能性もあります。

ただし、なかには修理ができていないものもあるかもしれません。見た目が良くても、実際に使ってみると不具合が生じるという可能性もあります。購入前には引き出しを引き出してみたり、扉を開いてみたりするなどして確認してください。

蚤の市(フリーマーケット)

蚤の市とは、縁日にあわせて開催されることが多かったフリーマーケットです。現在は縁日とは関係なく、神社の境内などでも催されることが多いでしょう。

蚤の市では多くの骨董品が出品されます。ヴィンテージもののアイテムも多く出品されるので、ヴィンテージインテリア探しにはちょうど良いかもしれません。

ただし、購入前には商品をしっかりチェックしましょう。良品ばかりではないからです。なかには壊れかけのものもあるので、実際に手に取って細かな点までチェックすることをおすすめします。

通販

通販でも、ヴィンテージインテリアを取り扱っているのでおすすめです。ただし、こちらはヴィンテージものよりもヴィンテージ加工された商品のほうが多く売られています。年代物の家具やインテリア雑貨が欲しい場合は、あまり向かないかもしれません。

反対に年代にこだわらず、ヴィンテージ加工された家具やアイテムでも良い場合はおすすめです。多数出ているので欲しいインテリア雑貨が見つけやすいでしょう。

【通販可】ヴィンテージインテリアのおすすめショップ

ヴィンテージインテリアの家具や雑貨を探す際、どこで探せばよいのかわからないという人もいるでしょう。

ヴィンテージインテリアを購入する際のおすすめショップを紹介します。通販でも購入可能なショップばかり集めたので、参考にしてください。

ニトリ

★★★☆☆3.3
ニトリ公式サイトのトップページ

出典:ニトリ

ニトリでは、多数の家具やインテリア雑貨を取り扱っています。家具やインテリア雑貨のテイストなどを選択することも可能なので、ヴィンテージで入力してお気に入りの家具や雑貨を探してみてください。

それぞれの商品には、購入者の口コミや評価が表示されます。使い心地なども書かれているので、購入の際の参考になるでしょう。

11,000円(税込)以上購入すると、送料が無料になります。玄関までのお届けで、組み立ては行ってくれません。自分で組み立てられる場合は、利用をおすすめします。

ただし、大型家具の場合は購入金額にかかわらず送料が必要です。組立設置の有無や平日か土日祝かで、送料は変わるので注意してください。

ニトリ
アプリの有無あり
クーポン・キャンペーン・セールの有無あり
公式サイト

THE GLOBE・OLD FRIEND

★★★★☆4.2
THE GLOBE・OLD FRIEND公式サイトのトップページ

THE GLOBE・OLD FRIENDは、ヴィンテージやアンティークの家具や雑貨を取り扱っているショップです。

ヴィンテージ家具は種類が多く、北欧風やモダンなどさまざまなスタイルに分類されています。ヴィンテージインテリアといっても種類は豊富です。さまざまなスタイルの家具・雑貨があるので、お気に入りのスタイルのものが見つかるでしょう。

THE GLOBE・OLD FRIENDでは、不定期で新しい家具や雑貨が入荷されます。一度探してみて見つからなかった場合も、時間をおいて改めてのぞいてみると入荷しているかもしれません。トップページのインフォメーションでアナウンスされるので、こまめにチェックしてみてください。

LINEで友達登録をすると、セールや新入荷の情報をいち早く届けてくれます。シークレットイベントの情報も送信されるので、友達登録をしてみるとよいでしょう。

THE GLOBE・OLD FRIEND
アプリの有無なし
クーポン・キャンペーン・セールの有無あり
公式サイト

FLYMEe


FLYMEe公式サイトのトップページ

出典:FLYMEe

FLYMEeは、さまざまなスタイルに対応した家具や雑貨を販売しているショップです。

ホームページでは、テーマ別の家具や雑貨を一度に表示できるシステムが取り入れられています。ヴィンテージはもちろん、インダストリアルやクラシックなどのカテゴリもあるので、お気に入りを見つけてください。

また、カラーを指定した検索も可能です。基調カラーに限定して検索すれば、さまざまなスタイルの家具が表示されます。複数のスタイルを組み合わせるなどのイメージも膨らむでしょう。

FLYMEeでは、累計購入金額が9,999円までの場合は商品代金の1%がマイルとして付与されます。1マイル=1円の換算で1マイルから利用可能です。マイル付与にはステージがあり、累計購入金額が増えれば付与マイルは増えます。上手にマイルを貯めて家具やインテリアを安く購入してください。

FLYMEe
アプリの有無なし
クーポン・キャンペーン・セールの有無あり
公式サイト

ヴィンテージインテリアのDIY

ヴィンテージインテリアにする際、業者に依頼しなくてもDIYで可能です。

壁紙はタイルやコンクリート柄のものを活用してください。雰囲気が変わって、ヴィンテージらしい見た目になります。

床は、フローリング風のタイルを活用するとよいでしょう。また、木目調やタイル柄のシートも売られています。このようなアイテムを使うと、フローリング風の床に早変わりするのでおすすめです。

選ぶポイントは、天然素材のような雰囲気が感じられるかどうかです。自然な色のものを選ぶことで、ヴィンテージインテリア風のスタイルに近づくでしょう。

ヴィンテージインテリアとサステナビリティ

ヴィンテージインテリアは、使われなくなった家具やインテリアを修理・修復して活用することが多いスタイルです。

欧米では、家具やインテリアは捨てずに修理をして使い続ける特徴があります。ヴィンテージインテリアは、このスタイルを取り入れたインテリアです。

古いものを長く大切に使うことで、新しいものを作る必要はなくなります。また、家具やインテリアを処分する必要もないので、環境にやさしいライフスタイルといえるでしょう。

DIYも取り入れながらヴィンテージインテリアを楽しもう

ヴィンテージインテリアを取り入れることはむずかしくありません。現在は、DIY用のアイテムや道具がたくさん出ています。これらを活用することで、ヴィンテージインテリアに変えることも可能です。

ヴィンテージインテリアは、さまざまな種類があります。どんなスタイルにするのかを決めて、少しずつ家具やアイテムなどを集めてください。環境にやさしいライフスタイルでもあるので、楽しみながら取り入れていきましょう。

小池|KOSOTTO編集部

小池|KOSOTTO編集部

元バッグセレクトショップ店員。旅行とファッションが好き。古着をきっかけにサステナブルファッションについて興味を持ち、勉強中。

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