アメリカンインテリアとは?種類や取り入れるポイントを解説

インテリア

アメリカンインテリアという言葉を聞いたことはあっても、具体的にどんなインテリアのことを指すかわからない方も多いのではないでしょうか。

アメリカンインテリアにはさまざまなスタイルがあり、それぞれ特徴が異なります。

しかし、アメリカンインテリアのスタイルごとの特徴がわかったうえで、取り入れるときにどんなことに気をつければいいのでしょうか。

本記事を読めば、アメリカンインテリアを取り入れる際のポイントがわかります。おすすめのアイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

アメリカンインテリアの種類

アメリカはさまざまな文化が入り混じった国なので、一口にアメリカンインテリアと言っても、その種類は非常に多岐にわたります。

まず紹介するのは代表的なアメリカンインテリアの種類。自分の部屋をアメリカンインテリアで演出したいのであれば、どのスタイルを意識するのか、理解しておきましょう。

ダイナースタイル

ダイナースタイルはレトロでポップな雰囲気が特徴的なアメリカンインテリア。1960〜70年代のアメリカで広く見られたスタイルです。

部屋全体がカラフルな配色で、アメリカならではのグッズがよく似合うイメージのインテリア。レッドやホワイト、ブルーなどの星条旗カラーをベースにしたり、真っ赤な大型家具を置くと再現しやすいですよ。

カントリースタイル

アメリカ開拓時代のインテリアであるカントリースタイル。パイン材が多く使われ、ログハウスのような優しい空間をイメージさせてくれます。

ギンガムチェック柄やパッチワークキルトなど、アメリカらしさのあるアイテムを取り入れることがポイント。アットホームな雰囲気を作り出せるので、家族や友達とパーティーをするのにぴったりなインテリアです。

ヴィンテージスタイル

ヴィンテージスタイルは落ち着いた雰囲気を演出したい人におすすめ。デニム素材のアイテムを中心に渋さを強調するスタイルです。

レザーソファーやウォールナットカラーの家具などを配置すれば、大人っぽい空間になりますよ。また、ヴィンテージスタイルでは時代を感じさせるため、あえて家具に傷を付けたり剥がしたりします。DIYを楽しめるのも魅力といえるでしょう。

サウスウェスタンスタイル

ネイティブ柄やメキシカンなテイストを織り交ぜて作るサウスウェスタンスタイル。エスニックな雰囲気が特徴的で、人とは違った空間を楽しみたい方におすすめです。

観葉植物との相性が良く、サボテンや多肉植物などメキシカンなアイテムを置くことで雰囲気を演出できます。幅広い世代に似合うスタイルで、自然を感じながら過ごせる部屋を作ってみたい方にもぴったりでしょう。

ミッドセンチュリースタイル

ミッドセンチュリースタイルはシンプルでモダンな雰囲気が特徴。余計なデザインや機能を極力取り除くことで作り上げられます。

ミッドセンチュリースタイルの部屋にはFRPやアルミニウムなどの素材のアイテムを配置。使いやすさやフィット感など機能性に優れている点が特徴です。差し色としてビビッドカラーのアイテムを使えば、ミッドセンチュリー風の雰囲気をより出しやすくなります。

ウエストコーストスタイル

ウエストコーストスタイルはアメリカ西海岸を中心に多く見られるインテリア。太陽と海を連想させるような爽やかな雰囲気が特徴です。

使用されるアイテムのほとんどは天然素材。ホワイトとブルーを基調とし、鮮やかな色をポイント使いします。リゾート地のような開放的な雰囲気を演出できるので、自室をリラックスできる空間にしたい人はウエストコーストスタイルを目指してみましょう。

ブルックリン・ニューヨークスタイル

ニューヨークのブルックリン地区が発祥のブルックリン・ニューヨークスタイル。重厚感のある雰囲気が特徴で、レンガで作られた壁や露出したダクトが印象的です。

ブルックリン・ニューヨークスタイルはモノトーンがベースカラーである場合が多いですが、そこにシンプルな壁掛け時計や間接照明を組み合わせることで、落ち着いた空間を演出できます。重厚感を高めたいときはレザーのソファーを取り入れるとよいでしょう。

モダンアメリカンスタイル

モダンアメリカンスタイルはヴィンテージな雰囲気が特徴。落ち着きや趣が感じられる部屋を作ってみたい人におすすめのスタイルです。

重厚感のある色や素材のアイテムを取り入れることがポイント。このようなアイテムを部屋に配置すれば、味わい深い空間にできますよ。家族や友達とゆっくりリラックスして過ごせる部屋を目指している人は、モダンアメリカンスタイルを参考にしてみましょう。

アメリカンインテリアを取り入れる際のポイント

アメリカンインテリアにはさまざまな種類がありますが、実際に部屋に取り入れるときはどんなことに気をつければよいのでしょうか。

アメリカンインテリアを部屋に取り入れる際にこだわりたいポイントを紹介します。アメリカンインテリアを選ぶ際には意識してみてくださいね。

素材にこだわる

素材はアメリカンインテリアを取り入れるうえで、こだわりたいポイントのひとつです。素材によって部屋に与える印象が異なります

具体的にはどのような素材がアメリカンインテリアに適しているか、それぞれの特徴もあわせて見ていきましょう。

ウッド

温かみや味わいがあるウッド系の素材は、カントリースタイルやヴィンテージスタイルには欠かせません。ウッド系の素材はさまざまな種類の木目や色合いがあり、家具などに取り入れるとそれだけで部屋の雰囲気がガラッと変えることができます。

ナチュラルで天然木の素材感が強調された部屋に仕上げたい人は、ウッド系の素材を配置してみましょう。

ファブリック

ファブリックはデニム素材のものを取り入れると、アメリカらしいヴィンテージな雰囲気を演出できます。ユーズド感のあるウッド系のアイテムとの相性がいいので、天然木の家具などと組み合わせてみましょう。

ネイティブ柄のファブリックを取り入れれば、サウスウェスタンスタイルなども演出できます。

アイアン

アイアンの素材感を使って無骨なイメージを作り出せれば、ブルックリンスタイルなども演出可能。アイアンのアイテムは部屋全体をシャープに引き締める効果もあります。

カントリースタイルなどでは多用されませんが、アイアンもアメリカンインテリアにおける重要な素材です。

プラスチック

プラスチックの素材のアイテムは効果的に取り入れることで、1940年代〜1960年代のアメリカのようなミッドセンチュリーの雰囲気を演出可能。当時多く使われていたプラスチックの素材によって、古きよき時代のスタイルを作り出せます。

ポップな色味を意識すれば、ダイナースタイルも演出できるでしょう。

ブリキ

アメリカンインテリアではブリキ素材のアイテムが多用されます。ポップアートを使うことでダイナースタイルを演出することが可能です。

サーフスタイルでウエストコースト感を取り入れたり、黒を基調としたデザインでブルックリンスタイルを狙ったりなど、ブリキ素材のアイテムならさまざまな効果が期待できます。

色合いにこだわる

インテリアの色合いは部屋の雰囲気を決定づける重要なポイントです。自分が演出したい雰囲気に応じて、インテリアの色合いを決めてみましょう。

ここからは、アメリカンインテリアで取り入れられることが多い色合いを紹介します。

茶・黒系

ヴィンテージスタイルやサウスウェスタンスタイルに欠かせない色として茶・黒系があります。茶・黒系の色を中心に使うことで、重圧感のある渋い部屋に仕上げることが可能です。

茶・黒系は他の色との相性も良いので、迷ったときにまず選ぶ色としてもおすすめですよ。

青・白系

青・白系の色は海や空をイメージさせてくれるので、ウエストコーストスタイルの部屋には外せない色合いです。爽やかな印象の部屋にしたい場合にも取り入れたい色合いといえます。

特に青系のアイテムは、ベージュと組み合わせることでより存在感が際立つので、意識して組み合わせてみましょう。

赤系

赤系の色は、青色と白色とともに星条旗カラーなので、ダイナースタイルやヴィンテージスタイルの演出におすすめです。青色や白色のアイテムとセットで使ってみましょう。

ポップな赤色の大型家具をチョイスすれば、ダイナースタイルの部屋で存在感のあるアイテムとして使えます。

モノトーン

白色と黒色のモノトーンを基調としたインテリアは、ハイセンスなモダンアメリカンスタイルの部屋にぴったりです。部屋全体をモノトーンで統一すれば、おしゃれで落ち着きのある空間を演出できますよ。

白色と黒色以外にシルバーの要素をプラスすれば、清楚なイメージがより強調された部屋に仕上げられます。

おすすめのアメリカンインテリアアイテム

部屋の色合いや素材感にこだわったうえで、アメリカンインテリアらしいアイテムを加えると、より一層雰囲気の良い部屋を演出することが可能です。

以下では、おすすめのアメリカンインテリアアイテムを紹介します。アイテム選びをする際の参考にしてください。

星条旗

星条旗はまさにアメリカの象徴。星条旗がデザインされたアイテムを使えば、部屋のアメリカンな雰囲気がより強まります

ソファーのラグや壁掛けは星条旗がデザインされた物が多いので、インテリアとして取り入れやすいでしょう。

LB アメリカ国旗 タペストリー

星条旗がデザインされた多機能タペストリー。壁飾りとしてはもちろん、ソファーカバーやテーブルクロスなどマルチな使い方ができるアイテムです。部屋をダイレクトにアメリカンテイストにできます。

ポリエステル製で耐久性は十分。手洗いだけでなく、洗濯機で洗うこともでき、汚れてしまった場合も安心です。



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サンキャッチャー

サンキャッチャーとは、クリスタル製のガラス玉で作られたインテリアアクセサリーのこと。アメリカ海軍などアメリカにちなんだデザインのサンキャッチャーを使えば、アメリカンテイストの強い部屋を演出できます。

Amia 手描きガラスサンキャッチャー アメリカ海軍ロゴ付き

アメリカ海軍のロゴがデザインされたサンキャッチャー。デザイン自体がアメリカンな印象を与えます。手描きガラスが使われているので、どこかヴィンテージなイメージも感じられるアイテムです。

チェーンが付属しているので、購入後すぐに壁にかけて使えます。本商品を部屋に加えるだけで、アメリカンテイストのある部屋を演出できますよ。



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アメリカン家具

少し予算に余裕のある方は、アメリカン家具を部屋に取り入れてみましょう。部屋の雰囲気をさらにアメリカンテイストに深められます。自分が演出したいアメリカンインテリアの種類に合った家具をチョイスしましょう。

エープラス Mitchell レザーソファー 2人掛け

60年代のアメリカンスタイルを現代風にカジュアルアレンジしたソファー。レトロでポップな雰囲気がダイナースタイルの部屋にぴったりです。ソファーの脚は取り付け式を採用しているので、脚を外してロータイプとしても使えます。

生地はキズや汚れに強いPVC合成レザーで、水をはじくことが特徴。万が一飲み物をこぼしてもサッと拭くだけで拭き取れるので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。



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WORLD NETJAPAN チェスト 幅40cm BZ-178

トランクを模したデザインが特徴的なチェスト。サビ加工が施されていて、部屋にレトロでヴィンテージな印象を与えてくれます。もちろん雑貨や洋服などを中に収納して使うことが可能です。

引き出しにはスライドレールが使われているので、スムーズに引き出しができ、 余計なストレスがかからない点もうれしいポイントですね。



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アメリカンインテリアの演出のコツ

実際にアメリカンインテリアを部屋に取り入れようと思っても、種類が多くどんなところから手をつければいいか分からないということもあるでしょう。また、床や壁など大きなリフォームをするのは簡単なことではありません。

ここでは、アメリカンインテリアを現実的に取り入れるコツを紹介します。

実例を参考にする

インターネットなどで紹介されているアメリカンインテリアの部屋の実例を参考に、どんなスタイルでまとめたいかをしっかり決めましょう。

レパートリーの多いアメリカンスタイルのなかで目指すスタイルを決めずに、漠然としたイメージで部屋作りを進めていくと、統一感がなくなる恐れがあります。

クッションフロアで床を演出

部屋の床を実際にリフォームするのは簡単ではありません。しかし、クッションフロアを利用すれば、簡単に部屋のイメージを変えることが可能です。

クッションフロアは、両面テープとマスキングテープで貼り付けるタイプや、接地面が吸着素材のタイプなどさまざまな種類があります。デザインだけでなく、使いやすさにも気を付けて選べば、設置する際に余計な手間がかかりません

壁面はリメイクシートがおすすめ

部屋の壁の演出はアメリカンインテリアを取り入れるにあたって重要ですが、こちらも大々的なリフォームなどは容易ではありません。そんなときおすすめなアイテムがリメイクシートです。

リメイクシートは壁紙の上から貼って剥がせるものが多く販売されています。デザインが豊富で、例えば無地のビビットカラーのものを使えばダイナースタイルを演出することもできるでしょう。

バリエーション豊かなアメリカンインテリアを楽しもう

この記事では、アメリカンインテリアの種類やおすすめのアイテムを紹介しました。

アメリカンインテリアを取り入れる際は、素材や色合いにこだわることが重要です。

また、アメリカンインテリアにはさまざまな種類があるので、自分が目指したいスタイルをあらかじめ決めておくと、統一感のある部屋に仕上げられますよ。部屋の実例やこの記事を参考に、アメリカンインテリアを取り入れてみてください。

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