「メルカリでコメントが来たけど、どう返信したら良いの?」という悩みは、メルカリ初心者であれば誰にでもあるものです。
しかし、メルカリにおけるコメントの返信は、とくに難しいことはありません。ビジネスメールのような堅苦しいマナーや定型文があることを想像する方もいますが、メルカリではそこまで厳しくないのです。
本記事の内容を参考にすれば、誰でも簡単にコメント返信ができるようになりますよ。
メルカリでコメント返信する手順
メルカリでコメントに返信する手順は以下の通りです。
- 「おしらせ」からメッセージの通知をタップ
- コメントを確認する
- 「コメントする」をタップ
- 返信内容を入力し、送信する
メルカリでコメントが来ると、アプリ最下部にあるメニューの「お知らせ」(左から2番目のベルのマーク)に通知がつきます。
通知ボタンをタップすると、お知らせがずらりと表示されるので、その中からコメントの通知をタップ。コメントがついた商品ページにアクセスします。
ついているコメントを確認し、その下にある「コメントする」というボタンをタップすると表示されるのがコメント入力画面です。
入力画面で返信を入力します。コメントの返信が誰宛なのかを明確にするため、書きはじめに「〇〇さん コメントありがとうございます」と名前とお礼を書いておきましょう。
入力が完了したら「送信」をタップすると返信が完了します。
メルカリでコメント返信する際のマナー
メルカリでコメントのやり取りをするうえで守らなければならないマナーに、特に決まったものはありません。
しかし、相手があっての取引なので、相手が不快にならない程度のマナーは守りましょう。
なかでも特に守らなければならないポイントを3つご紹介します。
- 丁寧な言葉遣いを心掛ける
- 無理な要求をしない
- 感情的にならない
文字のみで顔も見えない相手との交渉は、感情が伝わりにくく、配慮しないと冷たい・怖い印象を与えてしまいがちです。
自分も相手も気持ちよく取引ができるよう、ポイントを守りながら返信するようにしましょう。
丁寧な言葉遣いを心がける
はじめてやり取りをする相手なので、敬語で丁寧な言葉を選びましょう。友人へのメッセージのような口語的な表現は厳禁です。
特にメッセージの最初は挨拶やお礼から始めるといいでしょう。
「商品をご購入いただきありがとうございます」「値下げに応じていただきありがとうございます」など、感謝の気持ちを伝えると、好印象です。
無理な要求をしない
出品者は自分の予定や発送料金、商品の原価などさまざまなことを考慮して、出品方法や価格を決めています。
購入する際に発送方法や価格の交渉をすることは購入者の権利ですが、出品者に一度断られた場合は無理に要求を通そうとはしないでおきましょう。
また最初に交渉する際も、出品価格とあまりにも乖離した価格での交渉は、失礼に当たります。値下げ交渉する際も価格設定には注意が必要です。
感情的にならない
思ったように自分の要求が通らなかった場合や、届いた商品に不備があった場合に感情的なメッセージを送る人がいます。
確かに注文した商品と違うものが届くと、返品・返金には応じてもらえるかなど、不安になることもありますが、そんな時こそ冷静な対応が必要です。
商品に問題がある場合は 、冷静に状況を出品者に伝えます。感情的になってしまいそうな状況なら、事務局に連絡するのもひとつの方法です。
状況に応じて出品者との間に入ってくれる可能性もあります。
値下げ交渉はもともと無理を言っているのは購入者側の都合であることを考慮し、断られた場合は素直に了承しましょう。
メルカリでコメント・返信をする際の例文
購入者としてコメント・返信をする場合
購入者として商品に関する質問がある場合は、コメント機能を使って出品者に問い合わせをします。その際もっとも手軽なのが、テンプレートを使う方法です。
商品ページの下にある「コメントする」ボタンをタップすると「お値下げをお願いする」「商品状態を確認したい」など、状況に合わせたテンプレートが出てきます。
テンプレートをそのまま送信しても相手に失礼がないようにできているので、初心者はこの機能を使うことがおすすめです。
テンプレートでは不十分の場合や、購入後のコメントに困っている場合は、以下の例文を参考に送ってみてください。
購入前に使える例文
【値段交渉をする場合】
【サイズや状態を確認する場合】
【追加で商品の写真を撮影してもらいたい場合】
購入後に使える例文
【購入後の挨拶】
【商品到着時のお礼】
【相手の返信が多い場合】
出品者としてコメント・返信をする場合
取引成立前に商品ページにコメントが来た場合はできるだけ早く返信することが大切です。早く対応することで購入につながりやすくなります。
返信の際はまずコメントへのお礼から始めます。発送方法や値下げなど、 購入希望者からの要望にはできるだけ応じるようにすると、購入してもらいやすいです。
しかし応えられない要求は断っても問題ありません。その際もできるだけ丁寧な対応を心掛けましょう。
購入前に使える例文
【値段交渉に応じる場合】
【商品について問い合わせがあった場合】
【要望を断る場合】
購入後に使える例文
【購入後の挨拶】
【商品発送の報告】
【発送日が遅れる場合】
メルカリでコメント・返信する際のよくある悩み・疑問
メルカリで取引をするうえで重要なのが、コメントでのやり取りです。
メルカリでは値下げ・発送方法変更・状態の確認などの機能がないので、全てコメントで行われます。
やり取りで相手にいい印象を持ってもらえれば購入につながり、お互いに気持ちのいい取引ができるでしょう。一方でコメントでのやり取りがトラブルになることも。
どのように対応すればトラブルが起きずスムーズなお取引ができるかというのは、メルカリの全ての初心者ユーザーが悩むポイントです。
なかにはメルカリならではの「暗黙の独自ルール」のようなものも存在します。そこで、メルカリの初心者ユーザーが悩むポイントを3つお伝えし、対処方法をご紹介。取引相手とのやり取りに迷ったときは参考にしてみてください。
相手からの返信がない時(遅い時)はどうする?
メルカリを使用していると、「いつまでも相手から返信がない」というのは珍しくありません。
その理由は「もう商品に興味がない」「メッセージに気づいてない」「返信を忘れている」などさまざまです。
取引成立前に返信がない相手との取引は、返信がない時点で「購入意思がない」「購入してもいい状態ではない」と判断して、取引に進むのはやめましょう。
取引成立後にメッセージもなく商品が発送されないのであれば、取引キャンセルが可能です。
メルカリでお礼のメッセージは必要?
メルカリの取引では、原則お礼は必要ありません。ただしお互い気持ちのいい取引になるような配慮は必要です。
メルカリの取引で特に配慮が必要なのは「出品者が値下げや発送方法変更など、要望に応じてくれた時」と「購入者が商品を購入してくれた時」。
両方ともメッセージがなくても取引を進めることはできますが、気持ちがいい取引とは言えないのではないでしょうか。
出品者・購入者共に相手を不安にさせてしまう取引になると、最後の評価の際に自分のアカウント評価を下げられてしまう可能性があります。
自分のアカウントを守る意味でも、丁寧な対応を心がけましょう。
購入してもメッセージが来ない場合はどうする?
購入後に出品者から連絡がない場合は、まず出品者のプロフィールを確認しましょう。なかには購入後にメッセージの送信は行わないとの記載がある出品者もいます。
お礼のメッセージがなくても、期日までに発送してくれる出品者が大半なので、発送期日まではそのまま待ちましょう。
発送期日を過ぎても発送がない場合は、発送がいつになるかメッセージで問い合わせます。
それでも返事がなければ、残念ですが、取引はキャンセルしたほうがいいでしょう。
メルカリのコメント返信でメンションすることはできる?
メルカリのコメント欄は、メンションすることができません。もし、複数の人からコメントがあり、順番に返信したいときは、「(アカウント名)さん」のように最初に名前を書くと親切です。
また、コメントに対する返信は、公開コメントでしか行うことができません。コメント内容は、他の人も確認できるため、マナーを守って返信しましょう。
メルカリでのコメント・返信は丁寧に行おう
メルカリでのコメントの送り方や返信の仕方、またその際に注意しなければならないことをご紹介しました。
メルカリではコメントをする際のルールは、厳しく設けられてはいません。
大切なのは、顔が見えない相手との取引になるので相手が不安にならないよう、丁寧な対応をすることです。そうすることで相手とのやりとりもスムーズになり、気持ち良い取引に繋がります。
送るメッセージがこれでいいか迷った時は、ぜひ、この記事を参考に取引を進めてみてください。