時間に縛られず、切手を購入できれば便利だなと思ったことはありませんか。実は、切手は郵便局以外でも購入できます。
しかし、郵便局以外で切手を購入する場合は、買い方や支払い方法が異なる場合があるため注意が必要です。
そこで本記事では、切手の買い方を詳しくご紹介します。あらかじめ切手の買い方や支払い方法を知っておくことで、必要な金額の切手をスムーズに購入できるでしょう。
郵便局以外で初めて切手を購入される方は、ぜひ参考にしてくださいね。
切手とは
そもそも切手とは何でしょうか。
切手とは「郵便切手」の略で、郵便料金を前納した証として郵便物に貼る印紙のことです。
基本的には郵便サービスの料金の支払いとして切手を使います。
有効期限や使用期限はなく、封筒のサイズや重さに合う切手を貼ることで、全国各地に送ることが可能です。
郵便の支払いだけでなく、料金の支払いとして利用することもできます。
例えば、郵便局で利用する郵政サービス料金、東京都豊田区にある切手博物館の入館料、メルカリやヤフオクの商品の支払いなどで利用可能です。
切手はどこで買える?
そもそも切手はどこで買えるのでしょうか。
切手が買える場所はたくさんあり、今回紹介するのは以下の5つです。
- 郵便局
- コンビニ
- スーパー
- インターネットショップ
- 金券ショップ
ここからは、それぞれの場所で切手を買う方法を紹介します。
郵便局での切手の買い方
郵便局の窓口で切手の販売を行っています。
その場で品物の重さを測って必要な料金を教えてもらえるので、切手の料金不足などのトラブルを防ぐことができ、安心です。一方で、窓口が閉まっている土日や遅い時間には購入ができないというデメリットもあります。
コンビニでの切手の買い方
セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニでも切手を購入できます。
コンビニは24時間365日空いているところも多いので、緊急で切手が欲しいときに助かります。ただ、コンビニは郵便局の窓口とは異なり郵便物の重さを測ることができません。事前に郵便物の重さを測り、必要な切手の料金を確認してから購入する必要があります。
また、個人経営のコンビニなど日本郵便と契約を結んでいないところでは、切手の購入ができないので注意してください。
スーパーでの切手の買い方
スーパーでも、切手を購入することができます。
基本的にはサービスカウンターで買うことが可能です。買い物のついでに切手を買えるメリットがある一方、取り扱っている切手の種類が少ないというデメリットがあります。
欲しい切手が高額切手や慶弔用切手などの方は、取り扱っていない可能性があるので事前に確認するのがおすすめです。
インターネットショップでの切手の買い方
切手は、インターネットショップでも買えます。
普段から切手を使う機会が多く、まとめて買いたい人におすすめです。100枚単位の大口購入をすることで、通常より少し安く買えます。
インターネットでの購入は、購入から手元に届くまでに時間がかかるというデメリットも。時間に余裕がある方、ストックとして購入したい方はぜひ利用してみてください。
金券ショップでの切手の買い方
金券ショップで切手を購入することができます。
最大で50%OFFで購入することが可能ですので、なるべく安く買いたい人におすすめ。一方で在庫が無かったり、複数枚の購入しかできない場合が多いのがデメリットです。
店舗だけでなくインターネットで購入できる金券ショップもあるので、確認してみてください。
切手の支払いは現金払いが基本
上記で紹介した場所では、支払い方法は基本的に現金のみです。
ただ、郵便局やコンビニは例外で、郵便局ではキャッシュレス対応を取り入れているため、クレジットカードや電子マネーで支払うことが可能です。
コンビニで支払う際も、セブン-イレブンではnanacoカード、ファミリーマートではファミマTカード、ミニストップではWAONを利用することができます。
出典:コンビニの切手 ファミマの取扱い種類と買い方・支払方法を紹介、ミニストップ|自分に合ったカードを選ぼう!、ミニストップで売ってる切手の種類は?WAONでも支払いできる?
ただ、現金以外の方法で購入するときは、通常ポイントが付かないということだけ注意してください。
例えば、セブン-イレブンで切手を購入するときにnanacoカードで支払うと通常付くnanacoポイントが付きません。
出典:セブン-イレブン
もちろん、インターネットで購入する際は、現金よりもクレジットカードで支払う方が簡単です。
はがきや手紙、荷物を送るのに必要な切手の料金
ここからは、ハガキや手紙、荷物を送るのに必要な切手の料金を紹介します。
今回紹介するのはこちらの4種類。
- はがき
- 定形郵便物
- 定形外郵便物(規格内)
- 定形外郵便物(規格外)
それぞれ必要な料金をみていきましょう。
はがき
はがきは基本的に、通常はがきと往復はがきの2種類があり、それぞれ必要な料金が違います。
通常はがきは63円、往復はがきは2倍の126円の切手が必要です。
通常はがき | 63円 |
往復はがき | 126円 |
出典:日本郵便|手紙・はがき
定形郵便物
定形郵便物のサイズは以下の通りです。
- 横:9cm~12cm
- 縦:14cm~23.5cm
- 厚み:1cm
- 重さ:50g以内
これらの条件に収まった郵便物は、重さによって2通りの料金で送ることができます。
25g以内 | 84円 |
50g以内 | 94円 |
出典:日本郵便|手紙・はがき
定形外郵便物(規格内)
定形外郵便物とは、上で説明した定形内郵便物のサイズを越えた郵便物です。
定形外郵便物の中でも、サイズによって規格内と規格外の2種類に分けられます。
定形外郵便(規格内)のサイズは以下の通り。
- 横:34cm以内
- 縦:25cm以内
- 厚さ:3cm以内
- 重さ:1kg以内
これらの条件に収まった郵便物は、重さによって6通りの料金で送ることができます。
50g以内 | 120円 |
100g以内 | 140円 |
150g以内 | 210円 |
250g以内 | 250円 |
500g以内 | 390円 |
1kg以内 | 580円 |
出典:日本郵便|手紙・はがき
定形外郵便物(規格外)
定形外郵便物の中でも、規格内のサイズを越えた郵便物は規格外に分類されます。
定形外郵便(規格外)のサイズは以下の通り。
- 縦:60cm以内
- 縦横厚さ:合計が90cm以内
- 重さ:4kg以内
これらの条件に収まった郵便物は、重さによって6通りの料金で送ることができます。
50g以内 | 200円 |
100g以内 | 220円 |
150g以内 | 300円 |
250g以内 | 350円 |
500g以内 | 510円 |
1kg以内 | 710円 |
2kg以内 | 1,040円 |
4kg以内 | 1,350円 |
出典:日本郵便|手紙・はがき
必要な金額を事前に確認して切手を購入しよう
今回は、切手の買い方や買える場所、郵便物を送る際に必要な切手の料金について紹介しました。
コンビニやスーパー、金券ショップなど、切手は郵便局以外でもさまざまな場所で買えることがわかったので、急に切手が必要になったときも安心ですね。
ただ、郵便局以外の場所では郵便物の重さを測ることができないので、事前に重さを測って必要な金額を確認する必要があります。
サイズや重さに注意して必要な切手を購入できるよう、今回の記事を参考にしてみてください。