C2B買取プラットフォーム『ウリドキ』(https://uridoki.net/)を運営するウリドキ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:木暮康雄)は、ユーザーや加盟店が投稿する店舗レビューや取引レビューをAIで自動解析・判定するシステム『Uridoki AI Review Moderator』の本格運用を開始しました。
本システムは、投稿されたレビュー文章をAIが自動解析し、不適切投稿の有無を判定します。具体的には、他者への誹謗中傷や断定的な批判、揶揄や攻撃的表現、犯罪予告や犯罪行為の助長、法令や公序良俗に反する内容、さらに性的嫌悪感を催す表現やわいせつ物、児童ポルノに該当する内容などが対象となります。
AIによる判定結果は開発・運用チームに通知され、リスクの高い投稿については、関係当局との連携や投稿削除など、適切な対応のあり方を検討してまいります。さらに、利用者から寄せられるネガティブな投稿については、必要に応じて加盟店へのフィードバックに活用し、サービス品質の向上に役立てていくことを目指しています。
これにより、先行して導入したAIによる査定依頼画像解析システム「Uridoki AI Image Recognition」に続き、当社プラットフォームにおけるAI活用領域がさらに拡大しました。
■『Uridoki AI Review Moderator』導入の背景
リユース市場の拡大と査定依頼数の増加に伴い、ユーザーによるレビュー投稿数も増加しています。従来は人の目で投稿内容の確認を行っていましたが、投稿数の増加により効率的な管理が課題となっていました。また、レビュー内容も多様化しており、迅速かつ網羅的なチェック体制の整備が求められていました。
こうした状況を踏まえ、当社はAIによるレビュー判定システムを導入し、投稿レビューの高精度な判定体制を構築しました。これにより、従来の信頼性の高いレビュー情報に加え、さらに精度の高いレビュー情報を、ユーザーが安心して閲覧できる環境が整います。

システム概要:処理フローと主な機能
STEP1:レビュー情報の取得処理
投稿内容をバッチ処理で取得し、AI解析対象として登録
STEP2:AIによる文章解析
学習済みの AI モデルにより、感情傾向や不適切表現を判定
STEP3:判定結果の通知
ネガティブないしは不適切と判断されたレビューは開発・運用チームへ通知
STEP4:判定結果データの活用
買取店へのレビュー内容の情報共有やサービス改善に活用
■今後の展開:AIモデルの再学習とレビューリスク評価の推進
現在のシステムは、学習済みの AI モデルにより、投稿レビューの感情傾向や不適切表現の判定を中心に運用しています。このため、稀なケースではありますが、ユーザーおよび買取店それぞれの視点での感情傾向の判定が一部難しいなどの課題があります。こうした観点での判定については、人の目で行っているため、今後は教師データを蓄積して AIモデルを洗練し、一層の精度向上に努めてまいります。
・再学習プロセスの導入
判定結果をAIに学習させ、判定精度を継続的に向上
・レビューリスクスコア算出
投稿傾向を分析し、加盟店やユーザーへのサポート強化やサービス改善に活用
ウリドキは今後も、AIを活用したレビュー管理体制を強化し、健全で信頼性の高いプラットフォーム運営を推進してまいります。また、高精度で信頼性の高いレビュー情報の提供を通じ、リユース市場全体のさらなる活性化にも貢献してまいります。
■C2B買取プラットフォーム『ウリドキ』について
『ウリドキ』はモノを売りたい人と買取店を繋ぐ買取プラットフォームです。
マッチングサービス『ウリドキ!』とリユース記事特化 WEB メディア『ウリドキプラス』の 2 つのサービスを軸にプラットフォーム事業を展開しています。
『ウリドキ!』は商品の写真や状態を入力して買取依頼をすると、複数の査定士から見積もりが受け取れます。複数店舗に問い合わせることなく、一度の申し込みで買取価格の比較が可能です。
メッセージ機能で査定士と直接やりとりし、「高く売りたい」「早く売りたい」「口コミ評価の高い買取店に売りたい」など、目的に合った買取店へ売ることができます。
『ウリドキ』URL:https://uridoki.net/
買取店様向けお問い合わせ先:https://uridoki.net/shop_entries
■会社概要
会社名:ウリドキ株式会社
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-6-3 新宿御苑フロント9F
代表者:代表取締役 木暮康雄
設立:2014年12月1日
事業内容:C2B買取プラットフォーム『ウリドキ』の運営
URL:https://uridoki.co.jp/




