ミニマリストのように少ないアクセサリーでおしゃれを楽しみたいと思っても、どう整理したらいいか分からないですよね。
ミニマリストは、アイテムごとに持つ数を決め、捨てるとき・買うときも自分で決めたルールに沿って行動しています。自分にとっての「アクセサリーを持つ基準」を作っておかないと、衝動買いしてしまったり、使わないものがずっとある状態になったりするかもしれません。
この記事では、ミニマリストがどのようにアクセサリーを管理しているかや、おすすめの種類を紹介します。最後まで読めば、自分にとって必要な最小限のアクセサリーでおしゃれを楽しむ方法が分かるので、ぜひ目を通してみてください。
ミニマリストのアクセサリーの持ち方
ミニマリストは、 自分が気に入ったアクセサリーだけを高頻度で使っています。
ここでは、ミニマリストがアクセサリーを捨てたり買ったりするときに大事にしているポイントを紹介するので、ぜひ真似してみてください。
アイテムごとに持つ上限数を決める
ミニマリストは、ピアス・ネックレス・指輪など、アイテムごとに持つ上限数を決めています。大切なのは「自分にとって必要最小限の数を持つ」ことなので、何個持つかは人それぞれですが、 目安としては各アイテム3つ前後 でしょう。
洋服やバッグと違ってアクセサリーは収納スペースを取らないため、多めに持っているミニマリストもいます。似たデザイン・素材のものはひとつに絞ると、コーディネートを考えるときに迷わないですよ。
長く使えるものを持つ
宝石などがあしらわれているアクセサリーは価格も高いので、なるべく長く使えるものを選ぶとよいです。
管理が大変にならないよう、ネックレスや指輪はメンテナンスをしながら、 大事に使っていける数点だけ持つ ことをおすすめします。子どもがいる場合は、自分が使わなくなったら娘や息子のお嫁さんに譲っていくのも、ストーリーがあって素敵です。
飽きやすい人は、デザインが幅広いピアスなどで「このジャンルはプチプライスを高頻度で買い替える」と決めて、300円ショップや1,000円前後のものを楽しんでもよいでしょう。
公私ともに使えるデザインを選ぶ
アクセサリーの数を減らすなら、幅広いシーンで使えるものを買うのがおすすめです。
仕事用、プライベート用、冠婚葬祭用などとアクセサリーを分けると数が増えるため、なるべく ビジネスシーンとお出かけの両方に使える上品なもの を選びましょう。
どんなシーンでも使える定番品を中心に揃え、個性的なデザインや、利便性よりも好みを優先するものは1,2点程度にとどめておくと、所持数が増えずに済みます。
本当に気に入ったものだけを買う
ミニマリストが手持ちのアクセサリーを整理するときや、新しいものを買うときは、「自分が本当に気に入っているか」を大切にします。
「女性として1つは持っておくべき」「大人だから高いものを身に着けないと」という考えは、自分にとって必要かどうかを軸にできていません。指輪に興味が湧かないなら1つも持っていなくていいですし、自分が「プチプライスで十分」と思うなら高いものを買わなくてもよいのです。
もしあまり使っていない贈り物がある場合は、思い出と感謝を写真に残しておく方法もあります。友人に譲ったりフリマアプリで売ったりして、きちんと使ってくれる人のもとへ届けましょう。
これから自分に似合うアクセサリーを見つけたい人は、パーソナルカラー診断で自分を美しく見せてくれる種類を調べるのもおすすめですよ。
パーソナルカラー診断とは。東京のおすすめ店や利用の流れを解説
ミニマリストが持つアクセサリー
ミニマリストは、持つアクセサリー・持たないアクセサリーを決めて、上限数の範囲内でおしゃれを楽しんでいます。
ここでは、ミニマリストの多くが持つアクセサリーを紹介するので、整理するときの参考にしてみてください。
指輪(1~3つ)
指輪は、鏡の前でしか見られないピアスなどと違って、身に着けていればいつでも視界に入り、目でも楽しめるアイテムです。
ミニマリストのなかには、結婚指輪のみを持っている人もいれば、デザインや素材の違うものを3つ程度持っている人もいます。
値段の張るものを買うなら、金やプラチナなど傷がつきにくい素材で、年齢を選ばないシンプルなものを選ぶとよいでしょう。宝石が小さいものや、石がなくてもねじってあるデザインなど、ひとつで存在感があるものがおすすめです。
ピアス・イヤリング(3~5つ)
場所を取らないピアス(イヤリングも含む)は、ミニマリストも多く持つことが多いアイテムです。
長く使いたい場合は、パールやダイヤなどのシンプルかつ華やかさがあるものを選ぶと、結婚式やリッチなお店でのディナーにも使えます。
さまざまなデザインを楽しみたいのであれば、プチプライスのものを1シーズン~1年くらいの期間で買い替えるのがよいでしょう。
上品に輝く「ダイヤのピアス」
ダイヤのピアスは、贈り物や親の代から引き継いで持っている人が多いです。小さめな石を選べば、年齢を問わずに長い年月使えます。
ダイヤは暗いところでも輝くため、ディナーなど夜の時間帯に身に着けるのがおすすめです。
幅広いシーンで使える「パールのピアス」
上品さをもつパールのピアスは、ひとつ持っておくと長年使えます。パールを小さいものにすれば、普段使いから、ビジネスや結婚式などフォーマルな場まで、幅広い用途で使うことが可能です。
白いパールはどのような洋服にも合いやすく、何から揃えようか迷っている人にもおすすめですよ。
トレンドも楽しめる「プラスチックピアス」
あまりフォーマルな場に行くことがないのであれば、プラスチックピアスもおすすめです。300円ショップなどに行けばさまざまなデザインのピアスが売っており、選ぶのも楽しめます。
ダイヤやパールのピアスと違っていろいろなカラーがあるので、手持ちの洋服に合わせて、アクセントになるようなものを選んでもいいかもしれません。
洋服やバッグをシンプルでベーシックな色で統一して、プラスチックピアスでトレンドや差し色を取り入れるのもおしゃれです。
アクセントになる「大きめor揺れるピアス」
ダイヤやパールなど、上品で小さめなピアスしかない場合は、大きめなデザイン、または飾りが揺れるピアスをひとつ持っておくのもおすすめです。
ミニマリストは基本的に洋服もシンプルな人が多く、洋服が寂しくなりがち。シンプルな服装のときにピアスをポイントにすれば、コーディネートにメリハリがつきます。
ネックレス(2~4つ)
ネックレスは、チェーンなどを交換しながら長く使えるものを選ぶミニマリストが多いです。長さを調整できるものを選べば、幅広いシーンで使えますよ。
ネックレスは冠婚葬祭用も要るので、多くても5個前後になるように調整しましょう。
資産にもなる「ゴールドネックレス」
カジュアルな服装のときには、ゴールドネックレスがおすすめです。繊細なデザインのものは重たい印象を与えず、日常使いもできます。
メッキではなく純金が使われているものを選べば、一生ものの資産にすることも可能です。
公私ともに使える「ひと粒ダイヤのネックレス」
ひと粒ダイヤをあしらったネックレスは、スーツにもあわせられ、普段使いや良いお店へのお出かけなど、幅広いシーンで使えます。
ダイヤでもひと粒であれば上品な印象を与え、キラキラと輝きもあり地味すぎません。年代も選ばないので1本持っておくと便利です。
冠婚葬祭用で一生使える「パールネックレス」
パールのネックレスは、冠婚葬祭にも使うためにも1本持っておくとよいです。糸替えなどメンテナンスをしっかりしてくれるブランドを選ぶと、買い替える必要もありません。
日常使いしたい場合は、ひと粒パールのネックレスもあるとコーディネートの幅が広がります。
ミニマリストが持たないアクセサリー
ミニマリストは、 自分に必要のないアクセサリー は持ちません。
何を選ぶかは人それぞれですが、ここではミニマリストが持つことの少ないアイテムを紹介します。
若いときに着けていたもの
昔気に入って着けていたものでも、今の年齢にあわず使用頻度が下がったアクセサリーは手放したほうがよいです。家族からの贈り物などは子どもに譲るか、写真に残して処分しましょう。
年を重ねながら、今の自分に似合うアクセサリー探しをするのも楽しいですよ。
ブレスレット・バングル
ブレスレットやバングルなど、腕に着けるものを持たない人もいます。手を使うときに 動くのが気になったり、擦れやすい部分だったりするのが理由 です。
アクセサリーはどこかひとつにつけるくらいがよいとされており、ネックレスやピアス、指輪を優先する人が多いようですね。
時計
スマートフォンが普及したこともあり、時計を着けない人も増えています。水仕事をする際に濡れてしまったり、ずっとつけているとムレてかゆくなったりするため、わざわざ着けない人が多いです。
Apple Watchなどにいろいろな機能をまとめる人と、いっさい時計を使わない人で二極化しています。
髪飾り
カチューシャや髪留めなど、髪飾り系は持っている人が少ないです。髪の長い人がヘアゴムを持っているくらいで、 髪よりも耳元や首元を優先する人が多い 傾向にあります。
「自分には絶対に必要」と思うのであれば別ですが、「あってもいい」程度であれば処分しましょう。
ミニマリストのアクセサリー収納
ミニマリストは使うアクセサリーの数を絞っており、大きなアクセサリーボックスは持ちません。
ここでは、ミニマリストがアクセサリー収納に使っているアイテムを紹介します。
100円ショップのミニアクセサリーボックス、ピルケース
出典:Twitter
100円ショップで買える小さなアクセサリーボックスやピルケースは、少ない数のアクセサリーをしまうのに適しています。
安く買えるうえ、構造もシンプルなので掃除も簡単です。持っているアクセサリーが一目で分かり、使う際も取り出しやすいですよ。
無印良品の仕切り用ベロア箱
出典:Twitter
無印良品には、仕切り用としていろいろなタイプのベロア箱が売っており、内箱のまま使っているミニマリストもいます。
100円ショップのピルケースと違って、ネックレスを横長に入れられるベロア箱もあり、きれいに保存できますよ。価格は500円~1,000円前後です。
木製トレイ
持っている総数が少なく、小さめの木製トレイにアクセサリーを置いている人もいます。木製トレイは見た目も可愛らしく、着け外しのときに気分が上がると人気です。
100円ショップや無印良品などで売っている数百円のものから、アクセサリー収納用に作られた2,000円前後のものまで、デザインや大きさもたくさんの種類があります。
ミニマリストはアクセサリーの上限数を決めておしゃれを楽しむ
ここまで、ミニマリストがアクセサリーを持つうえで大事にしているポイントや、持っている人が多いアクセサリーの種類、収納アイテムなどを紹介しました。
今まで持っていたアクセサリーを手放すのは心苦しいかもしれませんが、少しずつ好みのものを揃えて、自分の「お気に入りラインアップ」を作っていくのも幸せを感じられます。
モノは使ってこそ活きるので、使わないものは思い切って処分し、選び抜いたお気に入りのアクセサリーたちでおしゃれを楽しみましょう。
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