メルカリの送料を一覧で比較!最安・補償ありなど目的に合わせて選ぼう

フリマ

メルカリで商品を販売したいけど、適切なサイズとその送料がわからない人が多いのではないでしょうか。

送料を無視して商品を販売すれば、売上金がほとんど手元に残らないといったことがあります。

なので、メルカリの販売手数料と送料を考えた値段設定が必須です。

そこで、本記事では商品のサイズや配送方法ごとの送料を表でわかりやすく解説していきます。

メルカリの送料を一覧表でチェック

メルカリで商品を配送する際の、配送方法・サイズ・送料の簡易的な一覧表です。

配送方法サイズ送料
らくらくメルカリ便
ネコポス
角形A4サイズ210円
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケット
A4サイズ230円
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケットポスト
専用箱215円
定形郵便定形封筒25g以内84円50g以内94円
定形外郵便規格内
規格外
120円(50g以内)~580円(1kg以内)
200円(50g以内)~1,350円(4kg以内)
クリックポストA4サイズ185円
スマートレターA4サイズ以内180円
レターパックライト専用封筒A4サイズ370円
レターパックプラス専用封筒A4サイズ520円
らくらくメルカリ便
宅急便コンパクト
薄型専用BOX専用BOX450円
らくらくメルカリ便
宅急便
3辺合計160cm以内750円(60サイズ)~1,700円(160サイズ)
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケットプラス
専用BOX455円+専用BOX65円
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパック
3辺合計100cm以内770円(60サイズ)~1,070円(100サイズ)
梱包・発送たのメル便3辺合計80サイズ~450サイズ1,700円~33,000円

出典:メルカリ

匿名配送+送料が安い「らくらくメルカリ便」

らくらくメルカリ便の主な送料は次の3つです。

配送方法サイズ送料商品例
らくらくメルカリ便ネコポス角形A4サイズ210円
らくらくメルカリ便
宅急便コンパクト
薄型専用BOX:24.8cm(縦)×34cm(横)
専用BOX:20cm(縦)×25cm(横)×5cm(厚さ)
450円+専用BOX70円ハードカバーの本、小型のおもちゃ、雑貨など
らくらくメルカリ便
宅急便
3辺合計160cm以内750円~1,700円厚手の衣類、バッグ、スニーカー、小型家電など

らくらくメルカリ便は匿名発送ができるので、自分の個人情報をできるだけ出したくない人におすすめです。

万が一、商品が配送で破損・紛失してしまった場合はあんしん配送サポートがあるため、商品代金や送料を補償してくれます。

商品の配送状況の追跡機能もあるので安心です。

匿名配送+コンビニ受け取り可能な「ゆうゆうメルカリ便」

ゆうゆうメルカリ便の配送方法と送料は次の4つがあります。

配送方法サイズ送料商品例
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケット
A4サイズ:
3辺合計60cm以内
230円薄手の衣類、アクセサリー、コスメ、本、CDなど
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケットポスト
専用BOX:
32.7cm(縦)×22.8cm(横)×3cm(厚さ)
215円+専用箱65円+ゆうパケットポスト発送用シール5円ハードカバーの本、小型のおもちゃ、雑貨など
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケットプラス
専用BOX:
17cm(縦)×24cm(横)×7cm(厚さ)
445円+専用BOX65円ハードカバーの本、小型のおもちゃ、雑貨など
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパック
3辺合計100cm以内770円(60サイズ)~1,070円(100サイズ)厚手の衣類、スニーカー、バッグなど

ゆうゆうメルカリ便もらくらくメルカリ便と同様に、追跡・匿名発送・補償があるので安心して取引できます。

ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便の違いはサイズの幅で、らくらくメルカリ便は100サイズよりも大きい荷物も発送できるのが特徴です。

大型商品の配送に便利な「梱包・発送たのメル便」

大型商品は「梱包・発送たのメル便」が補償・追跡機能が付いているので便利です。

発送方法サイズ送料商品例
梱包・発送たのメル便3辺合計80サイズ~450サイズ80サイズ:1,700円スニーカー、ハンドバッグ、衣類など
120サイズ:2,400円炊飯器、電子レンジ、掃除機など
160サイズ:3,400円テレビ、空気清浄機、キャリーバッグなど
200サイズ:5,000円足入れたんす、座椅子、エアコンなど
250サイズ:8,600円洗濯機、カーペット(6畳以内)など
300サイズ:12,000円ソファ(2人掛け)、自転車など
350サイズ:18,500円家庭用冷蔵庫、シングルベッドなど
400サイズ:25,400円ダブルベッド、タンスなど
450サイズ:33,000円カウチソファなど

大型の商品は家電など破損しやすい電子機器が多いので、補償が付いている方が安心して取引できます。また追跡機能もあるので、正常に配達されているのか、おおよその到着日時など取引相手にもわかります。

160サイズ以内であれば、らくらくメルカリ便の宅急便の方が安く配送できるので、サイズによって配送方法を使い分けましょう。

送料を安く抑えられる「定形郵便・定形外郵便・レターパック」

送料を安く済ませたいのであれば、定形郵便・定形外郵便・レターパックがおすすめです。

発送方法サイズ送料商品例
定形郵便定形封筒など:
14cm~23.5cm(縦)×25cm(横)以内×3cm(厚さ)以内
25g以内84円
50g以内94円
カードなど薄くて軽い物
定形外郵便規格内:34cm以内(縦)×25cm以内(横)×3cm以内(厚さ)
規格外:60cm以内(縦)
120円(50g以内)~580円(1kg以内)
200円(50g以内)~1,350円(4kg以内)
定形封筒に入らないもの、ポスターもOK
レターパックライト専用封筒A4サイズ4kg以内370円本、CD、コスメなど
レターパックプラス専用封筒A4サイズ:厚さ3cm以上可4kg以内520円本、CD、コスメなど

送料が安い一方で、郵便局に出向く必要があるので、少し手間がかかります。

定形外郵便の場合は、規格内か規格外かで送料が大きく変わるので注意しましょう。

追跡については、定形郵便・定形外郵便はオプション料で160円を支払えば追跡機能が付きますが、レターパックは追跡できません。

定形郵便・定形外郵便だけ「簡易書留」+310円で5万円以内の補償を、「書留」+430円で10万円まで補償を付けることが可能です。

匿名発送についてはどれも対応していないので注意しましょう。

サイズごとに送料を比較してみよう

サイズごとの送料やサイズ詳細について、もう少し詳しく紹介します。

▼サイズごとのおすすめ発送方法

サイズ配送種類サイズ詳細送料
小型サイズネコポス厚さ3cm以内のA4サイズ210円
小型~中型サイズ宅急便コンパクト コンビニで購入可(70円)専用薄型BOX:建て24.8cm×横34cm
専用BOX:縦25cm×横20cm×厚さ5cm
450円
中型~大型宅急便60サイズ(2kg以内)~160サイズ(25g以内)750円~1,700円

小型サイズの商品を送る場合

小型サイズで商品を送る場合は、基本的にネコポスを利用しましょう。

小型サイズの商品の配送はネコポス以外には、ゆうパケット・定形郵便・定形外郵便・クリックポスト・レターパック・スマートレターがあります。

送料という点では定形郵便が最も安いですが、補償・追跡機能・匿名発送をするには追加オプション料が必要で、プラスすると費用はネコポスに比べて高くなります。

その点、ネコポスは補償・追跡機能・匿名発送が0円で、この3つが揃っている配送方法の中で最安です。

そのため、かなり小さな商品で破損の可能性が低い商品であれば定形郵便、1kg以上の小型商品であれば、ゆうパケットポストがおすすめ。

小型〜中型サイズの商品を送る場合

小型~中型サイズは宅急便コンパクトがおすすめ。

送料が450円で専用資材が70円でサイズが2つ用意されていて融通も利くため、他の中型サイズの「宅急便・ゆうパケットプラス・ゆうパック」と比べて最も便利です。

定形外郵便は250g以下であれば送料が最安値ですが、補償・追跡機能・匿名発送には追加料金が必要で、合計でかかる費用は宅急便コンパクトの方が安くなります。

また宅急便コンパクトなら、コンビニで専用資材(箱のみ)を購入して、そのままコンビニで発送できるので手間をかけずに発送ができます。

専用資材は専用薄型BOXと専用ボックスの2種類があるので、商品のサイズによって変えることが可能です。

宅急便コンパクトを利用する場合、専用資材を使用しないと利用できない点に注意してください。ガムテープで補強されているものや、一度使用した資材を使った場合も利用できないので気をつけましょう。

中型〜大型サイズの商品を送る場合

中型~大型サイズの商品を送るのであれば宅急便、大型以上であればたのメル便がおすすめです。

宅急便であれば60サイズでは送料が750円、ゆうパックは770円で宅急便の送料の方が安くなっています。宅急便は最大サイズが160サイズで送料が1,700円、たのメル便は160サイズで3,400円と倍の送料がかかります。

そのため、160サイズ以内の中型~大型の荷物であれば宅急便が最もお得に発送可能です。

160サイズ以上の大型の荷物の場合のみ、たのメル便を利用しましょう。

また、宅急便は専用の梱包材はないため、規定のサイズに収まる梱包資材を用意する必要があります。

発送方法に悩んだときはどう選ぶ?

発送方法で悩んだときは、以下の3つのポイントを基準に選びましょう。

  • 匿名発送
  • 送料
  • 追跡機能と補償

匿名で配送したいか

メルカリで用意されている配送方法のほとんどは匿名発送に対応していますが、定形外郵便や定形郵便といった郵便局特有の配送方法の場合は匿名ではありません。

定形郵便・定形外郵便で匿名発送する場合は、別途で料金がかかります。

  • 定形郵便・定形外郵便の匿名発送:185円+160円=345円
  • らくらくメルカリ便:210円
  • ゆうゆうメルカリ便:230円

匿名で発送しない場合は定形郵便・定形外郵便の方が安いですが、そうでない場合はメルカリで用意されている発送方法を選択した方が安いです。

匿名配送を必須で利用したい場合は、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便を使いましょう。

送料を安く抑えたいか

前述の通り、小物を最も安く発送したい場合は定形郵便、50g以内の定形封筒に入らない小物であれば、定形外郵便が最も安いです。

しかし、匿名発送をしたい場合はメルカリで用意されている発送方法を使った方がお得になります。

追跡や補償などのサービスを重視するか

追跡や補償についても、定形郵便・定形外郵便で発送する場合はオプションで料金がかかるので、メルカリで用意されている発送方法を選択した方が安いです。

メルカリ便で用意されているらくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便などは、追加料金なしでも商品金額と送料を補償してくれます。

送料を安く抑えたいなら「梱包」もポイント

発送方法の選択も重要ですが、送料を安く抑えたいのであれば梱包にもこだわりましょう。

梱包のコツは2つです。

できるだけコンパクトに梱包する

できるだけコンパクトに梱包をして、サイズを小さくしましょう。そうすることで、より安く発送できます。

特に入念すぎる梱包には注意してください。商品が破損するかもしれないと不安に思う気持ちはわかりますが、過度な梱包は送料がかかるだけではなく受け取った人も開封しにくいです。

そのため、梱包は常識の範囲内で丁寧にすれば問題ありません。

圧縮できるものは圧縮して梱包する

衣類は圧縮しないとサイズが大きくなってしまうので、圧縮してから梱包しましょう。また、衣類は衝撃による破損が少ないので緩衝材は使用しなくてもいいでしょう。

梱包材を調節して、圧縮できるものは圧縮してサイズを小さくすることで送料を抑えることができます。

ただしトラブルの原因にもなり得るので、あらかじめ発送の際には圧縮することを明記しておくことをおすすめします。

お得に発送したいならメルカリで用意されている発送方法を選ぼう

メルカリの送料や配送方法について紹介しました。

送料という点で比較した場合は、小物は定形郵便が最も安く50g以内の定形封筒にはいらない荷物であれば定形外郵便が安いです。

しかし補償や追跡機能を利用したい場合は、定形郵便・定形外郵便だとオプションで料金がかかるので、メルカリで用意されている配送方法の方が安くなります。

送料と取引の安心感を考えた場合、メルカリで用意されている配送方法を選ぶのがおすすめです。

小池|KOSOTTO編集部

小池|KOSOTTO編集部

元バッグセレクトショップ店員。旅行とファッションが好き。古着をきっかけにサステナブルファッションについて興味を持ち、勉強中。

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