税制優遇措置として、利用者が増加しているふるさと納税。日常的に利用しているAmazonのサービスを通じて、さらにお得にふるさと納税を利用したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、ふるさと納税を利用してAmazonギフト券をもらう方法やAmazon Payを使用する方法を解説します。ふるさと納税をお得に利用したい方だけでなく、手軽に利用したい方も必見の内容です。ぜひご覧ください。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、自分が好きな自治体に寄付できる制度です。寄付する自治体を自由に選べるので、自分の生まれた故郷や好きな自治体を応援できます。
寄付金の2,000円を超える部分については、原則的に所得税や住民税から全額控除。実質2,000円で、金額以上の魅力的な返礼品がもらえるお得な制度として注目されています。
ただし、税控除額は総所得金額の40%が上限なので、注意しましょう。お得に利用したいのであれば、シミュレーションして上限金額を把握することが重要です。
ふるさと納税でAmazonギフト券がもらえる
ふるさと納税サイトによってはキャンペーンを開催しており、返礼品に加えてAmazonギフト券がもらえる場合があります。キャンペーンを活用することで、さらにお得にふるさと納税を行いましょう。
以下に代表的なふるさと納税サイトの情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
サイト名 | 掲載自治体数 | Amazonギフト券還元率 | キャンペーン期間 |
---|---|---|---|
ふるラボ | 122 | 12% | 〜7/31 |
マイナビふるさと納税 | 102 | 10% | 〜7/31 |
ふるさとチョイス | 1,788 | 9 | 〜10/1 |
ふるなび | 1,151 | 20% | 8/9~未定 |
ふるさとプレミアム | 243 | 13% | 〜8/10 |
出典:ふるラボ、マイナビふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、ふるさとプレミアム
一覧表を見ても、Amazonギフト券の還元率に差があることが分かります。掲載自治体数も異なるので、寄付したい自治体を探しやすいサイトを利用することもおすすめです。
また、多くの場合はキャンペーンの開催期間が決まっています。キャンペーンを活用する場合は開催期間を意識しておきましょう。
ふるラボ
出典:ふるラボ
「ふるラボ」は、地域の特徴や返礼品の魅力を動画で伝える「ふるラボチャンネル」や、納税した地域のその後の様子を伝えるなど、地域の魅力を伝えることに注力しています。
返礼品のジャンルを絞った特集をいくつも企画しており、返礼品をどれにするか迷っている方は参考にすると良いでしょう。動画やイラストでふるさと納税についての解説も行っているので、ふるさと納税に慣れていない方におすすめのサイトです。
マイナビふるさと納税
出典:マイナビふるさと納税
就職情報サイトが有名なマイナビが運営する「マイナビふるさと納税」。マイナビの情報網を活かした「ふるさと納税マガジン」という特集ページで、ふるさと納税に関するさまざまな情報を発信しています。
同サイトのキャンペーンは、Amazonギフト券の付与条件がないことが特徴です。支払い方法や寄付金額にかかわらず、Amazonギフト券がもらえます。そのほかのサイトでキャンペーン対象外だった方は、マイナビふるさと納税を利用してみてはいかがでしょうか。
ふるさとチョイス
出典:ふるさとチョイス
返礼品の掲載数50万以上と、ふるさと納税サイトのなかでもトップクラスの掲載数を誇る「ふるさとチョイス」。サイト限定の返礼品も多く、目当ての返礼品が見つかる可能性が高いです。
ふるさとチョイスは初回限定で、寄付額の最大9%分のチョイスマイルをプレゼントするキャンペーンを行っています。チョイスマイルはサイト独自のポイントサービスで、Amazonギフト券に交換が可能です。チョイスマイルが獲得できるキャンペーンは併用できるので、開催中は上手に活用するようにしましょう。
ふるなび
出典:ふるなび
株式会社アイモバイルが運営する「ふるなび」は、ふるさと納税サイトのなかでも電化製品の返礼品が多い特徴があります。ふるさと納税に関する丁寧な説明をしている特設ページもあり、はじめての方でも安心です。
キャンペーンでは、Amazonギフト券に交換できるふるなびコインを寄付金の最大20%がもらえます。20%の還元を狙うには、レビュー数5件以下の返礼品にレビューする必要があるので、条件は確認しておきましょう。
ふるさとプレミアム
出典:ふるさとプレミアム
インターネット広告会社ユニメディアが運営する「ふるさとプレミアム」。サイトの設計はシンプルで分かりやすく、必要な情報がすぐに手に入るデザインです。
Amazonギフト券がもらえるキャンペーンに参加するには、エントリーを行い、届いたメールからふるさと納税の手続きを行う必要があります。キャンペーン期間に注意して、お得にふるさと納税を行いましょう。
Amazonギフト券に人気が集まる理由
Amazonギフト券とは、ネット通販サイトAmazonで商品を購入する際に使えるギフトカードです。ふるさと納税の特典でポイントを交換する際にも、数ある選択肢のなかから多くの人がAmazonギフト券を選んでいます。
なぜAmazonnギフト券に人気が集まるのか気になりますよね。ここでは、その理由について解説します。Amazonギフト券のメリットが分かるので、興味のある方はぜひご覧ください。
有効期限が長い
Amazonギフト券は、有効期限が発行から10年と長いです。使える期間が長いので、現時点で欲しいものがなくても、使いそびれる可能性は低いと言えます。
有効期限は残高とともに、公式サイトのAmazonギフト券のページ内から確認が可能です。使いそびれる可能性は低いですが、確認方法は把握しておきましょう。
商品の掲載数が多い
Amazonギフト券が使用できるAmazonは、世界でトップクラスに商品の掲載数が多いネットショップです。多くの人の目当ての商品を網羅しているので、Amazonギフト券の需要の多さにつながっています。
ふるさと納税の返礼品でもらえないようなものを、Amazonで購入しようと考えている人も多いです。
ネット上で手軽に使える
ネット上で手軽に使用できる点も人気が集まるポイントです。Amazonのアカウントで、ギフト券に記載してある請求コードを入力するだけで、ギフト券の金額分の商品をAmazon内で購入できるようになります。
ギフト券を登録するにはAmazonのアカウントが必要なので、Amazonギフト券をもらう前にアカウントを作成しておきましょう。
あくまでキャンペーン特典であって返礼品ではない
Amazonギフト券はあくまでもキャンペーン特典であって、返礼品ではありません。
2019年に地方税法の改正によって、返礼品の割合を寄付額の30%以下、返礼品は地場産品のみといった規制が入り、自治体はAmazonギフト券を返礼品にできなくなりました。
したがってAmazonギフト券のみが欲しい場合は、ふるさと納税では対応できません。返礼品に付随するサービスとして認識しておきましょう。
一部のふるさと納税サイトはAmazon Payにも対応
Amazon Payは、Amazonが提供するキャッシュレス決済サービスです。Amazonのアカウント情報を使って支払いを行うので、個人情報の入力などを省け、手軽に利用できるメリットがあります。
一部のふるさと納税サイトは、Amazon Payで寄付金の支払いが可能です。以下にAmazon Payに対応しているふるさと納税サイトをまとめたので、把握しておきましょう。
- ふるさとチョイス
- ふるなび
- ふるさとプレミアム
- ふるさと本舗
また、ここではAmazon Payを使用してふるさと納税を行う方法や、注意点を解説します。ぜひご覧ください。
Amazon Payを使う方法
以下にAmazon Payを使う方法を手順に沿って解説します。
- ふるさと納税サイトのなかから、Amazon Payに対応している返礼品を探す必要があります。検索画面の絞り込み機能を使って、対応している返礼品を探しましょう。
- 申し込みを進めていき、決済方法でAmazon Payを選択すると、Amazonアカウントのログインページが表示されるのでログインしてください。
- アカウントにログインすると支払い方法が表示されます。指定したいものを選択して寄付の申し込みを行い、申し込み完了画面が表示されたら完了です。
上記は一例なので、サイトによって多少の違いがある点には注意しましょう。
申し込み完了後の取り消しは不可
原則として、Amazon Payを使用して申し込んだ場合は、完了後の取り消しはできません。気軽にキャンセルできないので、寄付する自治体やもらえる返礼品、寄付金額をしっかり確認してから申し込みましょう。
ふるさと納税で返礼品とAmazonギフト券を手に入れよう
本記事では、ふるさと納税についてやAmazonギフト券の入手方法、Amazon Pay対応サイトなどを紹介しました。
ふるさと納税サイトのキャンペーンでAmazonギフト券を入手できれば、税制優遇されるふるさと納税がさらにお得になります。サイトによってキャンペーン内容や返礼品が異なるので、比較して自分にとって有益な方法を探してみてください。
便利なAmazon Payが使用できるサイトもあり、Amazonのサービスを有効活用して、ふるさと納税を行いましょう。