初めてのメルカリ出品ガイド|商品の登録方法や売るためのコツを紹介

フリマ

メルカリは簡単な操作だけで出品ができるので、不用品を売るのに最適。しかし、出品が初めてだと不安ですよね。本記事では、メルカリ初心者に向けて、商品の登録から出品までを解説します。

また、出品のコツも紹介するので、初めての方や売れなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

メルカリで出品する方法

まずメルカリで商品を出品する際の流れを説明します。メルカリでは、会員登録をしていなければ出品することはできません。

会員登録は事前に行っておきましょう。Googleアカウント、LINEアカウントなどがあれば簡単に登録できますよ。

出品のステップは大きく次の6つに分けられます。1〜5に関しては順不同です。

  1. 商品の写真を登録
  2. 商品名と説明文を登録
  3. 商品の詳細を登録
  4. 配送の設定
  5. 販売価格を設定
  6. 「出品する」をタップ

それぞれ詳しく見てみましょう。

1. 商品の写真を登録

①メルカリアプリの下部にある出品ボタンをタップ
画面中部にある「写真」or「アルバム」のどちらか選択。今回は写真を選択し、その場で撮ります。
メルカリホーム画面

②出品したい画像をアップロード
最大10枚まで登録できるので、購入希望者に魅力が伝わるよう、適切な枚数をアップロードしましょう。

画像アップロード画面

2. 商品名と説明文を登録

写真をアップロードできたら、商品名と説明文を登録。

商品名と説明文の登録画面

商品名と商品の説明は、購入する人の判断材料となります。できるだけ詳細を入力して商品の魅力を伝えていきましょう。

商品名

「商品名」は、40文字まで入力できます。商品名に加え、ブランド名や型番、色など、検索されそうな言葉を入力しましょう。

商品の説明

購入時期、使用回数、色、状態、使用例などを記載しましょう。

またブランド品を出品する際は、正規品の証明となるギャランティーや領収書、シリアルナンバー、タグなどについても記載しましょう。
商品名と説明文の登録画面

3. 商品の詳細を登録

メルカリ出品では、商品の詳細を登録する必要があります。商品の詳細に情報を登録すれば、購入者が検索時した時に見つかりやすくなります。

使用済みのアイテムを新品として登録するなど、虚偽の情報は入力しないようにしましょう。

 商品詳細の登録画面

商品の状態について、メルカリでは下記の判断基準を設けています。自身での判断が難しい場合は、ぜひ参考にしてください。

  • 新品、未使用:購入してからあまり時間が経っておらず、一度も使用していない
  • 未使用に近い:数回しか使用しておらず、傷や汚れがない
  • 目立った傷や汚れなし:よく見ないとわからない程度の傷や汚れがある
  • やや傷や汚れあり:中古品とわかる程度の傷や汚れがある
  • 傷や汚れあり:誰がみてもわかるような大きな傷や汚れがある
  • 全体的に状態が悪い:商品の全体に目立つ傷や汚れ、ダメージがある

出典:メルカリ

4. 配送の設定

商品の情報に関する登録が完了すれば、配送について設定していきましょう。

配送の設定画面

配送の設定では4つの項目があります。

配送料の負担

配送料の負担は、いわゆる出品者負担(送料込み)か着払い(購入者負担)かのことです。メルカリでは、送料込みのほうが購入確率は少し高くなります。

しかし、大きいサイズのものや、購入者の住んでいる地域によっては、想像以上に送料が高くなり利益が少なくなるので注意してください。

配送方法

商品のサイズ、形状によって適切な配送方法を決めなければいけません。また、配送時に匿名配送を希望する方は「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」のどちらかを設定する必要があります。

発送元地域

こちらの項目に関しては、メルカリに登録されている住所の都道府県を、自動で設定してくれます。もちろん、手動での設定は可能ですが、発送地域が異なると送料や届くまでの日数が変わるため、トラブルを避けるためにも正確に申請しましょう。

発送までの日数

購入者の支払いが済んでから、発送までの目安を登録します。基本的に、購入者はすぐにでも手元に欲しいため「1日〜2日」の最短設定を好みます。しかし、売れるタイミングはわからないので、仕事などで急に対応できない方は余裕を持って設定しておきましょう。

5. 販売価格を設定

最後に販売価格を設定しましょう。こちらは、300円〜9,999,9999円まで付けることが可能です。

 販売価格の設定画面

また、送料を出品者負担にしているのであれば、相場にプラスすることは忘れないでくださいね。相場がわからない方は、同じような商品を検索してみて、他の出品者を参考にしてみるのがおすすめです。

6. 「出品する」をタップ

各情報を記入できたら、最後に「出品する」をタップすれば完了です。

出品後は、マイページにて現在の状況を確認できるので、たまに覗いてみるとよいでしょう。閲覧者が少ないのであれば、商品情報を変えてみるのもおすすめです。

出品した商品の情報を変更・削除するには?

一度出品したけど、写真や値段設定を変更したいと思う場面が出てくるかもしれません。メルカリでは取引前に限り、出品情報を変更・削除することが可能です。

変更方法は、マイページログイン後に「出品した商品」から希望の商品を選択し、画面右下にある「商品の編集」から変更できます。

注意点は「取引前」のみ変更・削除が可能ということです。買い手がついた後は、変更できないので、価格や商品情報の入力ミスには気をつけましょう。

出品について知っておきたいこと

こちらではメルカリでの出品前には知っておくべき注意点について説明します。これから出品しようとしている人は要チェックです。

出品が禁止されているものがある

メルカリでは、条例に基づき一部アイテムの出品を禁止しています。たとえば、現金や商品券のやり取り、偽ブランドの出品などが該当します。

【禁止されている出品物の一例】

  • 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
  • ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データ
  • 新型コロナウイルスの影響に伴い、取引が禁止されている商品
  • 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
  • 知的財産権を侵害するもの
  • 盗品など不正な経路で入手した商品
  • 犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの
  • 殺傷能力があり武器として使用されるもの
  • 危険物や安全性に問題があるもの
  • 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの

禁止事項は非常に多いので、詳細が知りたい方は、メルカリガイド から禁止されている出品物でチェックしてみてください。

出典:メルカリ

取引でトラブルが起きやすいカテゴリがある

メルカリでは、いくつかの商品カテゴリーにおいて、トラブルが起きやすいと注意喚起しています。どのカテゴリーが該当するのか、こちらで見てみましょう。

スマートフォン

iPhoneを始め、使わなくなったスマートフォンをメルカリに出品している方は多いです。しかし、スマートフォンを出品する際は、次のポイントに気をつけてください。

  • ネットワーク利用制限が「〇」になっている
  • 端末が初期化されている
  • SIMカードを本体から出している

上記の3点は出品前に必ずチェックしておきましょう。ネットワーク利用制限が「×」や「△」になっている方は出品できません。なぜなら、本体代の分割が残っており、未払いが発生した段階でスマートフォンが使えなくなるからです。

チケット類

個人名が記載されているものは出品不可です。

ブランドアイテム

ブランドロゴやシリアルナンバー、付属品など、写真を見ただけですべてわかるようにしましょう。これは、偽ブランドの出品などによる詐欺被害が発生しやすいカテゴリーのためです。

購入者に安心してもらえるよう、本物であることがわかる情報はすべて記載しておくことがおすすめ。

商品が売れたら手数料がかかる

メルカリで出品したものが売れた場合、アイテムの価格から手数料を引かれた金額が手元に残ります。この手数料は、メルカリでは10%に統一されています。

たとえば、3,000円でスニーカーを販売したケースでは以下。
3,000円 – (3,000円 × 10%) = 2,700円

手数料を考えずに価格設定してしまうと、あまり儲からなかったと思うことも。また手数料は売れた段階で発生するので、出品だけで売れなかった場合はかかりません。

月に何度も出品をするのであれば、手数料は意識しておいたほうがよいでしょう。

出品できない場合に確認すべきポイント

せっかくメルカリで出品しようと登録をしたのに、「出品ボタンを押しても反応しない…」といったケースがあります。これは、少しチェックするだけで対処できることがほとんどです。

出品できない場合に確認するポイントとして、次の4つが挙げられます。それぞれ解説します。

  • Wi-Fiなどネット環境は良好か
  • エラーが表示されているか
  • 出品禁止のアイテムを売っていないか
  • 商品情報に不足・不備はないか

Wi-Fiなどネット環境は良好か

出品ボタンが反応しない原因の多くは、ネット環境を見直すことで改善できます。とくに街中だと、意図せずにWi-Fiに接続されてしまうことも。

この場合、気付かずにネット環境が悪くなっている可能性があります。出品できないと感じたら、まずはネット環境に問題がないかを確認しましょう。

エラーが表示されているか

出品ボタンを押した後に「エラー」と表示されているのならば、原因はアプリにある場合がほとんどです。そのため、アプリをアンインストールしてから再インストールすることで改善されるでしょう。

出品禁止のアイテムを売っていないか

ネット環境が良好なのに出品できない場合、そもそも出品禁止のアイテムを売ろうとしている可能性があります。

メルカリでは、法令に準じたものや一部アイテムの取り扱いを禁止しています。たとえば、以下のアイテムを出品しようとしても、登録エラーにより売ることはできません。

  • 電子データ(電子チケット、電子クーポン、QRコード、ダウンロードコンテンツなど)
  • 偽物のブランド品
  • 知的財産権を侵害するもの(海賊版DVDなど)
  • 武器や危険物など安全性に問題があるもの
  • 児童ポルノや18禁・アダルト関連
  • 使用済みの下着類やスクール水着・体操着・学生服類
  • 手元にない商品の出品やECサイトから直送品
  • 航空券、乗車券、旅行券や、転売目的のチケット
  • 花火、火薬、灯油、ガソリンなどの危険物
  • マスクや消毒液など、新型コロナウイルスの影響に伴い取引が禁止されている商品

メルカリでは、転売目的のアイテムの独占を厳しく取り締まっています。そのため、以前は出品できたアイテムでも、いつの間にか登録できなくなっていることもあります。

とくにチケット類やブランド品の出品は、意図せずにルール違反をしてしまうことも多いです。「知らなかった」ではすまないので、出品前に禁止事項の確認をしましょう。

商品情報に不足・不備はないか

商品情報に空欄や不備がある場合も、出品ができない可能性があります。未入力が原因で出品ができないのであれば、情報を埋めましょう。

しかし、ここでいう「不備」とは、禁止ワードの使用で該当することもあります。禁止ワードと聞けば、暴言や誹謗中傷を思い浮かべますよね。もちろん、それらも禁止されていますが、メルカリでは「3N」の使用もNGとなっています。

3Nとは「ノークレーム・ノーリーターン・ノーキャンセル」の略語。ネットオークションなどで返品ができない意味で良く使われています。

しかし、メルカリでは禁止ワードに指定されているので、何気なく使用して出品できないケースが多いです。また、NR(ノーリターン)だけでも出品拒否されるので注意してください。

売るためのコツも覚えておこう

メルカリで出品が完了すれば、あとは売れるのを待つだけで。しかし、初めて出品した方の多くは「売れない…」と感じることでしょう。出品者(ライバル)も多いので、何気なく登録して売るのは難しいことも。

メルカリで売るのならば、初心者でもいくつかのコツを意識しておくのが大事です。ここでは、売るためのコツについて解説します。

1枚目の商品画像にこだわる

メルカリでは最大10枚写真を登録できますが、1枚目の写真にこだわるようにしましょう。

なぜなら、メルカリでアイテムを探す際に表示されるのは写真の1枚目。そのため、この写真が目に留まらなければ、閲覧者は増えないでしょう。

1枚目に設定する写真は、見やすいものや特徴のあるものがおすすめ。難しいようであれば、他の人気出品者の写真を真似ることから初めてみるのもよいです。

商品名や説明文に検索されやすいキーワードを入れる

検索されやすいキーワードを説明文に入れるだけで、売れる確率は大きく上がるでしょう。なぜなら、商品は閲覧されなければ意味がありません。

この閲覧確率を上げることが、売れることへと繋がります。しかし、いくら検索されやすいキーワードといっても嘘はいけません。

たとえば、人気ブランドの類似品を出品しているのに、人気ブランドのキーワードを記載するとどうなるでしょう。出品者側にそのつもりがなくても、この行為は詐欺行為となり、訴えられれば重い処罰が与えられます。

まずはアイテムの名前やモデル名、素材などをきちんと記載しておきましょう。

「売れる時間帯」に出品する

メルカリに限らずオークションアプリでも共通ですが、19時〜22時が「売れる時間帯」と呼ばれています。

この時間帯は、会社員や学生、主婦など多くの人が落ち着いてゆっくりする時間。メルカリなどのアプリ使用率が上がるチャンスです。

9時〜22時を狙って新規出品してより目に付きやすくしましょう。

安心して利用できる「匿名配送」を選択する

メルカリ利用者の多くは、住所などの個人情報を他人に知られたくありません。購入者の中には、匿名配送に限って購入している方もいるでしょう。

もちろん、匿名配送でなくてもアイテムは売れます。しかし、少しでも売れる可能性を上げたいのであれば、匿名配送に設定しておくのがおすすめです。

送料は「出品者負担」にする

送料は「出品者負担」にしておくのがおすすめ。購入者の多くは、送料を高いと認識しているので「出品者負担」に設定しておくだけで閲覧数は上がります。

また、欲しいアイテムがあったけど、出品者が遠くの地域というだけで購入をやめる方も多いです。購入者の気持ちに寄り添った設定が、売るために重要なポイント。

説明文を詳細に記載してから出品しよう

メルカリでは写真を撮って、詳細を記載して売れたら発送するだけでお金が手に入ります。買取店に持って行く手間を考えれば、非常にシンプルで楽。

商品名や商品の使用期間、保存方法などを正しく記載すれば簡単に売れるでしょう。引っ越しや断捨離でものを売ろうと考えている方はぜひメルカリで売ってみましょう!

小池|KOSOTTO編集部

小池|KOSOTTO編集部

元バッグセレクトショップ店員。旅行とファッションが好き。古着をきっかけにサステナブルファッションについて興味を持ち、勉強中。

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