TPOによってカバンを持ち換えたいと思う人は多いでしょう。しかし、そのためにはさまざまなデザインのカバンが必要です。気がつくとカバンが増えてしまって、収納に困るということもあるかもしれません。
カバンは収納方法を少し工夫するだけで、すっきり片付けられます。ただ、その工夫の仕方がわからないという人もいるでしょう。
この記事では、カバンの収納ポイントについて解説します。カバンの形状や使用頻度別の収納方法についても紹介するので、参考にしてください。
カバン収納のポイント
カバンは、おしゃれをする際の必須アイテムです。しかし、その収納場所に困るという人もいるでしょう。
ここでは、カバンを収納するときに意識するポイントを解説します。注意点についても紹介するので、参考にしてください。
使用頻度によって収納場所を分ける
カバンは、使用頻度によって収納場所を分けることが大切です。
使用頻度が高いカバンをしまい込んでしまうと、使用するたびに出すことが困難になります。「出すのが面倒だからもう使わない」と思うこともあるかもしれません。
ショッピングバッグや通学用のカバンなどのよく使用するカバンは、出し入れしやすい場所に収納しておくと良いでしょう。玄関に近い場所に収納しておくと、出し入れが楽になります。
出しやすさを意識する
カバンを収納する場合、出しやすさを意識することも大切です。これは使用頻度の高さに関係なく、すべてのカバンにいえることでしょう。
「高かったから」「大切だから」などの理由でカバンをしまい込むと、使用しなくなってしまう可能性が高くなります。大切なカバンの保管にこだわることは重要です。しかし、出しやすさも意識して収納するようにしましょう。
型崩れに注意する
カバンを重ねて収納すると、上の重みで下のカバンやバッグが型崩れしてしまいます。一度型崩れしてしまうと、元に戻らないこともあるでしょう。
また、長期間引っ掛け棒につるしたままにしておくことも危険です。やわらかい素材のカバンは型崩れする恐れがあります。
使用頻度の高いバッグの収納方法
所持しているカバンの収納は、使用頻度によって変えることが大切なポイントです。よく使用するものは、急ぎのときでもすぐに手に取れる場所に収納したほうが良いでしょう。
ここでは、使用頻度の高いバッグの収納方法について解説します。収納に便利なアイテムも紹介するので、参考にしてください。
普段使いのバッグは見せる収納を
普段からよく使用するカバンは、持ち出しやすさを考えて保管することが大切です。
急ぎのときでも、簡単に手に取れる保管方法と言えば「見せる収納」でしょう。目につきやすいところに保管しておけば、すぐに持ち出すことが可能です。
ここでは、見せる収納に特化したグッズを紹介します。インテリアとしても使用できるので、参考にしてください。
見せるかばん収納 ドアハンガーフック
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お気に入りのバッグを、見せる収納でインテリアにできるアイテムです。奥行き16cm、幅20cm、前部分の高さは約8cmなので、大きめのカバンでも収納できるでしょう。
テープで貼りつけて引っ掛けるタイプなので、ドアやクローゼットや壁などに簡単に取りつけ・取り外しが可能です。模様替えや少し位置を変えたいというときにも、簡単に移動できます。
透明の収納プラスチックケース3つ 積み重ねのマグネット式
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プラスチックケースの収納ボックスです。外側は透明なので、中にお気に入りのカバンを入れるとインテリアにもなります。
ボックスの蓋はマグネット式なので、開閉は簡単です。急いで外出する用事ができたときにも、すぐにバッグを取り出せます。収納ケースは組み立て式です。素材自体は軽いので、体力に自信がない人でも簡単に組み立てられるでしょう。
Vacplus 大容量 収納ラック
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使用頻度の高いカバンが多い人におすすめの収納ラックです。
ひとつのボックスの大きさは、奥行きが40cm、縦と横はどちらも30cmと、大きなカバンでも収納できます。また、6ボックス、9ボックス、16ボックスの3つが展開されているので、バッグやカバンの数に合わせて選ぶことが可能です。
素材は、環境にやさしいポリプロピレンを使用しています。特有の嫌なにおいもないので、臭いに敏感な人にもおすすめです。
複数ある場合はポールハンガーを活用する
使用頻度が高いカバンがたくさんある場合は、ポールハンガーも選択肢に入れてみてください。小さなスペースで、多く収納できます。最近は、インテリアにもなるポールハンガーも多いのでおすすめです。カバンを掛ければ、さらにおしゃれな演出ができるでしょう。
また、カバンを掛けておくだけなので、外出時に取り出す手間が省けます。手早く身支度ができて便利です。
[山善] ハンガーラック
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「落ちにくい」「倒れにくい」の2点に注目して作られたハンガーラックです。土台は直径29cmの円形で、小さいと感じるかもしれません。しかし、この土台にはおもりがついているので、カバンを掛けても安定します。
カバンを引っ掛ける部分は90度に曲がった形状で、ずり落ちてくる心配もありません。また、ひとつのフックは長さがあり、複数のカバンを掛けられます。
QD-BYM ポールハンガー
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全部で9つのフックに、3つの収納棚があわさったポールハンガーです。ポールハンガーというと、フックだけのイメージがあるかもしれません。しかし、これは真ん中に3つの収納棚があり、引っ掛けることがむずかしいカバンも収納可能です。
土台は、厚くて重い底板を使用しており、安定感があります。最大100kgの負荷に耐えられるので、カバンをたくさん掛けても大丈夫です。
山善 突っ張りポールハンガー
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「ポールハンガーは転倒が心配」という方は、突っ張りポールハンガーをおすすめします。
天井から床まで突っ張り棒で固定できるので、転倒の心配はないでしょう。高さは140〜280cmに対応し、天井の高い部屋でも利用できます。
また、フックは360度の回転式で、使いやすい位置に微調整可能です。好きな場所にフックの位置を変えれば、引っ掛けたバッグ同士がぶつかることも避けられるでしょう。
使用頻度の少ないバッグの収納方法
使用頻度が少ないバッグは、重ねたり狭い場所に押し込んでしまったりすると、型崩れの原因になります。キレイに収納しておいたほうが良いでしょう。
ここでは、普段はあまり使わないカバンの収納方法について解説します。
棚で保管する
使用する機会が少ないカバンは、クローゼットや押入れに収納しておくと良いでしょう。
ただし、重ねたり押し込んだりするのは良くありません。棚を活用した保管がおすすめです。クローゼットや押入れに収納できる棚を活用すると良いでしょう。
ここでは、クローゼットや押入れで活用できる収納棚を紹介します。
ジアン フリー ラック 収納棚
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無駄を徹底的に削ぎ落したシンプルな収納棚です。すっきりしたデザインなので、押入れやクローゼットに入れておいても邪魔にならないでしょう。
収納ボックスの横幅は、ひとつが72cmとスマートです。多くの場所を取らないので、たくさん置いてそれぞれにカバンを収納してください。
組み立てははめ込み式で、工具は必要ありません。ひとりでも組み立てられる重さと簡単さなので、ひとり暮らしの人にもおすすめです。
アイリスオーヤマ 押入れ 整理棚 伸縮
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横幅が伸縮自在な、押入れ用の整理棚です。押入れやクローゼットの横幅、収納したいカバンの数に合わせて変更できます。
横幅は72〜92cmまで伸縮可能です。カバンやバッグをたくさん収納したい場合は、横幅を伸ばして使用しましょう。また、天板はプラスチック製です。金網のような細い形状ではないので、カバンの底を傷める心配がありません。
まるの樹Life-Plus すっ桐カバンハウス
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中に仕切りがある、ボックスタイプのカバン用収納棚です。仕切りは移動が可能なので、カバンの幅に合わせて調整できます。横幅が大きなカバンは仕切りを外すなど、さまざまな使い方ができるでしょう。
外側はしっかりした木製ボックス型なので、上に重ねても大丈夫です。中に収納したカバンが型崩れする心配がありません。
吊り下げ収納を利用する
押入れやクローゼットに棚を置くスペースがない、または置くことがむずかしい場合は、吊り下げ収納をおすすめします。吊り下げ収納なら、デッドスペースの活用が可能です。また、下にカバンを置かないので、クローゼットや押入れの中がすっきりします。
ここでは、押入れやクローゼットで吊り下げ収納する際に便利なアイテムを紹介するので、参考にしてください。
HORMAUWORD かばんかけ クローゼット 収納 吊り下げ
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突っ張り棒と合わせることで、吊り下げ収納が可能になるアイテムです。カバンを掛ける吊り下げフックは、さまざまな向きや位置に設置できます。ストラップの長さに合わせて、掛ける位置を変更できるので便利です。
また、フックの下にさらに同じフックを設置できます。数が多い場合は、買い足して繋げると良いでしょう。
山崎実業(Yamazaki) 高さ調節ドアハンガー
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クローゼットのドアに引っ掛けて使用するタイプのハンガーです。クローゼットのドアの裏側は、あまり使うことがないでしょう。ドアの上部に引っ掛けることで、裏側にカバンを収納できます。
下側のバーは、高さを変えることが可能です。引っ掛けるカバンのストラップの長さに合わせて、調整すると良いでしょう。
山善 突っ張り ポールハンガー (押し入れ クローゼット用)
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突っ張り棒タイプのポールハンガーです。このタイプは人気が高く、さまざまなスタイルのものが出ています。こちらは、押入れやクローゼット用なので小さめです。
ポールの高さは80〜207cmまで対応しています。低い押入れから、高さのあるクローゼットまで広く使用できるでしょう。フック部分は360度可動するので、好きな向きに設置してください。
布ボックスに収納する
布地ややわらかな革素材は、自立しません。そのため、収納棚の使用はむずかしいでしょう。また、自立しないやわらかな革素材のカバンは、フックなどに引っ掛けて保管すると型崩れしてしまいます。
このようなカバンの収納には、布製のボックスに収納すると良いでしょう。布製なので、型崩れの心配も軽減されます。
ストレージボックス
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窓つきの布製収納ボックスです。布製なので、やわらかな革素材のカバンを収納しても傷つきにくいでしょう。前面部分には窓が付いていて、中にどんなカバンを収納したのかわかります。
不要になったら折りたたんで収納が可能。スペースの節約にも役立つでしょう。簡単に水洗いできるので、清潔さを保てます。
ぼん家具 収納ボックス 布製 蓋つき
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蓋つきの布製収納ボックスです。布製ですが、作りはしっかりしています。蓋がついているので、積み重ねて使用可能です。カバンがたくさんある場合は、買い足して積み重ねて収納すると良いでしょう。
また、窓もついているので、蓋を開けて中身を確かめる手間が省けます。蓋はマグネット式で、開閉が簡単です。
TIANZONG収納ボックス
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大容量の収納が可能な布製収納ボックスです。幅35cm、奥行28cm、高さ18cmあります。布製収納ボックスのなかでも大きめサイズなので、カバンがたくさん収納できるでしょう。
蓋つき仕様のため、中にゴミやほこりが入る心配がありません。また、同じ布製収納ボックスを積み重ねることも可能です。
カバン収納は湿気対策も忘れずに
使用頻度が低いカバンは、しまい込んだままの状態になりがちです。
しかし、日本は湿気が多く梅雨の時期もあります。すると、革製のカバンにはカビが生えるかもしれません。使用頻度が低いカバンを通気性のあまり良くない場所に保管する場合も、湿気対策が重要です。
そこで、ここでは湿気対策によいアイテムをピックアップして紹介します。
コモライフ かばんの除湿・脱臭パック (10包入)
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カバン専用の除湿・脱臭パックです。カバンの中に入れておくと、除湿や脱臭をしてくれます。収納ボックスなどに一緒に入れておくと良いでしょう。
6〜8ヵ月は効果が持続します。半年に1回程度の割合で入れ替えると、湿気が多い梅雨の季節もカバンにカビが生えにくくなるでしょう。嫌なにおいがしなくなるのでおすすめです。
かばん用除湿・消臭剤
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カバン用の除湿・消臭剤です。袋から出して、そのままカバンや収納ボックスに入れておくだけで、湿気を吸収します。カビが生えにくい状態になるので、あまり使わないカバンもキレイに保管できるでしょう。
効果があまり感じられない場合は、2〜3個入れてみてください。消臭効果もあるので、嫌なにおいも取り除いてくれます。
カバンは適切な方法で保管しよう
カバンの保管は、使用頻度によって変えるのがおすすめです。
よく使うカバンは、インテリアも兼ねて見せる収納にしましょう。おしゃれに収納することで、部屋の雰囲気も明るくなります。使用頻度が少ないカバンは、湿気対策を忘れないでください。大切なカバンやキレイな状態に保つように注意しましょう。
上手にカバンを収納して、いつでも好きなときに好きなカバンを使えるようにしておいてください。