布団は収納スペースを大きく使ってしまうもののひとつであり、どのように収納すべきか悩む方も多いでしょう。
そこで本記事では、押し入れやクローゼットなどに収納する場合の、上手なやり方について解説。布団収納をなるべく楽にするためにはいくつかポイントもあるため、あわせてお伝えします。
布団を収納する際に役立つおすすめアイテムもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
上手な布団収納の仕方
どうしても広いスペースを使ってしまいがちな布団の収納ですが、できる限りスペースを有効に使って上手に収納したいですよね。
以下の3つのシチュエーション別に、上手な布団収納の方法を解説します。
押し入れに毎日出し入れする場合
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押し入れに毎日出し入れする場合、布団を置いた上のスペースが余ってもったいないと感じる人も多いのではないでしょうか。そんなときは下に空間ができるタイプの布団収納ラックがおすすめ。
ラックの下の空間を有効活用できてスペースを無駄にしません。布団が床から浮くため、すのこのように通気性をアップさせる効果もあります。
また、布団の畳み方を工夫するのもひとつの方法です。できるだけ場所を取らず、スペースを無駄にしない畳み方をみつけましょう。
クローゼットに毎日出し入れする場合
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布団を収納するときは、畳んで横向きにしまうのが一般的ですが、クローゼットの構造上縦のスペースが無駄になってしまう場合も多いのではないでしょうか。そんなときは布団を立てて収納する方法もあります。布団収納袋を使うと立てやすいでしょう。
ほかにも布団用の収納ラックを使うのもおすすめ。キャスター付きのものであれば、布団を乗せたままクローゼットまで運べるので、重たい布団を手にもって運ばなくていいのが便利です。
長期間収納しておく場合
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来客用の布団など、長期間収納しておく場合は圧縮袋が便利です。分厚い布団も薄くコンパクトにできるため、収納スペースをかなり節約できます。空いたスペースは、他のものの収納場所として有効活用しましょう。
掃除機などで吸引する必要があり多少手間はかかりますが、ホコリやダニなども予防できるため長期間使用しないのであれば、ぜひ使ってください。布団の枚数が多い場合などは、特に省スペース効果の高さが実感できます。
布団収納を楽にするためのポイント
シチュエーション別の布団収納の方法について解説しましたが、大きな布団をしまうのは案外体力を使うものです。布団収納をできるだけ楽にできたら良いですよね。
布団収納を楽にするためのポイントを紹介します。
収納しやすい布団を選ぶ
収納のしやすさで布団を選ぶことも大切です。寝心地がよさそうだからと分厚い布団を買ったは良いものの、場所は取るし重くて収納しにくいと後悔した経験がある人もいるのではないでしょうか。
収納のしやすさの観点からいうと、軽くてかさばらない布団が良いでしょう。たまに使う来客用の布団などではなく、毎日出し入れする布団の場合は、特に持ち運びのしやすさと収納のしやすさは重要です。
寝具を必要最低限にする
寝具を必要最低限にしてしまうのもひとつの方法です。季節によって毛布やタオルケットなどの寝具を使い分けたり、予備の布団を置いている人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、今後使うことのないものまで置いてしまっているかもしれません。
なくても困らないと感じる寝具があれば、思い切って処分することでかなりのスペースが節約できる可能性も。また、季節違いの寝具などしばらく使わないものは、圧縮袋に入れてコンパクトにして収納しておきましょう。
便利なグッズを活用する
布団収納に使える便利なグッズはいろいろとあります。ただ畳んで押し入れやクローゼットに入れるだけでは、収納力や見栄えの良さにも限界があるでしょう。グッズを使うと押し入れやクローゼットがすっきりと片付くことも。
大きく場所を取ってしまいがちな布団ですが、できるだけ邪魔にならないように収納したいですよね。限られたスペースを無駄にしないためにも、以下のような便利なグッズを積極的に活用しましょう。
- 布団圧縮袋
- 布団収納ケース
- 布団収納ラック
布団収納のおすすめアイテム10選
スペースを有効活用したり見栄えよくすっきりと収納したりするためにも、布団収納の便利グッズは必須アイテムといえるでしょう。
なかでもおすすめの布団収納アイテムを10個に絞って紹介します。
アストロ 敷布団収納ケース
シングルサイズの敷布団をすっきりとしまえる収納ケース。活性炭シートを挟んだ生地が使われているため消臭効果があります。布団をほこりや汚れ・においからしっかり守ってくれるでしょう。
においの気になる来客用の布団などの収納に良さそうです。
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クッションになる布団収納袋
掛け布団や毛布などを丸めて中に入れると、猫や犬・くまなどの可愛らしいクッションになる便利グッズです。素材は柔らかくて触り心地も良いため、癒しのインテリアとして使えるでしょう。
使わない寝具を収納できるうえに、抱き枕やクッションとして使えるのは嬉しいポイントですね。
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寝具収納ロッカー
通気性の良いカバーとキャスター付きの布団収納ラックです。カバー付きのため布団が丸見えにならず、押し入れやクローゼットに布団をしまうスペースがない場合も安心。場所を移動させたいときもキャスターで楽に動かせます。
布団の収納スペースに困っている人におすすめです。
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アイリスオーヤマ 押入れ整理棚 収縮 2個セット
横幅が72~92cmの範囲で収縮可能な押し入れ用の整理棚です。2個くっつけて使えば、上にシングルサイズの布団を置くことも可能。下のスペースが空くため、いろいろな物の収納に有効活用できます。
棚がすのこ状になっており通気性が良いのも嬉しいポイント。
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LATTCURE 布団収納袋 3個セット
両手にしっかりしたハンドルがあり、持ち運びしやすい布団収納袋。正面が透明ビニール素材でできており、中に何が入っているのかすぐにわかります。3個セットのため、布団以外に衣類などの収納ケースとして使うことも可能です。
別々にも使えますが、3個を重ねて置くことですっきりと収納できるでしょう。
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アストロ 収納袋 ホワイト Lサイズ 2枚組
くるくると丸めて入れるだけの巾着型の収納袋です。内ポケットで巾着の口をカバーできるため、ほこりの侵入を防げます。立てておくことも重ねておくことも可能で、押入れやクローゼットのスペースを無駄にしません。
収納袋として使わない時は、折りたたんで内ポケットに収納すればコンパクトになります。
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Amazonベーシック 布団圧縮袋
Amazonベーシックが販売している布団圧縮袋です。サイズも大きく、厚手の掛け布団や毛布もしっかりと圧縮可能。ハンドポンプが付属しているため、掃除機がなくても圧縮できますが、掃除機を使えばより早く圧縮できます。
プラスチック素材で耐久性も抜群です。
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ぼん家具 布団収納ラック
3段階に高さ調整ができるキャスター付きの布団収納ラック。高さ調整次第で下のスペースが空くため、布団以外のものの収納スペースとしても有効活用できるでしょう。キャスター付きのため移動も簡単にできます。
全体がすのこ状になっているため、通気性が良いのも嬉しいポイント。
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Wevac 圧縮袋
二重のシールジッパーで空気が漏れ出しにくい布団圧縮袋。電動ポンプ付きのため、掃除機がなくても簡単に圧縮できます。複合フィルムで作られているため、破れにくく耐久性も高いです。しっかりと圧縮してくれるため、かなりのスペースが節約できます。
湿気やダニからも守られるので、長期間使わない布団の収納にぴったりです。
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イニコライフ 布団収納袋 特大
掛け布団・敷布団・枕のシングル布団一式がすべて収納できる、大容量の布団収納袋。収納袋として使わない時は、折りたたむとコンパクトになるためスペースを無駄にしません。持ち手がついているため、持ち運びにも便利です。
不織布でできているため、ほこりや汚れはしっかり防ぎつつ通気性が良いのも嬉しいポイント。
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布団を収納する際の注意点
布団を収納するときは、しっかりと対策をしていないと大切な布団の状態が悪くなってしまうこともあります。
きれいな状態を保つためにも、布団を収納するときは以下のことに注意してください。
湿気対策をする
布団をカビから守るためにも、湿気対策は大切です。長期間使用する予定がなく圧縮袋などに収納する場合は、布団乾燥機を使うか天日干しなどをしてしっかり乾燥させましょう。
普段使っている布団であれば、できれば起きた後は30分程度広げて乾かしたほうが良いです。また、押入れやクローゼットは完全に閉めずに、通気のために少し開けておきましょう。
すのこで通気性を良くしたり、除湿シートを使ったりするのも有効です。
防虫対策をする
布団はダニが発生しやすいので注意が必要。人の細かいフケや垢はダニの餌になるため、布団を清潔に保つことが重要です。定期的に天日干ししたり、布団乾燥機を使ったりして湿気を取り除き、シーツや枕カバーはこまめに洗濯しましょう。
長期間使用しない場合に布団圧縮袋は有効です。圧縮する前にコインランドリーの乾燥機や布団乾燥機などを使ったダニ駆除をおすすめします。駆除した後は掃除機でダニの死骸を吸い取りましょう。
防虫シートやダニ駆除スプレーも有効です。
面倒な布団収納は工夫で楽にできる
毎日の布団の出し入れや、長期間使用しない場合の保管は、なかなか手間がかかり体力も使います。しかし、軽くてかさばらない布団を使ったり、寝具を必要最低限にしたりと工夫をすることで布団収納を楽にできます。
布団収納の便利グッズもぜひ積極的に使ってください。いろいろなアイテムがあるので見ているだけでも楽しいですよ。自分に合うアイテムが見つかると、面倒な布団収納がより楽に、そして楽しくなるでしょう。