骨格ナチュラルに似合う服・似合わない服とは。おすすめコーディネート5選

洋服

似合う服を知るために骨格タイプを調べ、「ナチュラル」と診断されたけれど、具体的にどんな服を着たらいいのかわからないという人は多いと思います。

ナチュラルタイプの特徴を知り、骨ばった部分をうまくカバーできるような洋服を選べば、身体のスタイリッシュさを活かしつつも女性らしい服装ができますよ。

身体にどのような特徴があり、どの服が似合うのかを知らないままだと、女性らしさがなくなったり、貧相に見えたりするかもしれません。

この記事では、骨格の3タイプ「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」のうち、「ナチュラル」に焦点をあてて洋服選びのポイントを解説します。

自分の身体的特徴に合った洋服がわかるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

骨格ナチュラルの特徴

骨格別に分けた3タイプのうちのひとつ「ナチュラル」は、骨や関節が目立ちやすく、直線的でスレンダーな体型をしていることが特徴です。日本人には少ない骨格タイプですが、モデルなどにはナチュラルタイプが多いですよ。

以下に、骨格ナチュラルタイプについてパーツ別の特徴をまとめました。

パーツ特徴
全体・骨や関節が目立ち、フレーム感（ガタイのよい感じ）がある
・肩からウエストまで逆三角形で直線的
・筋肉や脂肪がつきにくく、肉感が薄い
肌・硬すぎず柔らかすぎず
・個人差があるが、人によっては皮膚が厚めな人もいる
上半身・首から胸までが直線的なラインで肩幅が広く、鎖骨が目立つ
・バストの位置が高く、胸に厚みがある
手・指、ひじ、手首など、骨や筋がはっきりしていて目立つ
・身長に対して手が大きめ
下半身・ヒップが平面的・腰の位置が高く、腰骨に厚みがある
・ひざの皿が大きくて目立ち、スネの骨やアキレス腱がはっきりしている

骨太でしっかりした骨格のナチュラルタイプは、中性的でボーイッシュな格好が似合い、女性らしい身体の丸みやメリハリがあまりありません。肌を見せるような服を着ると、貧相に見えることも。

スタイリッシュな体型なので、ラフな服装やカジュアルな雰囲気を着こなせることが特徴です。

骨格ナチュラルの芸能人

骨格がナチュラルタイプの芸能人は、下記の方々が一例として挙げられます。着る洋服を選ぶときの参考にしてみると良いかもしれません。

  • 50代：今井美樹さん、天海祐希さん、鈴木京香さん
  • 40代：深津絵里さん、梨花さん、中谷美紀さん
  • 30代：綾瀬はるかさん、紗栄子さん、本田翼さん
  • 20代：永野芽郁さん、池田美優（愛称：みちょぱ）さん、生見愛瑠（めるる）さん

※年齢は2022年10月時点

モデルをしていたり、女性らしさのなかにもかっこよさがあったりする人が多い印象です。

骨格ナチュラルに似合う服・似合わない服

骨格ナチュラルの人は、身体のフレーム感を上手く隠した、スタイリッシュな格好が似合います。

ここでは、ナチュラルタイプの人に似合う服と避けたほうがよい服をそれぞれ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

サイズ

骨格ナチュラルに似合う洋服は、骨ばった身体を隠せるオーバーサイズのものです。ほかのストレート・ウェーブの骨格タイプが着るとだらしない印象になるゆったりめの服も、ナチュラルタイプならかっこよく着こなせます。

反対に、丈が短かったり身体にフィットしていたりする洋服は窮屈に見え、身体のフレーム感を強調するので避けたほうがよいです。

素材

骨格ナチュラルの人は、天然素材や麻・リネンなどのラフ感がある素材がよく似合います。古着感が強いヴィンテージレザーや、ダメージ・色落ちなどの加工がされたデニムも着こなせることが、ナチュラルタイプの特徴です。

タオルと同じ織り方をしたコーデュロイ生地や、ざっくりとした立体感のある網目模様の「ローゲージニット」も似合いますよ。

ナチュラルタイプに合いにくいのは、シルクやサテンなどの光沢がある高級感溢れる素材。中性的な洋服が似合うため、シフォンやレースなどの柔らかくふわふわした素材も苦手なので、避けたほうが無難です。

柄

骨格ナチュラルの人に似合うのは、勾玉模様の「ペイズリー」や、花・草木・果実などが入り混じった「ボタニカル」など、ランダムな柄です。ワンピースなど柄の面積が広い洋服も、不規則な柄のものなら着こなせます。

反対に、規則的に並んでいるドットや、甘いテイストの小さな花柄は浮いてしまうので注意してください。

首元

首が筋張っていて鎖骨も目立つナチュラルタイプは、首元がゆったりとしたタートルネックがおすすめです。暑い時期も、首元が開きすぎないデザインがよく似合います。

反対に、首元が大きく開いたVネックや、肩を出すオフショルダーなどは、広い肩幅や鎖骨、胸元の貧相さを感じさせるので避けましょう。

袖・丈

ナチュラルタイプに似合う袖のデザインは、肩先を覆うフレンチスリーブや、袖をゆったりと見せるドルマンスリーブ、肩を華奢に見せるドロップショルダーなどです。

反対に、肩幅が強調されるノースリーブやパフスリーブ（袖元が膨らんでいるデザイン）は、骨感やたくましさをさらに強調してしまうのでおすすめしません。

ボトムスも、ボディラインを強調しないマキシ丈のタイトスカートや、骨ばった足を隠してくれるワイドパンツ・ガウチョパンツなどが似合います。

ミニスカートやひざ上丈のキュロット、ショートパンツやスキニーなどはゴツゴツした印象を与えるので、ナチュラルタイプには合いにくい洋服です。

小物

ラフでカジュアルな印象が似合うナチュラルタイプは、天然石のアクセサリーや、太めのバンドを使った靴などが似合います。

また、小さなバッグなどを身につけるとがっしりした身体つきが目立つので、大きめのバッグを身につけたほうがバランスのよいコーディネートになりますよ。

骨格ナチュラルにおすすめの洋服コーディネート5選

ここでは、骨格ナチュラルの人におすすめのコーディネートを5パターン紹介します。

身体に合った洋服を着ればより自分をきれいに見せてくれるので、参考にしてみてください。

ゆったりニット×ロング丈スカート

上半身の骨感を隠してくれる首の詰まったゆったりニットに、同じくニット素材のロング丈スカートを合わせたセットアップスタイル。スカートがゴツゴツした足を隠しつつ、広がりすぎないシルエットなので、ゆるい印象を与えつつもすっきりと見せてくれます。

大きめのバッグを合わせてラフに着こなしてみてください。

ゆったりトップス×ワイドパンツ

オーバーサイズのトップスに、ワイドパンツを合わせるスタイルも骨格ナチュラルならではのコーディネート。

首や肩のフレーム感が目立つナチュラルタイプは、ワイドパンツを履いて視線を下に持っていくことで上半身をすっきり見せられます。骨ばった足首が出ないよう、長めの丈を選ぶのがおすすめです。

フレンチスリーブのワンピース

肩を少しだけ覆うフレンチスリーブは、肩幅が広い骨格ナチュラルの人に似合う洋服のひとつです。清潔感もあり、身体にフィットしすぎないものを選ぶことで女性らしさを出せます。

身体のラインが出るタイトなものでなければ、ギャザーの入ったワンピースもおすすめです。

ケープニット×白パンツ

ゆったりとしたケープニットやポンチョタイプのトップスに、センタープレスの入った白パンツを合わせるのもおすすめです。

ひらひらしている下側に視線がいくので肩をすっきり見せられ、女性らしい印象も与えます。「きちんと感」があるコーディネートなので、仕事やお出かけなどオンオフ両方で活躍するコーディネートです。

ビッグシルエットパーカー×ワイドパンツ

腰よりも長いトップスとアウターに、ゆったりとしたワイドパンツを合わせたスタイル。骨格ナチュラルの人はシルエットを縦長に見せたほうがよく、アウターはロング丈を選ぶのをおすすめします。

ボディラインが隠れるので腰骨も目立たず、上下ともにゆるい洋服を着こなせる骨格ナチュラルの特徴を活かしたコーディネートです。

骨格ナチュラルに似合う服を理解して、コーディネートを工夫しよう

ここまで、骨格ナチュラルタイプの身体的特徴と、似合う服・似合わない服、おすすめのコーディネートを紹介してきました。

骨や関節が目立ちやすく、スタイリッシュな体型のナチュラルタイプ。ゆったりとしたオーバーサイズのアイテムを選んだり、ボトムスにボリュームを持たせたりすることで、甘くなりすぎることなく女性らしい雰囲気を演出できます。

「ラフ」「カジュアル」といったキーワードを意識し、自分に似合うコーディネートを見つけてみてくださいね。

小池｜KOSOTTO編集部

小池｜KOSOTTO編集部

元バッグセレクトショップ店員。旅行とファッションが好き。古着をきっかけにサステナブルファッションについて興味を持ち、勉強中。

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